Kotyさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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走れ! T校バスケット部(2018年製作の映画)

3.2

冒頭のいじめ以外は優しい世界。
主人公を助ける者しか現れない、都合が良くしか進まない、脚本としては少し甘いとされるものかも知れないけれど、気軽に観れて、たまにはこういう作品も癒される。

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.6

感情が上手くまとまらなかった。高校生の時に観たらもっと気に入った気がする。

破滅的な生き方をする少年(余談だが、あらすじの煽りには美少年と書かれているけれど、日本人的感覚では美少年ではないような)、
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情婦(1957年製作の映画)

4.0

えっすごい!
50年前の映画にも関わらず、全く色褪せないハッとする衝撃がそこにあった。
原作を恥ずかしながら読んでいなく、ストレートに受け取ることが出来て実に幸運だった。

様々な感情が入り乱れるクラ
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彼は秘密の女ともだち(2014年製作の映画)

3.7

美しい、美しい映画だった。
大人になっても、片方が亡くなっても続く少女2人の友情。
情感たっぷりの音楽が涙を誘う。

片割れが妻から夫にすり変わってもそのどこか密接過ぎる関係は変わらず、傷を癒やしてい
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ハイヒール革命!(2016年製作の映画)

3.5

最初は全編ドキュメンタリーでも良いかと思っていたけれど、ドキュメンタリー×ドラマパートの試みは、これはこれで面白いかも。

濱田龍臣君の佇まいは瑞々しくて、ナチュラルで普通に馴染んでいてなおかつかわい
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カムバック・トゥ・ハリウッド!!(2020年製作の映画)

4.1

お約束てんこもりの痛快なお話。

身体の中にじわじわと嬉しさが溜まる感じ。熱い。

てっきりブラックジョークの路線で全編行くのかと思ったら、徐々に正統派にもなってきて
旧時代と新時代の融合した映画だと
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トリガール!(2017年製作の映画)

4.0

古くはDIVEみたいな青春スポーツエンタテイメント。

恋愛模様も、それをギャグに使ってくるのもなんかいいね。きれいな、爽やかな青春物でした。
土屋太鳳ちゃんの真骨頂ではなかろうか。パイロット3人のキ
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モヒカン故郷に帰る(2016年製作の映画)

3.5

絵面のアバンギャルドな、正統派の家族ドラマ。
この手のジャンルは久し振りに観た。
特に何かが起こるというわけではなく、けれど淡々としてもいなく、コメディ要素強めの懐かしい暮らしを垣間見れるような、幸せ
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白い沈黙(2014年製作の映画)

3.5

思ったのとは違ったけれど面白かった。
9歳の少女が誘拐されて、喪失の痛みに耐えながら生きている父と母の物語。
警察の捜査方法も正しいのかどうなんだ。親の気持ちになるといい加減にしてくれと思うものの、第
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フラワーショウ!(2014年製作の映画)

3.8

同じガーデニング物でも色々なテーマがあるのだなと感じさせられた。

若き天才が貧乏の中でも自らを信じて、由緒ある大きなコンテストにデザインした庭を出展しようと奮闘する話。
U-NEXTの煽り『爽快サク
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ウォーム・ボディーズ(2013年製作の映画)

3.6

ゾンビ側のモノローグから始まる冒頭で、最初から今作は普通のゾンビ映画とちょっと違うぞと感じさせる脚本が面白い。

ベストフレンドの、時々うめき合ったり見つめ合ったりするくだりのコメディセンス最高で、か
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シングルマン(2009年製作の映画)

1.2

淡々とした大人の物語?
評価も高いし、本来もっと何らかの心情が呼び起こされるとか、そういう見方を出来るだろう筈とは理性的には判断しつつ、そう観るときっと興味深く面白いのだろうと思いつつ、何を思えばいい
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サイモン&タダタカシ(2017年製作の映画)

3.3

淡々としたギャグの面白さがある映画でした。
モテない青春って感じでモゾモゾする。
ヒエラルキー低めの学生当時なら冷たい目で見られていたものが、それでも十分に青春で、今になると眩しく感じますね。
退屈は
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これが私の人生設計(2014年製作の映画)

4.3

仕事がなかなか評価されず貧乏な、でもポジティブな天才建築家の女性の物語。
主人公のコメディエンヌっぷりが見飽きないです。上手いなあ。

え、イタリアも女性蔑視されているの?とまず意外。
勝手にヨーロッ
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

2.3

主人公がだんだん嫌いになる映画。
科学的であれ、オカルトであれ構わないんだけど、どうやって、が省略されると私は落ち着かない。
心理的な駆け引きや怖さを楽しめる人には良いのだと思う。真面目なミニシアター
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.9

胸が潰れそうな映画だった。
サクセスストーリーであって欲しかった。

静かな映画からの、半分から急に社会派の様相。

審議の主題はマルコの筈だという主人公の片割れの言葉。
普通だと考えるようになるのが
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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

4.2

原題、聖ヴィンセントなのね。
掴みのジョークに持って行かれた。
観させるための邦題なのは分かるけれど、内容を考えると原題変えなくて良かったと思う。

好き勝手に生きる元気なおじいちゃんヴィンセントと、
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グレイトフルデッド(2013年製作の映画)

3.6

B級バトル物を期待しての思わぬ皮肉調の社会派、悪くありませんでした。

シニカルなおバカ映画かと思って観たら、思ったよりも人間の哀しさを描いていて考える部分もありました。一言では言えない人間の思い、出
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.0

純粋なホラーだということがよく分かりました。
ホラーを怖がりつつ観るのが楽しい人にはとても良いと思います、多分。明快な理由を求める人には不向き。

緩急よし、若者同士の対立よし、
即席の浅い名誉を求め
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.5

スポコン女子大生アカペラものでした。
可哀想に、と思わず度肝を抜かれるオープニングクレジット前。映画の方向性を説明するカットだったのだと思う。

不揃いなのが反発しながら仲良くなっていくのがこの手の見
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.3

あれ?
解決したけど解決してないね?

人生は笑いと悲しさ、それが凝縮された映画。
これは一体何のジャンルと表現して良いものか。

1作目を逆手に取って、同じ監督だからこそ出来る悪ふざけにめちゃくちゃ
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