Aさんの映画レビュー・感想・評価

A

A

活きる(1994年製作の映画)

4.4

イーモウ最高傑作では。素晴らし過ぎた。国共内戦から文化大革命、40〜60年代の中国を映す。三体と合わせて見て時代感の解像度上がる。この頃の中国の庶民、凄い。人間万事塞翁が馬とはこのことやな。政治の怖さ>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.3

山崎節満載。愛すべき日本ゴジラ映画。実力俳優陣にあほほど喋らせてセリフぺたぺた映画に貼っちゃう感じ、こっちはゴジラ見たいのに、アホみたいにドラマしちゃう感じ、愛すべきおじさん映画だなって。でも私は山崎>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

凄く良かった、轟音は。
でも轟音だけ。ノーランのいつもの自分対世界の表現(小難しいやつ)が轟音と相まって凄いので、おおー!ってなる。息を呑むシーンもあって感動もした。大泣きした。でも、ずっと会話、冗長
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.5

絶対ファーストキルじゃなくて草なんだけど、アッ!と展開があり意外と良かった。続編期待値ゼロだったので。エスターって何者がわかってる時点で価値がなくなるところを、脚本の力でサスペンス調理してて、これスリ>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.2

スターウォーズEp5的でもありEp3的でもある。ハンスジマーと映像が凄すぎて、至福の時間でしかなかった。砂漠美しすぎ。Part1よりは断然面白かったといえるけど、つまらないことには変わらない笑。つまら>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.9

A24×アリアスター原点。死ぬほど怖くて笑い感動できる傑作。逃げられない感じの恐怖がずっと続く。映像がバキバキでめっちゃキマってる。叫び声だけ響かせて映像は寝てる長男のトラウマピークとか、後半の奇天烈>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

最高であった、。ランティモスきもー!と思いつつ、ベラの成長物語として満足なのと、ラスト(からの美術館エンドロール)好きすぎた。モノクロの世界から飛び出して、結局その元々モノクロだった世界が1番心地が良>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

ルーリードが良すぎるせいでスコアが自動的に上がってしまう映画。役所さんの笑顔が素敵すぎた。アダムドライバー大好き芸人だけど、これ見たら流石に役所広司やべえとなるよ。(別にジャームッシュとは思ってないけ>>続きを読む

テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)

4.1

最高!好きすぎるー!男性社会からの解放や抵抗みたいなテーマが、ロードムービーってフォーマットにハマって見事な逃避行と泣けるカーチェイス(ハンスジマーのせいで大泣き)に圧倒される傑作。シスターフッドあり>>続きを読む

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

5.0

もう何百回観てるかわからんけど初めて劇場で見てずっと踊ってた。流石にじっとしてられないので立たせてほしい。サイコキラーで始まり、「やあ、テープを持ってきた」からのビート、動くデビットバーンと弾き語りジ>>続きを読む

真夜中の虹(1988年製作の映画)

4.8

表情や心理描写でなく行動で描かれる人物像に魅力される。流石カウリスマキ。歌謡曲の情緒。淡々として会話も徹底的に削ぎ落とされてるのにタランティーノみてるみたいにこちらが高揚してしまうの凄すぎる。
Aie
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.5

カウリスマキまじ好き。生きる希望もらえる。労働者三部作に続き、今回もジメーっと暗くてキレキレの顔たちに笑いつつ、ちゃんとどーしょもないあの人たちの人間模様にド共感できる。カウリスマキの暗めの縁取りに、>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

4.7

このためだけに劇場行った。小さい時からヘラクレス、ムーラン、ノードルダムの鐘とかあの辺のディズニー映画が大好きで、わんわん物語とかブラザーベアとかターザンとかもちろんピーターパンも死ぬほど愛してるので>>続きを読む

ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.5

みんなの願い事キレイ過ぎて、私のウィッシュがあんなキラキラスターみたいに光輝かなそうで泣いた。ディズニー100周年でこのレベルの作品は正直残念。泣いたけど。

(2023年製作の映画)

3.4

たけしの撮る世界観と戦国時代マッチしすぎてた。加瀬亮よかったわあ、面白かった。小舟で切腹するシーンのバッグの綺麗な海と同時に切り替わるたけしのふざけ写すカメラが好き。
でも私はアウトレイジ以降のたけし
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

3.8

終盤の狂った感じが美しすぎて、すっごい泣いた。

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.6

真面目に作るところと、死ぬほどふざけるとこ、オタクっぷり炸裂しててやはり楽しー
イシイの顔好きや〜

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.7

vol.1より控えめな印象。会話劇がヌルい。アクションと血を抑えるならもちょっと面白い会話が聞きたかったな。vol.1のが流石におもろかった。てかタラちゃん久々に観た。やっぱ好きだなと思ったww。
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こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

4.0

お母さん役の顔が涙を誘う...母娘、無条件に大泣きする方程式成立しすぎてヒクヒク泣いた。コメディタッチなのも良い。バックトゥザ・フューチャー導入でノスタルジックに描かれる当時の中国の営み画がとても好き>>続きを読む

