あめみやさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

あめみや

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夏物語(1996年製作の映画)

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四季シリーズの最後はやっぱりヴァカンスで。もうビーチと水着の女の子が出てくるだけでニコニコになっちゃう。

自分で蒔いた種により3人の女を振り回し、そしてしっかり振り回される男。まさに恋の嵐。マルゴ×
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春のソナタ(1989年製作の映画)

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ナターシャのほうを主人公に据えることが多い印象だったので少し新鮮。でもタイプが違うってだけで、本質はそう変わらないのかも。

食器カチャカチャさせながら飲食してるシーンが多くて好き。
食事中に哲学の話
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恋の秋(1998年製作の映画)

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楽器隊の軽快な音楽バックにエンドロールなんて、めちゃくちゃハッピーな映画じゃん!

緑の光線のデルフィーヌ、美しき結婚のサビーヌ、私の中では西のこじらせと東のこじらせが一同に会するみたいな謎の感動があ
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冬物語(1992年製作の映画)

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最後の展開ほんとに嬉しくって幸せで、冬物語観てるときのフェリシーばりに泣いてしまった。
素晴らしいお伽噺をありがとう。

ぼくの好きな先生(2002年製作の映画)

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ニコラ・フィリベール作品が近所のTSUTAYAに?!と軽く発狂しつつ店舗に向かった。あった!なぜかラブロマンスのコーナーに。

Filmarksも"ドラマ"表記だしラブロマンスのコーナーにあるしで、フ
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パリ13区(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

リアルっちゃリアルなのか…も…?
でもうーん、最後の最後でエミリーとカミーユの関係だけモヤッた。特にカミーユってエミリーのこと世話の焼ける妹くらいにしか思ってなさそうに見えて、ノラに別れを告げられてか
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恋愛日記(1977年製作の映画)

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まぢウケる。

「恋愛日記」だなんてふわっとお上品な題名になっちゃったけど、元の「女狂い」のほうがどストレートでインパクトあって良かった。

異常なまでに女の脚に取り憑かれてる男。
その欲望に従順で、
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泥棒野郎(1969年製作の映画)

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軽犯罪犯しすぎて懲役800年とか(笑)
無期懲役でいいだろ(笑)
しかし模範囚になって刑期半減(笑)
意味ない(笑)

不器用で不遇なうだつの上がらない男を演じたら右に出るものはいないであろうウディア
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世界(2004年製作の映画)

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世界公園なんて出来すぎた虚構の世界で(現実の観光スポットだけど)束の間の夢を見る。ラストのモノローグに随分救われた。
個人的なことだけど、登場人物の中に知人に似てる人がいて気が散った。

ヘアスプレー(2007年製作の映画)

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高校文化祭のクラスの出し物で演った、思い入れのある作品。未だに踊れるよ✌️

人種差別やルッキズムがテーマにありつつ、それらの問題を表面的に扱ってる感は否めない。
ヒール役がベルマ&アンバー親子くらい
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バチ当たり修道院の最期(1983年製作の映画)

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酔っ払った状態で観たからなのか、あんまハマらないまま終わった。けど真面目に観るもんでもないような。
シスターどぶ鼠とかネーミングは好きだけども。
なんだかんだでヨランダが1番まともに見えてくる。

さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

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絵描きのお姉さんとまる子の交流に、めんこい仔馬の歌が重なってボロボロ泣いた。

お兄さんはひとりしかいない、絵はどこでも描ける。うん、、確かにそうなのかもしれないけどね、なんか引っかかっちゃったな。
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アンナの出会い(1978年製作の映画)

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ドアからドアへ。
言葉にできないけど、よかったです。
また観たい。

囚われの女(2000年製作の映画)

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囚われているのは一体誰?

束縛彼ぴの行動録、くらいな感じで気楽に観ていたら最後ガッツリ心もってかれてしばらく呆然としていた。
ラフマニノフ「死の島」との相性いい〜

アパルトマンの床の軋む音、1時
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

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確実に、1日の時間の流れを体感した。
上映3時間ちょっとなのにしっかり3日分時が経ったような疲労感もある。しかしながらどこか心地よく、ずっと見ていられそうな長回しである。

この映画のストーリーって意
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私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)

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ディエルマンの後に観たらあっという間。
袋からスプーンで掬った砂糖をザリザリ食べる、怠惰なアケルマン、かわいい!

