CHICORITA主任さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

CHICORITA主任

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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.2

同名のレーシングシミュレーションゲームと、実在のGTアカデミー出身レーサーであるヤン・マーデンボローの実話をベースにした作品。監督は『第9地区』や『チャッピー』などSF大作で知られるブロムカンプ。>>続きを読む

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.6

アガサ・クリスティー原作のポアロシリーズを、シェイクスピア俳優として有名なケネス・ブラナーが監督・主演したシリーズ第3作。今作は初めて「名探偵ポアロ」の名前がタイトルに付きます。

『ハロウィーン・パ
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ローマの休日 4K レストア版(1953年製作の映画)

5.0

オードリー・ヘップバーンの出世作にして代表作。もはや問答無用の名作でしょう。

もう、とにかくアン王女を演じるオードリーの魅力の素晴らしさといったら!気品ある王女としての顔、年相応の少女としての顔。そ
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アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

4.0

『あの花』の脚本等で知られる岡田麿里による『さよならの朝に約束の花をかざろう』に続く監督第二作。

「岡田麿里200%」を目指して作られたという本作は、様々なテーマが重奏的に描かれた複雑な作品。ちょっ
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機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 遥かなる暁 HDリマスター(2019年製作の映画)

3.5

総集編3部作の中編。今回はキラVSアスランの死闘やフリーダム&ジャスティス登場、オーブ防衛戦など見所が盛りだくさん。

音響は2ch音源ながら各要素の分解がいい具合で、立体感は無いものの相変わらず良好
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劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)(2023年製作の映画)

3.7

おなじみシティーハンターこと冴羽獠の活躍を描くシリーズ最新作。前作が久々の復活でしたが、今作ではついに最終章が描かれます。

私は微妙に世代が外れており、TVシリーズを再放送でちらちら観た程度のCH弱
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.2

1955年、アメリカ南西部の砂漠の町アステロイド・シティで行われるジュニア宇宙科学賞授賞式のために集まった人々の前に、なんと本物の宇宙人が現れる…という騒動を描いた舞台劇のメイキングを語るTVドキュメ>>続きを読む

機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 虚空の戦場 HDリマスター(2019年製作の映画)

3.5

完全新作劇場版の公開を前に、TVシリーズ総集編のリマスター版が劇場公開されました。

過去に何度か劇場で見られる機会はあったようですが、SEEDシリーズを劇場で観るのはこれが初めて。事前にTVシリーズ
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SAND LAND(2023年製作の映画)

3.6

鳥山明原作の同名コミックをアニメ映画化した作品。

悪魔の王子ベルゼブブを主役に据えた冒険活劇、と見せかけた渋いおじさんが戦車を駆って自らの過去と向き合う本格ミリタリーアクション映画。

手書き作画も
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

4.2

クローネンバーグ監督作品は初めての鑑賞。漏れ聞こえてくる過去作の評判や、予告編での煽りから相当に強烈で気分を害してしまうような体験を覚悟して挑みましたが、実際のところは非常に知的で、人類の未来について>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

4.8

誰もが知るマテル社の着せ替え人形・バービーがまさかの実写映画化。しかも監督があのグレタ・ガーウィグとなれば、一筋縄では行かない映画になるのは確実でしたが、その予想を遥かに超えた凄まじい作品でした。>>続きを読む

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.1

火水土風の4つの種族が暮らすエレメンタルシティを舞台に、火の少女エンバーと水の青年ウェイドの恋模様と、エンバーのルーツにまつわる物語。

これは期待の数倍面白かった!正直言って舐めてました。さすがピク
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.2

幼馴染の少年レオとレミは、家族ぐるみの親友で兄弟同然の関係。何をするにもいつも一緒で、寝る時すら同じベッドを使う。しかし、中学校に進学してクラスメイトがレオに何気なく言った「二人は付き合ってるの?」と>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

2回目の鑑賞をしてきたので、ネタバレはなるべく避けつつ、ある程度の感想というか印象を書いておきたいと思います。

宮崎駿の自伝、回顧録か遺言のような映画という感じ。
あるいは劇映画の形をとったエッセイ
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