あまんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

あまん

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市民ケーン(1941年製作の映画)

3.4

オーソンウェルズの才能が詰め込まれた作品。
映像技法の本には今でも取り上げられるような名作です。

ストーリーも実業家の人生をバランスの良いコントラストで描かれています。

第三の男(1949年製作の映画)

3.9

映画の教科書と言われているほど
映像技術が取り込まれている作品。

撮影機材が無いのに、
ここまで凝った表現ができるのかと思います。

ただ、今の映画と比べると見劣りするのも確かです。

映画という文
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PARTY7(2000年製作の映画)

2.9

ストーリーがあって、個性的なキャラクターがいて、やりたいことやれるフィールドも用意したのに、表現が奇才の域に達せずに風呂敷広げすぎに感じました。

当時は結構好きだったんですが、、、今考えると何も残っ
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BALLAD 名もなき恋のうた(2009年製作の映画)

3.0

クレヨンしんちゃんではアニメならではの描写があり、そこが迫力や爽快感に繋がってましたが、
此方はアニメからその表現を抜いて、何も加えないという手抜き工事感が強い作品。

こちらを最初にみて、クレヨンし
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陽気なギャングが地球を回す(2006年製作の映画)

2.1

オーシャンズ11に熱狂していた時期にみたせいで、スカした感じがダサく思えました。

今見たらまた違うのかな。。。?

藁の楯(2013年製作の映画)

2.3

疑心暗鬼というテーマのせいかもしれませんが、
全体的に映像が淡々としていた感じをうけました。

緊迫、襲撃、緊迫、襲撃の繰り返し。
役者さんはみんな演技派で、きちっと役割を演じてるのでしょうが、お互い
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GOEMON(2008年製作の映画)

2.6

時代劇に映像美や派手なアクションを加えた
将来的な表現を彷彿させる作品。

なのですが、自分的に何も響いて来ませんでした。

この監督さんは頭の中のコンテが
静止画でできてる気がする。。。

あと、史
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チャーリー・ウィルソンズ・ウォー(2007年製作の映画)

2.8

アフガン情勢に関する実話を基にした作品。

史実としてのショッキングさやチャールズウィルソンという人間性は見ていて心を打たれました。

映画のジャンルとしてはアクション出はなく、主人公も最前線にいるわ
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魔法にかけられて(2007年製作の映画)

3.3

ディズニーの世界観と現代とのギャップを上手く表現できていたと思います。

ディズニー価値観のヒロインと現実価値観の主人公という構図が見ている人の共感を強く感じさせてくれました。

ピュアを失った大人に
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ハンサム★スーツ(2008年製作の映画)

2.9

主人公は真面目だけど少し痛さもある性格。
たまに見てて痛々しくなるんだけど、周りのキャラクターがイイ奴だらけでなんだか許されてしまう心暖まるストーリーです。

北川景子がメチャメチャ愛らしいです。
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ルームメイト(2013年製作の映画)

2.6

話の内容は嫌いじゃないけど。。。
イメージとリアルの境界線が最後まであやふやで、見終わってもしっくりきませんでした。

キャスティングが反対な気がしました。(キャリア的なアサインなのでしょうが。。。)
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ハンニバル(2001年製作の映画)

2.6

題名の通り、ハンニバル・レクターのための作品。
羊たちの沈黙はあくまで主人公がクラリスだったが、
今回のクラリスはレクターを追っかけるファンの一人に降格。

内容を自分の解釈で説明すると、
レクターと
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レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.0

レクター博士に対抗しうる頭脳を持つ
FBI捜査官グレアムが主役の本作品。

レクター博士に助言を受けるシーンはあるものの、
その心理的な駆け引きは一作目のクラリスとは大分違い、
作品の印象を変えていま
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キサラギ(2007年製作の映画)

2.8

5人のキャストで6人の登場人物を描く、
独創性のある作品。

「桐島部活辞めるって」とは違い、
キャストを当てはめていないことの効果が抜群です。

ストーリーも愛らしく切ないく、
最後はほっこりします
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モテキ(2011年製作の映画)

2.5

映画館で見たときに、テンガTシャツに一人反応してしまったのが恥ずかしかったのを覚えてますw

脳内妄想が激しすぎてストーリーが捉えきれない感があります。

けど、サブカルに対する愛情を感じる作品でした
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

途中で落ちは読めてしまいましたが、主人公とヒロインの恋愛模様がとても胸に来ました。

ヒロインの最後の言葉が主人公と共に私の心に残り、刹那的なラストにも関わらず希望を感じさせてくれます。

しかしなが
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エクソシスト ビギニング(2004年製作の映画)

1.9

エクソシストで悪魔払いをしたメリン神父が行った過去の悪魔払いに関するストーリー。

一作目とは違う。
キャラクターに心理がない。
みんな死ぬ。
画が気持ち悪い。

つまり、よくあるB級ホラーでした。
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エクソシスト(1973年製作の映画)

3.5

現代のホラー映画の礎を気付いた伝説的作品。
映像表現はさることながら、日常と非日常のコントラスト。
キャラクターの心理描写が抜群です。

だからこそ、ラストの悪魔払いも殴り会うこともないのに見ごたえの
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

演技、シナリオ、演出が洗練された魅惑の一作。

クラリスの直面している日常を嫌味たっぷりに描くことで、父親のように包容力があり、恋人のように紳士的なレクターとのコミュニケーションが特別な時間に感じられ
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人狼ゲーム(2013年製作の映画)

1.6

カット割り先行の撮影ではなく、演者に長く演技させるための撮り方だった気がします。

何故だろう?
臨場感出すために台本の制限とかしてアドリブ主体にしてたのかな?