トラックの運転手と行った1軒目の店はテーブル席で横並びに座り、2軒目はLast Ta
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オルメイヤーの阿房宮(2011年製作の映画)

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長回しで被写体を捉えていく作品とは割と相性いいはずなんだけど(私が)、これは何か耐え難い感じがあって途中から息苦しくなってしまった。

アブドラの船と歌声がだんだん大きく近づいてくるところ悪夢みてるみ
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パパラッツィ(1963年製作の映画)

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『軽蔑』の制作風景を収めたメイキング的ドキュメンタリー。
こちらはBBを取り巻くパパラッチが裏メインといった感じ。『バルドー/ゴダール』に比べるとモンタージュもスタイリッシュで皮肉が効いております。
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バルドー/ゴダール(1963年製作の映画)

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『軽蔑』の制作風景を収めたメイキング的ドキュメンタリー。
フランス語はわからず英語字幕もなく、話している内容はさっぱり。
お姫様だっこで運ばれるブリジットバルドー、波が引いた瞬間に隣の岸へダッシュする
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僕らのミライへ逆回転(2008年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

映画好きにはやさしいお味のファンタジー展開。
変電所で感電したときは、最後があんなハートフルな着地になるとは思わなんだ。

Dans le vent(原題)(1963年製作の映画)

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構成も被写体も編集もお洒落〜
パラパラとファッション誌めくってるみたいなテンポと歯切れの良さ。やっぱパリジェンヌ憧れちゃうよ。

ブルー・ジーンズ(1958年製作の映画)

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ヴェスパ男女4人乗り。危うさと煌めきと儚さが颯爽と通り過ぎていった。
ナンパ野郎を相手にしないすべての女の子たちに敬意を払いたい。

十代の夏/新学期(1956年製作の映画)

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なにこれ〜良〜〜
20分ちょっとの作品だけど、最後E.T.観た後みたいな感動すらある

セサミストリート ザ・ムービー:おうちに帰ろう、ビッグバード!(1985年製作の映画)

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「セサミストリートにはみんないるわ」
この世界まるごと早くセサミストリートになってくんないかなぁ。

ドードー家でのビッグバードまじで退屈そうな顔してて笑っちゃった。
見せ物小屋で洋服着せられて青い鳥
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たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

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観てるときはひたすらにはやく終わってほしいと思っていた。そして観終わったとてパッと忘れてしまえればいいのに、いつまでもイヤに心に留まり続けるような映画だ。
タイトルの台詞のとこ聞き逃してもうたので、や
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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

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自然の環境音に身体を委ね、埋もれていくような心地よさもありつつ音に圧迫されるような不快感もあった。
でも、ツァイ・ミンリャンの作品もそうだけど、これ系の映画は個人的にはかなり好き。掴みようのないものに
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映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021(2021年製作の映画)

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映画館でのドラえもん初めてなのだけど、ドルビーアトモスで観たら迫力臨場感エグくてぶっ飛びそうになった。

起承転転転転…みたいな感じで次々と問題発生するも、協働して知恵出し合ったり各々の特性を生かして
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ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

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RX大活躍映画。
ストーリー自体はふーんって感じだったけど、音から真実を探り当てていく過程は興味深く面白かった。

"音声分析官"だからPCの前でひたすらモニタリングしてるのかと思いきや、音声素材や証
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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なんだか今作はどっぷりウェス・アンダーソンの世界観にハマってしまって、すごい好きだった。
あれもこれもモリモリMEGA MAXのエンタメで情報詰め込みすぎて頭パンクした。ので、2回観に行ってパンフレッ
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

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大量の人間が一斉に歌い踊る系ミュージカルほんと好き。単純に元気出るしほんとマンボ。
マンパワーの凄みに圧倒されて序盤から劇場でガタガタ震えてたわ。
この作品の良さの1/3くらいは音楽が占めてると思う。
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六つの心(2006年製作の映画)

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あぁ孤独、人はみな孤独だなぁ、とじっとり考えてしまうような、あのしんしんと降り積もる雪のような、すぐには融解し難い孤独を感じる。
退屈しそうだと思ってたけど、落ち着いたトーンながら緊張感が途切れず2時
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エルモと毛布の大冒険(1999年製作の映画)

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エルモの部屋、カラフルなおもちゃの中に混じってタイガーウッズのポスター飾ってあるの好き。

大好きな毛布くんが居なくなっちゃうと不安だし落ち着かないよね。わたしも毛布好きだからわかるよ。うんうん( ◜
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パパ/ずれてるゥ!(1971年製作の映画)

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パパったら最初っから最後までほんとにズレちゃってるゥ!
思春期に家出する娘の繊細で複雑な気持ちなんてほったらかしの描写。翻弄される親(たち)に万歳!

ジョイントの吸い方を丁寧に教わったからには、たま
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

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鱧という漢字はこの映画で覚えました。

こちらも小津の中でも特に好きなやつ。劇場で観るとまた格別。というかこの時代の日本の何もかもが好きすぎる。

台詞の語感なのか、小津映画の会話のリズムは耳に心地
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秋日和(1960年製作の映画)

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2022年映画初めは小津です。
初めて観た小津映画もこれ。そんで未だにいちばん好き。
母への想い、一人娘への想い、相思相愛ゆえにぶつかりすれ違うところはなんとも切ない。自分の家庭環境と重なる部分もあっ
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感染(2004年製作の映画)

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『予言』観たらこちらもね。
閉塞感漂う廃墟手前の病院。生きてる人間も死人ばりに顔色悪く、かえって病気になりそうなほど。

俳優陣豪華だね。当時は怖い怖い思ってましたが、改めて観ると結構ギャグ効いてて面
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