ひさんの映画レビュー・感想・評価

ひ

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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

家族の話。
才能のある子は、才能を閉じ込めるような環境でなければ育つ子はきっと育つと思う。そして、生まれ持ったその才能は誰のものでもなくその子自身が育てていくもの。
裁判で争う二人が実の親子であるのが
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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

私は特別ウェス・アンダーソンのファンというわけではないけれど、彼の作品はときどき無性に観たくなる。
今回もまた立ちに立った個性的なキャラクターたちが登場しており、一度ごちゃごちゃにもつれ合った人びとの
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トッツィー(1982年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

男性が女性のフリをすると、女性とは違う考え方や話し方が『自分らしさを持った女性』として捉えられる。私がジュリーだったら、最後マイケルを受け入れられないと思うけど。

バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞途中、巨人はバーバラの抱える闇の象徴だとは思っていた。過去に何かがあって、それに対する感情なのだと。だけど、それが病におかされた母の死の恐怖だと知った時、バーバラはそれまで巨人と戦おうと対峙してい>>続きを読む

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

3.4

授業で少し観る機会があって気になったので、個人的に観た。
ストーリーはあってないようなもの。とにかく音楽が好きで、音楽を楽しめる人ならば楽しい作品。レイ・チャールズがイケイケの楽器店の親父でとてもい
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映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ひつじのショーンらしいポップでキュートな作品。ショーンを中心にティミー、ママ、ツインズ、ヘーゼル、ナッツ、シャーリーのひつじ達が大活躍という構図は変わらずに宇宙人のルーラやエージェントレッドの存在が物>>続きを読む

ダンボ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ディズニー制作のアニメ版は未鑑賞のため、上手く比較はできないが若干話に違うところがある様子。アニメ版は最後ダンボは母親と共にサーカスで暮らしていくのだが、今作の結末はミリーを初めサーカスの人々によっ>>続きを読む

恋愛小説家(1997年製作の映画)

4.2

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こんなにわくわくする映画を久しぶりに見た。作品というか、三人のキャラクターや状況がとてもぴったりハマっていて、お話の展開が超自然。本当に観やすい。偏屈な恋愛小説家が少しずつ素直になれる過程がもどかし>>続きを読む

歌声にのった少年(2015年製作の映画)

3.2

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歌の上手さが私にハマらなかったので、微妙な感じ。ただこの物語が完全なるフィクションではなく、事実に基づいて作られた作品というのがなんとも。良いよね。フィクションかと思うような奇跡のこういう物語。
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普通の人々(1980年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

すごく日本の作品に近い雰囲気。というのも、海外の家族モノって、関係がとても上手くいってる仲良し家族か家族として上手くはいかなかったけど良い関係を保っている人々っていうイメージがあったから、こういう風>>続きを読む

カントリー・ベアーズ(2002年製作の映画)

3.3

ディズニーランドでもっとも好きなアトラクションはカンベア、ということで観てみたのだけど🐻達がそこまでかわいくない。カンベア推しのゴーマー(名前だけ出て来た)やアーネストは出て来ず・・・
人間と🐻が
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我が家の楽園(1938年製作の映画)

3.4

1938年に公開されたとは思えない。個性的なキャラクター、上品な程度のコメディ、分かりやすいストーリー。面白かった。最初おじいちゃんはお金が有り余ってて、だから好きなことをして暮らしてるのかと思った>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

数々の賞の受賞から言うまでもないけれどエディ・レッドメインの演技がまあ素晴らしい。もうその人にしか見えなかった。最後に現在から過去へ遡る描写があるけど、改めて見ると病気の進行が本当に丁寧に演じられて>>続きを読む

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

最初なんとなく観ていたときは「すごくにている子役だなぁ」と思ってしまっていたのだが、まさかずっと同じ人々が演じていたとはびっくり。フィクションの世界において、そういった本物の人間の成長というリアリテ>>続きを読む

タイタニック(1997年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

恥ずかしながら、大体の内容は知っていたのだがきちんと観るのは今回が初めてだった。
とても自然に、惹かれ合うふたり。
たまに映画やドラマで私たちだけ楽しければオッケーみたいなカップルが出てきたりし
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草原の実験(2014年製作の映画)

