雨空さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

雨空

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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

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とんでもねえ映画を観てしまった…なんだこれ…。
章立てて進んでいく物語。主人公がジャッキで女性を殺してから、どんどんと人を殺していく。芸術作品のように。美学をもって。
思っていた以上にグロテスクで、そ
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

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なんの変哲もない大学生活。日常に流されるだけの特別ではない自分。図書館にある稀少本の価値を知ったスペンサーが友人であるウォーレンにそのことを話したことがキッカケとなり、稀少本を盗む完全犯罪を企むことと>>続きを読む

アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

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青春ミュージカルゾンビ映画!!! 退屈な日常、高校生活。母を亡くし父娘の二人で暮らしているアナ。そんな退屈な日常が一変、クリスマスパーティを終えた世界は新しい朝(パンデミック)を迎える。
ゾンビの登場
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ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)

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がっつりホラーらしいホラーを観てものすごく気分が良い。前半部分でのラ・ヨローナが近くにいる(憑いてしまった)恐怖と地続きの日常、そこから物語が進むにつれて本格的になるラ・ヨローナとの対決。最高だった。>>続きを読む

ハロウィン(2018年製作の映画)

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40年前のハロウィンの夜に起きた凄惨な事件。その時の犯人が脱走した。ほどよい塩梅の怖さ。捕食者とされる側のり心理状態も、そして終盤にかけての展開がとても格好よかった。欲をいえばもっとやったれ!という気>>続きを読む

特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

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毎度とても重いテーマだなと思いつつ、内容を知っているのにそれでも前のめりになって観てしまうの、さすがだなあと思う。特捜部Qの関係性のよさを再確認させられ、また他人事ではないこの事件の悲惨さも再確認しつ>>続きを読む

メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

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すべての良さが感じられてとても素敵な映画だった。とくにメリー・ポピンズの良さと「メリー・ポピンズ」映画としての良さがすごく伝わってきて、単純だなあと自分でも思うけれど泣いてしまった。
伝えたいことがド
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

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池袋の映画館で観た。池袋の映画館で観たの正解だった。関西方面の方々の感想が気になるなと思いつつ、最高の茶番をありがとう。と、都民の私からは以上です。

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

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緊急通報のオペレーターにかかった電話。女性からのSOSは物語が進むほどに緊迫感が強くなる。
電話でのやりとりだけなのだけど、このやりとりのなかで主人公であるアスガーの背景も見えてくるところがすごい。徐
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ちいさな独裁者(2017年製作の映画)

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たまたま見つけた軍服。軍服を着て、大尉に成りすまし、その嘘がどんどん膨れていく。
いつこの嘘がばれるのだろうという妙なはらはら感と、軍服を着て大尉に成りすました彼の周りで起こることの緊迫感としんどさ。
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七つの会議(2018年製作の映画)

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内容、ストーリーと役者たちの相性がとてもよかった。妙に合いすぎていて面白かった。濃すぎるメンバーのこってり感もさることながら、サスペンス要素などとても観ていて楽しかった。

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

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不採用をどんなに食らおうとも自分の本を出版し作家になるため物語を書く。時代に翻弄されながらも、目指していた作家になり名声を手に入れる。しかし最後は出版を拒否。隠遁生活。
作家というものが抱えてしまうも
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ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

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エロとバイオレンス。絵にかいたような下品さと静かな田舎町との対比などとてもよかった。

サスペリア(2018年製作の映画)

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オリジナルを意識して観ると違和感。ただ、そこを考えず違う『サスペリア』として観るとものすごく好みの映画だった。ダンスシーンは魅了されたし、少女たちの表情、寮母たちの表情がたまらなかった。美醜は表裏一体>>続きを読む

黒人魚(2018年製作の映画)

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湖畔の別荘。そこにはある言い伝えが。夜に湖へ行ってはいけない。人魚に魅いられたが最後、自らが人魚に引きづられるか、愛するものと引き離されるか、もしくは愛する全員がいなくなるか。

ロシア映画でホラーだ
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来る(2018年製作の映画)

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悪い子は連れていかれる。

ラストにむけての、集結して一致団結で取り組む場面がものすごく好き。
怖さは笑い(面白さ)と表裏一体なところがあるけれど、すごく上手かったなあと。

黒木華女史の疲れた感じが
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

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クイーンをあまり知らなくても楽しめる。とは聞いていたけれどいやはや。苦悩と才能とエンターテイメント性の高さ。最高でした。
この映画をキッカケにクイーンを聴いてみようと思ったし、なによりライヴって最高だ
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

