taさんの映画レビュー・感想・評価

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パリはわれらのもの(1961年製作の映画)

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隣人のパラノイアめいた主張から始まり、見え隠れする組織の影を詮索していくうちに自らも霧の中へ入り込んでいく。

最後まで堂々巡りで見えてこない。

ジャックリヴェットこれが初鑑賞なので作風の変遷も意識
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.8

出会ってから口説くまで長回しで撮っちゃう冒頭から面白いなと思って、そのまま130分駆け抜けた

直線的、刹那的な展開でたまに何観てるのか分からなくなるくらい目線があっちこっち移るけど、土曜昼下がりの映
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.6

ユリヤが強い口調で語るシーン、台詞にナレーションを被せてたのが印象に残ってる。観客を登場人物に感情移入させすぎない、というか、あの演出で、スクリーンの中で展開される物語と、それを傍観する第三者の私、と>>続きを読む

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.1

うーん、無垢なアナのモノの捉え方のように曖昧で、夢うつつで、明確に感想にするのが難しい(観る者の技量の問題というのはさておき、、)

仕事と執筆に熱を入れる父、手紙の相手に思いを馳せる母親、アナの純粋
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.8

相思相愛だった2人も、2年間の徴兵や収入の安定と色々あって、、それぞれの着地点を見つけていく 数年越しに邂逅(ホントに偶然?)する毛皮のコートに身を包んだジュヌヴィエーヴとブルーカラーのギィの距離感が>>続きを読む

鬼火(1963年製作の映画)

3.9

「夢追い」「落伍者」人々との会話を通じて考えを改めるどころか、厭世的な人生観への確信度を強めているようだった。分かりやすく悲劇的な背景があるわけではないけど、全体を通して漂う物寂しさ、エリックサティの>>続きを読む