3.4

この作品のカットはどこを切り取っても構図や色彩が美しい、けれど現実世界ではもちろん、たとえ映画の中でさえもそれってなかなか普通じゃない。違和感。核実験で汚染された地域特有のもののような気がする。怖い>>続きを読む

マスク(1994年製作の映画)

3.3

子供の頃に観てすごい好きだったような気がするのだが、改めて観たら「ふつう」な印象。もちろんちゃんと面白い。昔観てた時はあのマスクは自分で取れないのかと思ってたけど普通に自由に取れるのね😂操作性がある>>続きを読む

帝一の國(2017年製作の映画)

3.5

間違いない感じの面白さ。キャラがはっきりしていて、大体どんな感じになるかは正直分かるけど楽しい。弾はハマりすぎていてちょっとずるい。竹内涼真ってなんかずるい。キャラ設定そのものにしか見えないのがとて>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

時間を遡ってやり直す系のお話では、結局やり直さないのが一番って展開がよくあるけど、この作品ではティムがメアリーと上手くいくために何度もやり直して上手に生きていく、というタイムトラベルに対してポジティ>>続きを読む

アマデウス ディレクターズ・カット(2002年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

フィクション作品として。
中学生の頃に一度この作品を授業中に観たと思うのだけど、あまり覚えていなかったので再度の鑑賞。
モーツァルトが死んだのは私のせいだ、と語る元宮廷作曲家のサリエリ。神とは一
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

正義と悪は表裏一体。正義を守る警察がそりゃ弱くては困るけれど、暴力や法律違反など何でもアリで捜査に臨むとは。やってることは犯罪者と同等である。逮捕した犯人の罪によって点数が変わる制度はやる気が出る一>>続きを読む

団地(2015年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

たまらない独特の空気感。すき。テンションは高くないけれど、気づいたら飲み込まれている。団地だからこそ、引き起こる想像とパニックに信じがたい現実が入り混じって何が何だか分からない。「そんなこと有り得な>>続きを読む

シコふんじゃった。(1991年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

弱小◯◯部が、みたいな話はよくあるやつだけど例にもれず面白かった。私も相撲のことはまるで分からなかったので、秋平達と同じようにその世界に入れたのがわかり易くてよかったと思う。正直三部の試合の今までス>>続きを読む

フック(1991年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

展開は想像できてしまうけれど、それでもいいお話だった。ピーターパンの物語はもちろん知ってるが、ジェームス・バリーの原作については深く知っているわけではなかったので一度きちんと原作を読みたい。
ロス
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無伴奏(2016年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

どうしても成海璃子の時代の喋り方が台詞っぽく聞こえてしまって苦手だった。斎藤工だったら何の違和感も無いし、ちょっと考えればあの二人怪しいって思うはずなのに、あの雷雨の夜のシーンまで一ミリも渉と祐之介>>続きを読む

カサンドラ・クロス(1976年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

まるでドキュメンタリーのような現実的で悲惨なハッピーエンド。一等車両が橋から落ちていく描写や、橋の鉄骨が車両に突き刺さる描写がとても見ていられないほどショッキングだった。
物語は大きく分けて2つに
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ディズニーチャンネルで昔からたまに予告が流れるのをずっと見ていたのでようやくの鑑賞。家族でゲームやる話だと思ってたら、4人でゲームをしていた時はアランとサラは夫婦ではなかったし、ジュディとピーターは>>続きを読む

ハートビート(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

才能のある若いバイオリニストとダンサーのお話。少し期待しすぎてしまったのか、いまいち満足できず。。。
お祖父さんのバイオリンが当日に戻り、ジョニーは出番の数分前に現場入り、夢がないかもしれないけど
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.4

ずいぶんダークなおとぎ話というか。オフェリアにしてみればハッピーエンドだけど、現実的にはバッドエンド。すっきりはしない。あっそれでオッケー?感はすごいが、たぶん"やったー!ハッピーエンド!!!"って>>続きを読む

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