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一番最初『クワイエット・プレイス』とタイトルが出た瞬間から場内がしいーんと静まりかえる(ポップコーンの咀嚼音もなければ飲み物を吸い上げる音もしない)緊張感、緊迫感、とてもすごかった。
音がしそうになる
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

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サメ映画×ステイサム。最後の決闘シーンはさすがステイサムといった感じでよかった。メガロドンを見てしまうと通常のサメがとても可愛く見える。そして犬ですよ。犬が恐ろしいことになる映画は良い映画。

海の中
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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

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やっぱりプレデターは格好良い。そして宇宙犬がとても可愛い。フリスビーじゃなくて手榴弾で遊ぶ宇宙犬、可愛い。
イカれた人間vsプレデターとても良かった。

最後ちょっとその終わりなのみたいなのはあったけ
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

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めっちゃくちゃ面白かったと言うのは不謹慎というか、ちょっと違うかもしれないけれどめっちゃくちゃ面白かったブラックすぎるだろ笑うわ。
偉大なる同志スターリンの死後に沸き起こる“狂騒曲”。
でも本当に翻弄
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

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まさかのオーシャンズ11を未視聴だったのだけど、この映画を観る前に観た。そしてオーシャンズ8を観に行ったのだけど、なるほど11を観といてよかった!
いや、観てなくても楽しめるけれどやっぱりね。

華麗
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

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今回のミッション、アクション多めに感じられてわかっちゃいるけどハラハラする場面が多々で面白かった。思わず笑ってしまう場面もありつつ、主人公補正もしっかり楽しめて面白かった。

ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

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人間の卑猥で残忍なところをこうも上手く擬人化するとは。いや、間違えた。スーパーで売っている食品(野菜、果物、加工食品等々)やその他の商品の擬人化。
大筋は王道。スーパーの外は天国で、買い物客は神様。神
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

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序盤の冒険譚としての面白さ、そして物語が進むにつれて私たちが知っているハン・ソロが形つけられていく過程が観れてもう楽しすぎた。ドン底から這い上がり夢見たパイロットとして、そして自由を求めて困難を乗り越>>続きを読む

インフィニティー覚醒ー(2018年製作の映画)

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あまりにも好みすぎて最初から最後まで魅せられ没頭。
最初の、兄弟を俯瞰した映像から終わりもそれで締めるのもぐっときたし、夜明けの空、不思議な光、真夜中のパーティと湖...。全てが美しく、また内容的にも
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

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魅入ってしまった。随所に散りばめられている符号と相まっての最後の場面。鶏が三度鳴くとかとても上手く使っているし、何よりも怖い。怖いのに観てしまう。

序盤で、村で起こる不可解な出来事で『屍鬼』を思い出
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

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俳優女優陣たちプラス監督があの方なので、ポスターやトレイラーから受ける恋愛映画の印象のまま観たらたぶん違うのだろうなと思って観たら...いや、面白すぎるでしょ最高ですか。期待を裏切らない純愛!映画でと>>続きを読む

レゴバットマン ザ・ムービー(2017年製作の映画)

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悪役と正義の関係性。こじらせてるなあ。
ネタ満載突っ込みどころ満載なうえにちゃんと感動に落とし込んでいて最高だった。豪華絢爛すぎてすごい。

四月の永い夢(2017年製作の映画)

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ふとした瞬間の表情、風景、言葉、場面。とても素朴でいてとても素敵な映画だった。最初の場面の春から、最後の場面の夏の風景。
日常のなかで展開されていく心情だったり関係だったりが丹念で、ああ、こういうのあ
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

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初めてのクレヨンしんちゃん映画。笑いの入れ方が絶妙で、シリアスなのにおかしい。でも笑いでそのシリアスさや雰囲気が台無しになることがないのがすごい。
クレヨンしんちゃんの映画を観たことがなかったから、イ
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

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とても面白かったのだけれど、面白かっただけではすまされない怖さもあって考えさせられた。
でもめちゃくちゃ面白かったなあ。良い意味でも悪い意味でもカリスマ性ってすごいんだなとも思ったし、あの人のカリスマ
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イカリエ-XB1(1963年製作の映画)

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チェコのSF映画に惹かれて観賞したらばとても好きな映画で幸せ。
モノクロの見せる色の明暗と光陰とがあわさって、船内のSF感(?)がとても素敵だった。
旅の途中で遭遇する困難な状況は、乗り越えられるが決
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

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エディ・レッドメインを愛でようと思ってたら知らないうちに動物を愛でていた。

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

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あのドレス達、あのレース、そして色...
生地を裂く音、衣擦れ、生地に針を刺す音。
完璧なドレス、美しいドレスに込められたもの。そして映画が進むにつれて織り上げられる人物たちの心模様に圧倒された。
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