セレクトさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

メイク・マイン・ミュージック(1946年製作の映画)

3.4

なぜかDisney+で配信されてない謎の作品。

10話のオムニバスで構成されており、それぞれ個性があって良かった。

特に「みんなでジャズを!」は私の好みがぶつかって1番楽しみながら見ていた。やっぱ
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三人の騎士(1944年製作の映画)

3.5

アニメーションと実写の融合によって表現するダンスと音楽が素晴らしい。

前作はアニメと実写が交互だったが、今回はミックス。世界初の試みとしては十分な出来。

ちなみに、あのロバはほぼピノキオに出てきた
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.9

テンポよく物語が進むので見ていて飽きない。

ジェイソン・ステイサム率いるチームが痛快なアクションを披露するが、テンポが良いため、ややあっさりとしているかもしれない。まぁこのくらいちょうどいいアクショ
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ブラジルの水彩画(1942年製作の映画)

3.5

いきなりフリーザ様後輪

ラテン風の音楽に合わせておしゃれなアニメを描いている。

これが1番好き。

ラテン・アメリカの旅(1942年製作の映画)

3.2

戦時中の南米は映像を見る限りのどかな雰囲気だった。

バンビ2/森のプリンス(2006年製作の映画)

4.0

バンビの母親が死んでからその後を描いた物語。
今回から新キャラのロノが嫌なやつとして登場。

父親とバンビの微妙な距離感がまたリアル。
もうちょっとミーナの登場を増やした方が良かったかも。

バンビ(1942年製作の映画)

4.1

可愛いバンビから逞しくなるバンビになるまでの成長を描いた物語。

森の奥行きの表現の仕方とか、動物たちをスタジオで放し飼いするなど、斬新な手法が美しいアニメにつながっていた。

どうやら、アメリカのと
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ダンボ(1941年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ダンボがとにかく可愛い。
1時間という短さで物語を一本に完結させる手腕が流石ディズニー。
ダンボの大きな耳がコンプレックスから唯一無二の武器に生まれる瞬間は感動もの。
また、檻に閉じ込められた母親と再
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ファンタジア2000(1999年製作の映画)

3.5

ファンタジアの続編!

アニメーションの技術がやはり進歩していると実感した。滑らかな動き、細かな動きは前作でも描かれていたが、今作は鮮明に描写しており、綺麗だった。特に、ローマの松の鯨の大群は素晴らし
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シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.7

自己愛が暴走すると自分自身を傷つけてしまう。

だんだんとシグネの皮膚がボロボロになっていく様子を見るのが辛かった。注目を浴びるために、ここまですることはないだろうと思いながら見たけど、なかなかの強烈
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ファンタジア(1940年製作の映画)

3.4

なんだこれ!?
想像と全然違う!
まさかのオムニバスで、
実験映画と芸術映画じゃないか!!

最初、実写?と思ったけど、だんだんとディズニーの意図がわかってきた。クラシックをアニメーションで表現する画
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

マッコール最後の仕事!!

シチリア島のマフィアを徹底的にぶちのめす。仕事が早いマッコールさん。もうボスの殺し方がえげつない。支配した街を這いつくばりながら死ぬボスを見届けるマッコールの仕事を抜かりな
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

マッコールの元同僚と対決!

ラストのバトルは痺れた。

お話に全然関係無いけど、今回のデンゼル・ワシントンが元巨人のクロマティに似ていた。

ピノキオ(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

アニメ版と見比べると、色々と異なる箇所があるので、それなりに練ってあるということは分かる。特に、学校に行くシーンはアニメ版では話があやふやだったので、実写版で解消されたのは良かったと思う。また、プレジ>>続きを読む

アナログ(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

心温まる大人の恋愛。
鑑賞後ほっこりした気分にさせてもらった映画。

現代はマッチングアプリで恋愛をしがちで、突然の出会いから恋愛に発展するケースはレアな体験だと思う。こんな古典的なストーリーは現実に
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ピノキオ(1940年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

子供向けとは言え、結構ダークなお話だった。
原作は白雪姫同様、怖いみたい。でもこのトラウマが子供にとって戒めとなり、嘘をつかないこと、悪事をしないことに繋がってくるだろう。子供からロバになった後の描写
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白雪姫(1937年製作の映画)

