あめみやさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

あめみや

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秋日和(1960年製作の映画)

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2022年映画初めは小津です。
初めて観た小津映画もこれ。そんで未だにいちばん好き。
母への想い、一人娘への想い、相思相愛ゆえにぶつかりすれ違うところはなんとも切ない。自分の家庭環境と重なる部分もあっ
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感染(2004年製作の映画)

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『予言』観たらこちらもね。
閉塞感漂う廃墟手前の病院。生きてる人間も死人ばりに顔色悪く、かえって病気になりそうなほど。

俳優陣豪華だね。当時は怖い怖い思ってましたが、改めて観ると結構ギャグ効いてて面
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予言(2004年製作の映画)

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音びっくりする。
新聞の自己主張激しい。
記事の写真写りみんな悪すぎて怖い。

当時めちゃくちゃ流れてたCMトラウマだったわ。あの芋虫みたいに近づいてくる男印象的だった。
たぶん小学生のときに観てるは
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偶然と想像(2021年製作の映画)

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初っ端の物語からいろいろと思い出すことがあって、思いがけず胸いっぱいになってしまった。不器用すぎてずっと言えなかったこと、言葉にできなかったあれこれを登場人物たちが代弁してくれてるような感覚というか、>>続きを読む

ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

20代の頃バイブルのようにSATCを観まくり『ブリジットジョーンズの日記』に共感する30代独身が通ります。痛いとこ突かれる感じでdisられちゃったけどとりあえず笑っとこ。ハハ

ロビン大優勝すぎる。あ
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僕のニューヨークライフ(2003年製作の映画)

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人生の不条理さをとても身近に感じられるので嬉しくなっちゃう。所詮”人生そんなもん”だということを私はすぐに忘れて、あらゆる方面で人生に期待しすぎてしまう。これはよくないクセだ。誕生日にこの作品と出会え>>続きを読む

ムカデ人間(2009年製作の映画)

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これ観た後に行ったレストランでうっかりチョコレートプリンを頼むなどしてしまい、oh shit…!!
日本語(しかも関西弁)がわからなければ「なんか叫んでるな」くらいでスルーできたのに、運良く聞き取れて
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ラジオ・デイズ(1987年製作の映画)

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人々の生活の真ん中にラジオがある時代の、ラジオにまつわる小話。ウディ少年の記憶。メインは一家の物語だけども、オムニバスっぽい感じの群像劇でコロコロと展開が移っていく。ラジオから絶えず流れるジャズナンバ>>続きを読む

夫たち、妻たち(1992年製作の映画)

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ウディアレンにしてはキレが良くないというかテンポ悪く感じてなかなか面白がれず。歳の差恋愛ほんと好きですね。
ジャックとサリーの最後のインタビューが良かったけど、なんて言ってたかもう忘れてしまった。

カミーユ、恋はふたたび(2012年製作の映画)

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タイムリープしても元の姿のままなのが良き。最初は違和感バリバリあったのに、次第に馴染んで見えるし同じ人がちゃんと10代と40代の顔になってるからプロってすごい。
キラキラした眼差しで今は亡き両親を見つ
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ヴィジット(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ驚かしてくる系だけど、じわじわの怖さ不気味さもあって結構面白かった。この作品、最初はコメディーになる予定だったらしい。その名残もありつつしっかりホラーとして仕上がってるのはシャマランの手腕>>続きを読む

ガール・イン・ザ・ベースメント(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

20数年も地下の狭い部屋に監禁されたうえ、子ども何度も孕ませられて一人で出産子育てとか想像を絶する生き地獄。これが実話だから胸糞悪い。
本編は90分弱だけど体感は2時間オーバー。すごい疲れる。でも30
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

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最初は『ライト/オフ』に似てるなぁなんてビクビクしながら純粋にホラー楽しんでたんですけど、真相が明らかになってからの無双っぷりとかやりたい放題やっちゃってる感じが面白くて爽快。
ぶん投げたイスが見事に
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神経衰弱ぎりぎりの女たち(1987年製作の映画)

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タイトルの通りです。ババアに銃口つきつけられたあたりからいよいよアルモドバル炸裂って感じでグッと惹き込まれました。前半ちょっと退屈したものの、トータルでいうとたのしいよこの映画!
ナヨっと貧弱そうなバ
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

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徹底して子ども目線な描写に、見える部分しか見ようとしない大人たちの身勝手さが際立ち腹が立つ。悪化の一途をたどる状況に心苦しさもありつつ、ラストカットの眼差しにはドキリとした。アントワーヌから「あんたも>>続きを読む

昼顔(1967年製作の映画)

