Yさんの映画レビュー・感想・評価

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(2023年製作の映画)

4.0

ロアルド・ダール好きだったなぁ。
ウェス・アンダーソンの世界観がぴったり。もうずっと喋ってる笑

ガンジー(1982年製作の映画)

4.0

ガンジーのことは知ってるけど、彼が何をした人なのかいまいちわかっていなくて、
ベン・キングスレーを好きになった今、ようやくこの映画を観ることにした。
演技がうますぎて、途中でこれドキュメンタリーだっけ
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終わらない週末(2023年製作の映画)

5.0

ローズにどうしても観せてあげたくて、あの伝説のThe Last Oneを…
この某ドラマファン殺し映画は…泣
最初から最後まで流れてるシャイニングみたいな不吉な音と、豪華キャストたちの絶妙な表情と、
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Saltburn(2023年製作の映画)

2.0

なんなのこれ。
お下劣バージョンの『太陽がいっぱい』かなぁ。

イギリスの大都市の場所を知らないとか、夏休みにオックスフォード生の子供たちがハリーポッターを読んだり、そんな貴族いるかね。
人間の悪い部
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.0

映画『戦場のピアニスト』
ワルシャワ旅行の前に観るつもりだったのに、ゲットーのシーンが辛すぎて5分見て止めるを繰り返して一時停止。ワルシャワ蜂起を学んだいまもっとあの街で起きたことを知りたくなって意を
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.0

You are nothing without me.
ジョゼフィーヌ強し。
ホアキンの様子のおかしい演技と、戦争のシーン(特にワーテルローの戦いは圧巻)は素晴らしかった。
でも私はもっとナポレオンの
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愛さずにはいられない(1996年製作の映画)

4.0

先月この世を去ったマシュー・ペリーの思い出に浸りたくて…
彼がインタビューの中で、「最高の演技をした作品」として挙げていた本作。
マシュー・ペリーは最高におかしくて切ないし、サルマ・ハエックは情熱的で
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

まず前提から言うと、私の中でスコセッシは神だし、マーティ×ボブのコンビ作は全作見ているし、本当に心の底から大好き。
そうなの。そうなんだけどね、これは、ちょっと長すぎます。残念なことに私の感想はそれに
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ガザ 素顔の日常(2019年製作の映画)

5.0

United Peopleさんのシンポジウムで鑑賞しました。
人間誰しも生きる権利がある。
日本からだとどうしても遠い国に感じてしまうパレスチナ。
どうしても捨象してしまう。
こうしてそこに生きる人々
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普通の人びと:彼らを駆り立てる狂気(2023年製作の映画)

3.0

元になった書籍を読む前に鑑賞
一定の状況下に置いて、人は史上最悪の戦争犯罪の歯車になりうる、じゃあそうならないためにすべきことは?
社会心理学的な観点からの考察が入っていて興味深かった。
ベンジャミン
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

2.0

ん?ん?
これは…いったいなんだったのかな?笑
オーウェン・ウィルソンがいてくれてよかった。
音楽と南部のお屋敷の雰囲気、ニューオーリンズの雰囲気だけは最高だった。
名優たちが観れて楽しかったんだけど
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

5.0

これまでずっと観ずにいたシンドラーのリスト。クラクフに行こうと決めたこのタイミングで意を決して鑑賞。
あぁ、シンドラーのリスト…素晴らしい作品すぎてもう言葉が出ない。

ナチスの人たちとユダヤ人の人た
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最後の日々 生存者が語るホロコースト(1998年製作の映画)

4.0

ハンガリーに生まれたホロコースト生存者の方々6人へのインタビューを中心に、あの時何が起こったのか資料と共に分かりやすく進んでいく。
人はこのできごとを消して繰り返してはいけない。改めてそう強う思うと同
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ハンナ・ギャズビーのナネット(2018年製作の映画)

5.0

反同性愛法が1997年まであったタスマニア生まれのハンナ・ギャズビー。スタンドアップコメディアンとして、セクシャリティ(彼女自身はレズビアン)の自虐ネタで笑いをとってきたという。
「もうコメディはやら
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ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)

5.0

「私が望むのは考えることで人間が強くなることだ」
首がもげるほど頷く。最高。

ザ・ニューヨーカーへの寄稿を許されエルサレムに渡航し、アイヒマン裁判を傍聴した政治哲学者ハンナ・アーレント。
アイヒマン
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アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発(2015年製作の映画)

4.0

社会心理学の授業で紹介されていたので鑑賞。
普通の一般市民が服従して残虐な行為に至ることを証明した有名なミルグラム実験だけでなく、スモールワールド実験や、その他興味深い実験についても紹介されていて、
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フリーダ(2002年製作の映画)

5.0

ずっと気になっていたサルマ・ハエックのフリーダ・カーロ。好きすぎた。
何もかもが最高に好き。
フリーダの描いた作品を混じえながら彼女の人生がしっかり説明されている。テンポもよく、映像も美しくて、音楽も
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バービー(2023年製作の映画)