4.7

とても戦前に製作されたとは思えない完成度。
初の長編アニメーションがこの完成度ならばそらディズニー天下取りますわ。

25万枚にも上るセル画の枚数で、この滑らかな動きが可能になったということで、当時の
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蒸気船ウィリー(1928年製作の映画)

3.5

ディズニー100周年ということで、まずはミッキーとミニーの初デビュー作品から鑑賞。

現在では愛嬌のあるミッキーだが、昔は結構ヤンチャなやつだった。ミッキー誕生の背景は元々所有していた「オズワルド・ザ
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舞妓 Haaaan!!!(2007年製作の映画)

3.4

久しぶりにくだらないけど笑える映画に出会えた。
阿部サダヲ初主演作にして、怪演見事に演じきった。最初から最後までずっと同じテンションで続くから、後半ダレてしまった。

ある意味京都disみたいな映画で
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

本当のことを言えば心がスッキリするのに、嘘を言ったり、黙ったりしたら、胸がもどかしくなった経験は恐らく誰にでもあるだろう。トラウマを経験したら尚更だ。

日本人の本音と建前の境界線が水面のようにはっき
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イコライザー(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジョン・ウィックと比較してみると結構面白い。
ジョンは復讐のために、ロバートは正義のために殺す。殺す量はジョンの方が圧倒的に多いが、ロバートは殺し方がちょっとグロい。ジョンは動、ロバートは静というイメ
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

W主演の安藤サクラと山田涼介を調べてみると、なんと東京出身!
違和感もなく、普通に関西弁を使いこなせていることに驚愕した。
主演以外のキャスト陣もまぁ凄い。恐らく関西出身じゃない方もいると思うが、大阪
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

チャプターを重ねるごとに上映時間が増えるジョン・ウィックシリーズ。今作はシリーズの集大成として、ジョンの生き様を見せてもらった。

アクションはスクリーンで見ると迫力が増して、目まぐるしいアクションで
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.0

世界観が拡大していき、ジョン・ウィックが常に追われる立場になることで緊張感が増してくる。

今作は前作に比べて、敵の特徴やアクションに工夫が施されており、ワクワクしながら見ることができた。特に馬蹴りや
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.6

前作同様、キアヌ・リーヴスがひたすら殺すのみ。

前作から変わったことは若干殺しのレパートリーが増えたくらいかな〜

前作よりグレードアップしているけど、エンターテイメントは前作ほどでもなかった。
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.0

ここまで来るともはや爽快さを感じるアクション。

ジョンウィックシリーズ初鑑賞ということで、アクションがすごいと話題になっていることから期待していたが、想像以上に無茶苦茶やっている笑

序盤は暗い映画
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.8

これほど身の毛がよだった作品は初めてかもしれない。

現実と虚構の自分の二面性を際限なく引き延ばし、鑑賞中不思議なほどに(いい意味で)居心地の悪い作品は初めてだ。


内田の顔が夢にでできそうだ。

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

これ実話なのか!!

デヴィッド・ハーパーかものの見事にハマってましたね〜
やっぱ父ちゃん的な役はピカイチだと思う

恥ずかしながらグランツーリスモがゲームであることでさえ知らず、日本発祥であることに
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

スペシャルドラマに引き続き映画も鑑賞。

期待通りの内容で、序盤から終盤に至る流れがスムーズに進行していき、ミステリーとしてよくできている印象。

久能整君の会話がどうでもいい内容と重く刺さるような言
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エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

4.0

映画史に多大なる影響を及ぼした今作。ホラー映画として初めてアカデミー作品賞にノミネートし、ホラーというジャンルの格式を上げた。

今のホラー映画の基礎として演出が確立していており、ストーリーも意外と人
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イントレランス(1916年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

4つのストーリーを巧みに織りなすグリフィスの力量に感服致す。

「國民の創生」の時もエキストラの多さは相変わらず、壮大なスケールに驚かされたが、今作はそれを上回る熱量を感じさせられた。特に古代バビロニ
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

これまでのポアロシリーズはミステリーを軸に置いていたが、まさかのホラー映画だったので普通にビビった。

サスペンス作品として最後のネタバラシがやや強引すぎるだろうと気になった。それでもミステリー映画と
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