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あぁ美しい、美しいのです…
迷路に迷い込んだみたい。

迷子(2003年製作の映画)

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ツァイミンリャン作品のほぼ全てに登場するリーカンション初監督作。作風はツァイミンリャンの影響が色濃く、ほぼワンシーンワンカット長回しが印象的。

公園で必死に孫を探す祖母を果てしなく追い続けるカメラ。
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あこがれ(1958年製作の映画)

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実際は子役たちが女優に全然興味なくて苦労したらしい。
銃で撃たれてバタバタ倒れていくシーンの遊び心好き。

ジョーズ・アパートメント(1996年製作の映画)

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大量のゴキちゃんが歌って踊ります。基本的に汚いし下品だし全然気持ちのいいものではないんだけど、これがなかなかどうして面白いのよね。もう一回観たい! とはあんまならんけど。

ウディ・アレンのバナナ(1971年製作の映画)

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初期作からウディアレンしてて流石だなーと思ったけど、なんか全然印象に残ってない。元妻ルイーズとの共演は息ぴったりって感じ。もう一回観たい。

楽日(2003年製作の映画)

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ハッテンバと化した老舗映画館の楽日。
だだっ広い映画館で、ひっきりなしに相手を探す男たちと真剣に映画を観る人(上映作品の出演者)と幽霊と劇場スタッフと。

ほぼセリフのない長回し。三田村恭伸がお目当て
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バッド・チューニング(1993年製作の映画)

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全体的には好みな感じの青春群像劇なんだけど、いまいちノリ切れなかったのよな。
面白そうなキャラの登場人物いっぱいいる割には可もなく不可もなく終わっちゃった。。。
ロン毛でマリファナキメキメのロリー・
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トロピック・サンダー/史上最低の作戦(2008年製作の映画)

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こういう、ハリウッドスターたちによる全力おふざけ映画(失礼)にほんと弱い…。しかも映画の撮影現場の話だなんて、大好き大好きだいすk

映画館で観ていたら「…ん?もしかしてもう本編始まってる…?」ってな
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PASSION(2008年製作の映画)

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すごい乱暴な表現だけど「なにかすごいもの」をしっかり捕まえている気がする映画。力強い。

旧支配者のキャロル(2011年製作の映画)

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ガチ真剣だからこその狂気と滑稽さと、なんかそういうものの表裏一体感。
撮影現場って生きるか死ぬかみたいなスリルある。

おもちゃを解放する(2011年製作の映画)

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無機質な空間と人間。
フィルムのざらついた質感と相性よすぎでは。

ムーンライト下落合(2017年製作の映画)

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たぶん2017年に観た。
カット数がすごい多かった気がする。それも微妙に異なる画角で。
だからなんだよ、って話ですよね。すみません。

彼女が水着にきがえたら(1989年製作の映画)

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ホイチョイ三部作これにて制覇〜
マリンスポーツを楽しむ若者たちの純粋な恋物語かと勝手に思ってたけど、お宝探しのアクション色が強くてびっくり。
女の子取り合う(?)よくわからん対抗ゲームとか「強姦してで
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ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

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この絵をじっと見つめてください、30秒してまばたきするとなんとキリストの残像が見えます!
みたいな作品。

視覚的インパクトが強すぎてセリフ全然入ってこない。最後の10分間は絶えず目玉ギョロギョロさせ
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ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

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マルホランド・ドライブといい、デヴィッド・リンチのこういう作品ほんと好きだわ。下手なホラー映画よりよっぽど怖い。得体の知れない恐怖を感じて映画館でガタガタ震えた。
オールナイトで観たけど爆音上映だった
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BLISS ブリス(2019年製作の映画)

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ストーリーとかほんとはどうでもよく手っ取り早くバッドトリップ感だけ欲しいという欲求は満たされました。ぐっちゃぐちゃな肉体、ポケモンフラッシュなんて比じゃないくらい画面はずっとピカピカしてるし爆音デスメ>>続きを読む

コレクションする女(1967年製作の映画)

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冒頭から水着姿のアイデ。その体つきを舐め回すようなフェチ満開なショットの連続。性に奔放で男を取っ替え引っ替えするところから”コレクションする女”なんて名付けられてしまうけども、一見そういうことをしそう>>続きを読む

シュザンヌの生き方(1963年製作の映画)

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えシュザンヌって普通にキュートな女の子じゃない?ってずっと思ってたんだけど。しかしこちらも絶対に大事なところ見逃してる。。リベンジせねば。

モンソーのパン屋の女の子(1963年製作の映画)

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あんな雑な出会い方しておいてその場であしらわずにちゃんと会話してくれる女の子いるんだ。でもたぶんおもしろいとこ見逃してる…リベンジしたい