こーいう話は好きですが、やっぱりご都
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ランナーランナー(2013年製作の映画)

2.1

映像にする意味がないと思うほど会話ベースでストーリーが転がっていく映画でした。

画に華が無い。
明るいパーティーシーンを夜撮影のため、ダークなイメージが先行。
残虐なワニのシーンも光量足りずシチュエ
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オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

2.2

ヒロインのか細い歌声がオペラ歌手を感じさせない。
途中にある白黒扇子を使った演出は日本人には違和感を感じさせる等々、突っ込み処満載です。

怪人の生い立ちなどのシナリオに関しては作品ごとの解釈なので、
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おと・な・り(2009年製作の映画)

3.0

見えない相手に想いをはせる。
そんな素敵な時間を描いた映画です。

ストーリーは個人的に好きでしたが、題名のわりに、音に力が入っていないのが残念でした。
音がキチンと作り込まれていたのは最初だけでした
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鮫肌男と桃尻女(1998年製作の映画)

3.8

学生の頃、これを観て衝撃を受けたのを覚えています。

カッコ悪いはずなのに、とても魅力的なキャラクター達に魅了されっぱなしでした。

黄金を抱いて翔べ(2012年製作の映画)

2.4

井筒監督らしい作品。

世の中はそう上手く事が運ぶものではないと言われている気がしました。

突如として発生するハプニングにより、クライマックスでは既に満身創痍なチームメンバー。

心情の描き方は納得
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

2.3

シチュエーション、キャラクター、ストーリー展開のすべてが僕の尺度を越えていて、途中からついていけませんでした。。。

面白いキャラクターを描きたかったのか、面白いシチュエーションを描きたかったのか。。
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のぼうの城(2012年製作の映画)

2.5

映像的に印象に残るものはなかったですが、キャラクターが一人一人愛らしく表現されていたと思いました。

悪の教典(2012年製作の映画)

2.6

バトルロワイヤルをリニューアルした印象です。

殺しあいじゃなくて、虐殺ですが。
伊藤英明や、一部の子役と、それ以外の子役のレベルの差があって、演出の「陽気な殺意」がチープに感じられるシーンが多々あり
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凶悪(2013年製作の映画)

3.4

人間の残虐性をただただ描いている映画で、無邪気に人を殺す姿に、恐ろしいながらも、不覚にも興奮もしてしまいました。

社会の歪み、人間性の歪み。
世界が肥溜めのように感じます。

一度気持ちを落としたい
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.6

ボブ・ディランを軸に青春偶像劇かと思ってたら話は思いもよらない方向に。。。

とても切ない映画でした。

ST赤と白の捜査ファイル(2015年製作の映画)

2.9

連ドラからの観ていたため評価は高めです。

岡田将生と藤原竜也、まだ駆け出しの窪田正孝等々と、結構好きなキャストが多いです。

あと、STの仲間意識は見ててキュンキュンします。

テーマ曲(?)もテレ
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カメレオン(2008年製作の映画)

1.4

松田優作をイメージして作ったのかなと言う作品。

藤原竜也の演技や雰囲気にあの場当たり感やアウトロー感が似合わない。

あと、昭和な感じが中途半端過ぎて世界観がイマイチ捉えきれませんでした。

Another アナザー(2011年製作の映画)

1.0

グロさとストーリーの無理矢理感が
「みどりの猿」でお馴染みの催眠に似ていると感じました。

シリアスな表情であからさまに間違った選択をする脇役の皆さん。
死んで当然と思ってしまいました。

予告編が魅
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

2.0

ストーリーのキーマンを敢えて描かないという表現をこう言う青春偶像劇でやる意味があまり感じられませんでした。
というか、ストーリーを成立させるためにキャラクターを複雑化し過ぎたせいで、実在の役者さんを当
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ハウンター(2013年製作の映画)

4.5

僕の考える死後の世界に一番マッチする世界観でした。

ストーリーも日常に潜む異様性が見事なコントラストで表現されていたと思います。

ホラーって、元来こういうものではないのでしょうか?

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.2

パルプフィクション、要はくだらない話。
この映画はストーリーが無いですよと
題名で語っているというのが僕の解釈です。

しかしながら、時系列の転換や独特の空気感で、
賞を受賞する作品に仕上げてる構成力
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