inuさんの映画レビュー・感想・評価

inu

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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.9

どこから見ても冴羽獠じゃん
ビジュアルや立ち振る舞いだけじゃなく声や言い回しもアニメの神谷明に寄せてるよね…? え? アテレコ?って何回思ったか
全編似せてくるんじゃなくコミカルなシーンに絞ってるこ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.5

原作が好きで好きで大好きなので、綾野剛嫌いじゃないんですけど「綾野剛か〜〜イメージちゃうねんな〜〜〜」と観る気はなかったんですが、原作ファンの方たちがこぞって絶賛されておられるので観ました

結果、こ
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アルファヴィル(1965年製作の映画)

3.8

ゴダール✖️ SF✖️ハードボイルド✖️探偵

めちゃくちゃカッコいい〜

さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

4.2

再鑑賞

蝶衣と菊仙は本当だったら小楼なんかとよりよっぽど分かり合えたはずなのに、そうはなれなかったのは菊仙に母親の姿を見ているからなんだろうなあ
蝶衣の痛々しいほどのプライドの高さが大好きだよ、そん
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃやるせない…主演2人の演技がとにかくすごかった、圧倒された
その分犯人が弱く感じるけれど、描きたいとこはサスペンス的な要素じゃないのだろうから当然なのかもしれない

テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

3.6

ドン・キホーテは"何者にもなれなかった者"の最後の夢なのだろうか
何はともあれ完成して良かった
でも永遠に完成しなくても、ドン・キホーテぽくて良かったと思う

テルマ(2017年製作の映画)

3.2

監督はラース・フォン・トリアー監督の遠縁の方なんですね
静謐さと気持ち悪さが混在するあたり、北欧ホラーらしい
バレエの鑑賞シーンが良かった 舞台上の主人公と同じように激情に呑まれていくところが

冒頭
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キングダム エクソダス〈脱出〉(2022年製作の映画)

4.0

キングダム!キングダム!

前作から25年経って亡くなってしまっている方もいるけれど、新しい登場人物も前作のポジションの登場人物のイメージを忠実に再現していて、『キングダム』の続きを観ている感覚にちゃ
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罪と罰(1983年製作の映画)

3.8

ドストエフスキー『罪と罰』と決定的に違うのは神の存在を描かれているかどうか、そういう意味ではカウリスマキ監督版の方が救いがないとも言える

土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

3.8

山椒可愛すぎる、ベストオブ可愛い映画犬 おまえがナンバーワン

丁寧な暮らし、って憧れるけどその手の本や映画にそこはかとなく漂う説教くささが苦手で、でもこの映画はそれがないのがよかった
沢田研二の役の
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

3.9

バッドトリップの映像に不思議と心地よさを感じる
下からのアングルのアップで役者の不安気な顔を映し出すのは「マザー!」を思い出してしまうけどあの嫌悪感はない、精神に影響を与えてるのが薬物と人間の違いなの
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マリリンとアインシュタイン(1985年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

それまでマリリン可愛い〜アインシュタイン可愛い〜と観てて、ラスト5分の驚愕
爆風の中血だらけで笑うマリリンが怖くてきれいで悲しい
そこからこのラストシーンはかっこよすぎる

孤独はわかりあえなくても共
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赤い影(1973年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

精神的にどんどん追い詰められていった主人公が自分自身が生み出した幻影にのみこまれていき、ラストですべてが崩壊する、まさにデュ・モーリアらしい心理ホラー
原作未読なので読まなければ

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

音楽やカットの繋ぎ方がかっこいいなあ

海、風が強く荒れてて曇天で全然きれいじゃないのがよかった
あんなに憧れてたものがこんなものかと思ったのか それとも… 、

アレックス(2002年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

最初のシーンから最後にわかる事実まで、執拗なまでに観る人を絶望にたたき落とす
レイプ自体の酷たらしさもさることながら、このシーンで最初に恋人が復讐した相手が実は別人だということが判明するのももう
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

アクションよりも"ドッグマン"という人間そのものにスポットをあてた作品
リュック・ベッソンらしさ、を求めて観るとガッカリかもしれないけれど、私はかなり好き
主役のケイレブ・ランドリー・ジョーンズの演技
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.3

生活感あるようでないけどどこかほのかにある、
ストーリーもキャラクターも役者さんの演技もリアルなようでリアルじゃない、でもほのかにリアルさを感じる そのフェイクとの割合が絶妙
リアルさばかりだとつらく
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寄宿舎 悲しみの天使(1965年製作の映画)

3.7

萩尾望都『トーマの心臓』のモチーフらしいと知ってずっと観たかった作品
アレクサンドル天使すぎる👼羊を抱いて登場したシーンの可憐さよ
アレクサンドルが思ってた以上に幼くジョルジュが大人っぽいので、余計背
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エルミタージュ幻想(2002年製作の映画)

3.8

美しいものを見せてくれてありがとうという気持ち…うっとり眺めすぎてセリフ見逃して戻すこと数回
ノーカットで撮っているので私もそこにいるような臨場感がある
繰り返される「軍服は美しいが軍人は苦手だな」と
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

3.4

ルーシーずーっといい感じの棒咥えててかわいいねえ

田舎町の風景が、私の地元かなってぐらい親近感があった
こういう美しくもなんともない中途半端なアメリカの田舎町を映画でみるのめずらしい気がする
だか
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キングダム II 第3章/第4章(1997年製作の映画)

4.0

キングダム!キングダム!

「デンマーク人はクズだ!」…とは思わないけど、これを国営放送で放映して視聴率50%超えてるの単純にすごいなと思う
この続きが25年後って… 役者さんはどうなってるの?
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キングダム(1994年製作の映画)

4.0

キングダム!キングダム!

最初はわりとちゃんとホラーだった

ヘカテ デジタルリマスター版(1982年製作の映画)

3.5

ボソボソ喋るハスキーボイスや、スレンダーな身体にピタリと張り付くドレスやらが、すごく知的なセクシーさでとっても官能的

ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

-

メイク用品を売っているのに化粧っけのない、悲しい目をした奥さん
毎日夕方6時に店の外に出て、何を思うのだろう
もしかしたらもう一つの人生に思いを馳せたりするのだろうか

テオレマ(1968年製作の映画)

3.6

宗教的なメタファーのお話だと思って観てたけど、ブルジョワジーが労働者によって崩壊させられる話なのかな
でもそれだとメイドの人の奇跡みたいなエピソードは ……?? 考察しがいがある映画

スターフィッシュ(2018年製作の映画)

4.1

愛する人がいない世界は滅んでしまったようなもの
荒削りで、唐突で、不親切で、不完全
だけどとっても愛おしい作品、好き

海の上のピアニスト イタリア完全版(1998年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

通常版観たのが大昔すぎて、鑑賞後どこが違うのか調べたら、いくつかあるうちの中でもここをカットしてしまってたのはもったいないってのが赤ちゃんの1900をみんなで歌ってあやすシーン
あれ、なかったっけ?っ
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エル・スール(1982年製作の映画)

3.9

親を親としてではなく1人の人として見るようになったのはいくつのときだったかな、と思ったり

Pearl パール(2022年製作の映画)

3.9

なんか泣いたんだが何の涙だこれ

パール大好きだよ殺人鬼だけど

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