ぼくの小さな恋人たち(1974年製作の映画)

3.5

ユスターシュ初めて観たけど面白い。少年映画としてずっと観てられる青臭さ、見てられない感がとても良い。大人は判ってくれないより視座が低めというか、アダルティなところ好き、男の子。

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

4.0

序盤の世界観の説明映像は良すぎ。オーウェルの1984をちょい笑える味付けの世界観にしててビジュアル忙しくて楽しい。食事シーンとか、イチイチこれどゆことだって小説で解説してほしさを楽しむの楽しかった。流>>続きを読む

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

4.0

素敵すぎて、そして切なくて、ぶわって泣いた。なんと幸福な余韻。牯嶺街も素晴らしかったけどこちらも最高。堪らん余韻!見てよかった♡
日本のアホみたいなバブル恋愛とは違くて、どこか暗くて、皆んな踠いてて、
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

5.0

映画館で観れて本当に良かった!映像を追うだけで感情死ぬほど揺さぶられる。グサグサと心臓突かれまくり、久しぶりにこんなに映画に埋没した。時代の匂いが香ってくる生々しさ、光と影、愛と憎悪を丁寧に描き切って>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.5

冒頭の2001年パロで笑顔になってみてたけど、結局うぜえなで終わった。
グレダ×バームバックですごい構えてたから、ある意味軽々しくて素っ頓狂な感想受けた。こんな味付けになるのか..。なんだろう、単純に
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.1

こーゆーラブストーリーで良いんだよなあ、とくそ泣いた!毎夏感動をありがとうピクサースタジオ。2/1〜とか、ルカとか、まあ1ヶ月も経てば忘れちゃうそうな感動なんだけど、ディズニーエナジー定期的に補給した>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

4.0

シリーズで1番好き!冒頭数分でもうおもろい。あまりにも可哀想なヒロインと、インドの侮辱具合が凄まじい。猿脳とか酷すぎてもはや笑える

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ずっと泣いた。宮崎駿の作品を見るのは風立ちぬぶりだけど、劇場で観れて良かったのは間違いナシ。。宣伝なし/公開直後も賛否両論で、観るの怖かったが。。
過去のジブリ作品の要素があまりに多くて、全て過去作の
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

インディジョーンズみたいな多くの人に愛されるド定番冒険シリーズモノは、観る人それぞれ求めるワクワクや大冒険や夢みたいなものがあるからこそ、シリーズの終わりが見えた時、観たかったものが見れなくて嘆いたり>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

良かった..。もうずっとツーツー泣いてた。ラストシーンからのエンドロール「坂本龍一」のテロップ見て反射的に大泣きした。
マジョリティの無知を描いた作品。にうつった。クィアパルム賞受賞っていうのもなんか
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.5

ディズニーオリジナルで育ちすぎて、実写版尽く嫌い・アリエルも好きすぎるので実写化やめろやーと思ってたけど、観てみたらとても良かった。
どうしても80年代のアニメの描写と答え合わせ的に比較して、ここは違
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ロバート・アルトマンのイメージズ(1972年製作の映画)

2.1

観てて頭痛が...。特に賞賛すべき点が見つからなかった。怖くないし面白くない。ジョンウィリアムズ心に響かなすぎてないた
物語やアートワークを生み出すような構成なのが印象的。にもかかわらず初めのストーリ
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ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

4.5

初アルトマン。エリオットグールドのフィリップマーロウ像がもう堪らん。70年代の時代感彩る名脇役・名セットたち。掴みの茶トラ猫ちゃんのシーンで心鷲掴みにされた。きっとこれから何度も再生すると思う。
壁で
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モンパルナスの灯(1958年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

衝撃的。あまりの凄さに泣きじゃくり、過呼吸になった(号泣)
ラストのカットの止まらぬ動き、ジャンヌの美しすぎる笑顔、魂が震える。こんな映画撮れるの、凄すぎる。大雨に打たれた感覚、、、。ショックすぎる。
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

4.5

良すぎて泣いた。込み上げてくる感動がある。ジョーストラマー良すぎいい!ジョーストラマーのbarでの演奏シーン、ドワネルファンの私歓喜。レオーの前に現れる花を売る女とか、なんかもう構図が美しすぎる。死に>>続きを読む

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.9

イリスの解放。労働者三部作、救いのなさが時代感とともに迫ってくる。なんも言葉ないのに、音楽だけで場面繋げて反骨精神植え付けてくるの、たまらんカウリスマキ節。ジュークボックスから流れるthe reneg>>続きを読む

めし(1951年製作の映画)

3.4

良い話っぽく仕上げてるけど全然いい話でなくて笑う。つまらないものですが...って差し出されたもの、まんまほんとつまんねえな!って返したくなるような、茶番見せられた感ある。全てが浅くね?それで良いのか?>>続きを読む

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