4.0

良い。とても良い。

幸せな気持ちで目を覚ますことなんて皆無。一日中元気な日は1ヶ月に3日くらいしかない。感情は毎日ジェットコースターで、うっかり涙を流せばヒステリックと思われる。履きたくもないヒール
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古の王子と3つの花(2022年製作の映画)

3.0

連休前の仕事終わりに。
色んな時代の色んな国を舞台にしているオムニバス3部作。
絵が美しくて、とてもとても癒された。
まるで世界を旅している気分。

ストーリーは、ふーん…割とどっちでもいいかな?みた
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猫と、とうさん(2022年製作の映画)

4.0

猫好きの友達と旅をして、四六時中猫の話を聞いてたらすっかり猫のいる生活に憧れをもってしまって、評判が良かったので観に行きました。
癒された。
猫たちはもちろんかわいいしかけがえのないものなんだけど、出
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

世界は醜くて過酷なことで溢れてる
争いは今も昔も止まらない
それでも人は生きる
人生を選んで前に進む
どんな時にも決して生まれた時のピュアな心を忘れずに生きよう

私がこの映画から受け取ったメッセージ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

旅先で鑑賞
全編ロシア語で、彼の名前はオッペルハイマル。
ぶっちゃけ理解度30%だったのでもう一度観てちゃんと続編レビュー書きます!
よくできてはいると思う。
原爆を落とす都市を決めるmtgのシーン、
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

5.0

歴史オタクのための歓喜映画
よかった。
私インディジョーンズほぼ観てないんだけど、それでもすごく楽しめました。
そして、Godfatherのオマージュみたいなシーンとニーノロータの音楽が出てきて、映画
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

5.0

この作品を観て育ったドンピシャ世代の皆さん!絶対に映画館で観てください!!

冒頭のシンデレラ城から即水の中へ
海の中も陸の上も森の中も自然が溢れて、疲れた心が一気に癒される。トリトンやアリエルのお姉
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インフル病みのペトロフ家(2021年製作の映画)

4.0

ずっと気になっていた本作
こ、こ、これはなんだ?!笑笑笑
インフルエンザにかかって、熱にうなされながら主人公セルゲイが見ている幻覚と現実の間を行ったり来たりするお話。
全く意味がわからないのに、ついつ
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シルバー・スケート(2020年製作の映画)

5.0

ベタだけど最高に好き。
美しいサンクトペテルブルクの街並み
1900年の美しい人々の装い
主人公がスケート乗りというロシアらしい設定が逆に新鮮で、氷の上で繰り広げられるアクションも見どころ。
悪者集団
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キス・ザ・グラウンド: 大地が救う地球の未来(2020年製作の映画)

5.0

Netflixらしい強いメッセージ。この1本で自分の生き方を見つめ直さなきゃって思えてしまう本当にすごいパワーだと思う。

諦めず使命を全うする仕事をしている人達がとにかくかっこよくて、私も地球のため
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

5.0

お腹がすいてカフェに入ったのに、全然言語が通じなくて食べたくないもので妥協した。
言葉が通じない、怖くて苦しくて悲しくて泣いた。
そういう経験がある人多いはず。
こういうはじめての異国の地での気持ちの
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はなればなれに(1964年製作の映画)

3.0

このポスターになってる3人のダンスシーンやゴダールの遊び心満載なシーンは大好きでたまらなかったけど、オディールのどっちつかずな感じがすごく嫌でどうしても好きになれず、フランツとアルチュールも最悪だし映>>続きを読む

メイド・イン・USA(1967年製作の映画)

4.0

実にゴダール。
リシャール・ポ*****みたいな全シーンが愛おしかった。
詩のようなセリフ
意味もなくうろうろするアンナ・カリーナ
全てが美しいのよ。

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

5.0

職業:自動車泥棒
どうしょうもないだらしない男が、子供のように要望ばっかり言って美人なニューヨーカーを困らせる話

体調悪くて、何も考えたくなかったので流し見できる映画として観ました(ゴダールごめん
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サスペリア(2018年製作の映画)

3.0

ルカ〜!!これはいったい、これは一体どうしたものかと。ふだん観おわった瞬間にレビュー書くのだけど、1日寝かせた笑

意味がわからないのですね。
でも世界観は大好きで、とにかく美しくて、
たぶん意味がわ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

あのときあっちを選んでいたら、今頃その自分は今の自分よりずっと立派に生きてるはず。
そんな風に思うことがよくある。

小さい頃から畏怖の念みたいな気持ちがある父親に
「お前は何をしても中途半端だ」
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

5.0

人を食べる以外は全てが完璧な世界
例えるなら、人を食べるノマドランド

ティモシーシャラメは期待を絶対に裏切らないし、タイラーちゃんかわいすぎるし(しかも服が全部好み)、気持ち悪い最強キャラ出てくるし
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