あまみやさんの映画レビュー・感想・評価

あまみや

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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

テレビ版リアタイ世代で当時すべて追っていたけど、もうおじさんになりアニメ離れして久しい中、アマプラに来ていたので懐かしくて鑑賞。
案外ちゃんとデスティニーまでのストーリーを覚えていて我ながら驚いた。
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ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ(2023年製作の映画)

4.2

かつてシルバを拒絶したジェイクは、西部の男の憧れの保安官になったものの独身。一緒に牧場をやろうと言った当のシルバは、結婚し子をもうけた。ジェイクはシルバを拒絶した後もずっと愛しており、子供を作ったこと>>続きを読む

ジャッリカットゥ 牛の怒り(2019年製作の映画)

4.0

音楽の使い方とカメラが兎に角センスがいい。ライティングや映像のカラーバランスもバッチリ。
夜の森なんて一つ間違えば真っ暗で何も見えない、もしくは白飛びしすぎて夜に見えない映像になりがちだが、ちゃんと夜
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ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

4.0

去年タミル映画にハマってから色々観てたのに、肝心のムトゥを観たことないぞ…?ということで、U-NEXTで日本語吹替版を鑑賞。

結果、非常に楽しく観ることができた。
最近のタミル映画でもこの感じあるよ
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胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.8

どこか居心地の悪い空気感がずっと続く映画。
単純なホラーなのかなと思いきや、合間合間にテクノロジーや社会規範への批判が盛り込まれており、そう思うと犯人夫婦の原始回帰的な言動にもどことなく納得がいった。
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ユニコーン・ウォーズ(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

かわいい見た目のポスターに惹かれ、キュートさの中にダークコメディを潜ませて風刺するような作風だと思って観に行ったら、ゴリゴリの戦争・人類批判だった。
オチは『サピエンス全史』におけるホモサピエンスの繁
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94歳のゲイ(2024年製作の映画)

3.5

監督はシスヘテロ男性ということで、ノンケ視点から撮られた映画ではあるものの、意外と生々しい性の感触もあり興味深かった。
ただ、やはり少し下世話なものも感じてしまい、当事者として居心地が悪いシーンもない
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異人たち(2023年製作の映画)

4.3

私はゲイなので、アダムにもハリーにもバリバリ感情移入してしまい本当に辛い気持ちで劇場を出た。
けど本当に観て良かった。

ゲイと孤独は別、だけど、今の社会はまだやっぱりクィアに孤独感を与えやすい仕組み
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.0

2019年のインド映画『'96』を想起させる設定だったが、内容はだいぶ異なっていたと思う。

運命の悪戯のようなドラマチックなすれ違いもなく、ただただ状況とお互いの価値観によってやんわりと実らなかった
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女神たちよ(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

スッパラージ監督作品はピザ、ペッタ、ジガルタンダ、XXと観ての5作目の鑑賞。
観終わった瞬間、雨の中を駆け回りたくなった。

雨に始まり雨に終わるこの作品では、雨はおそらく自由の象徴として描かれている
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ジガルタンダ(2014年製作の映画)

4.0

前半ちょっと冗長だなぁと思わなくもないけど、主人公の覚悟が決まってからはとにかく面白い。
人の善悪は立場や境遇、シチュエーションや見方によって容易に変わってしまうというのが恐らくこの監督のテーマなんだ
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

きちんと評論するのは無理なので、終わった後の友人との会話箇条書き

・邪悪なのに笑えるのすご
・不謹慎ピタゴラスイッチ
・親のこと基本好きだけど、幾つか恨んでることあるかも
・逆に親に恨まれてることも
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サイラー ナラシムハー・レッディ 偉大なる反逆者(2019年製作の映画)

4.6

RRRへと繋がる物語。一滴も流れてないはずのインド人の血が激った。
インドの悲惨な植民地時代の歴史、独立後も続くイギリスの影響による分断と差別……。
そうしたものに想いを馳せながら見たせいで涙が止まら
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’96(2018年製作の映画)

4.5

この映画の素晴らしいところは、恋愛映画に終始しない所だと思う。
冒頭のThe Life of Ramで示されるラームの旅の様子は、彼の今までだけではなく、これからも象徴している。

途中、ジャーヌが神
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マジック(2017年製作の映画)

4.0

作中の音楽がどれもとにかく良い。
特にAalaporaan Thamizhanは聴くと元気になる。

マスター 先生が来る!(2021年製作の映画)

4.5

Master The Blaster!
初タミル映画だったが、テルグ映画ともまた違った雰囲気でとても楽しめた。
教え子たちに有権者としての自覚を芽生えさせることに尽力した先生だからこそ、ラストのバワー
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白石晃士の決して送ってこないで下さい(2023年製作の映画)

2.5

戦慄怪奇ワールドコワすぎ!の方でも感じたが、女性が日々晒されがちな性暴力に対する憎悪といった、従来の男性性へのカウンターパンチみたいなテーマが監督の中にあるのは非常に良いと思う。

ただ、とにかく口論
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

3.9

トンチキ心霊モキュメンタリーの最高峰。
物理効くよ!!

登場人物のフィジカルの平均値が今回高過ぎて、作中上がり続けるテンションに比例してアクションもどんどん激しくなり、結果カメラの手ぶれもシリーズ最
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イノセンツ(2021年製作の映画)

4.0

子供の頃に好奇心で虫を殺していた人間には刺さること間違いなし。
子供たちの無邪気な残酷さを全面に押し出した嫌〜な暴力描写の数々に顔を顰めつつ、わかるよ…悪意じゃなくて好奇心なんだよね…と非常にやるせな
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.0

マリオ好きな友人数人と鑑賞。
鑑賞後、あそこはこのゲームのアレだったよね!などと友人たちは盛り上がっており、楽しい映画体験できてよかったよね…!と後方でニコニコしつつ、途中で飽きてマリオカートシーンで
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.5

AIによる恐怖を描いた作品だが、案外堪え性が無かったり終盤はポンコツな部分も透けるミーガンさんは結構人間臭くて良かった。

お友達人形ということで、もっと楳図かずおの『ねがい』的なしっとり切ない雰囲気
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ゾンビーバー(2014年製作の映画)

3.0

どうせクソ映画だろと思って5分観たら消すくらいのつもりで観始めたら、案外面白くて完走してしまった。
ゾンビーバーに噛まれた人間はゾンビ……ではなくゾンビーバー人間になってしまうのもバカバカしくて面白い
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ランガスタラム(2018年製作の映画)

3.7

日本人からするとハチャメチャな文法で作られた映画なのだが、そこがいかにもインドらしいというか、不思議な面白みに溢れる映画だった。
ラーム・チャランという俳優は素晴らしい。

エゴイスト(2023年製作の映画)

3.8

セックスシーンが、ゲイ当事者の私すら気まずくなるほどに生々しかった。
だからこそ、2人の関係性や存在感にリアリティが生まれていたように思う。

鈴木亮平さんは私の中では「ゲイ」というイメージからは程遠
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オオカミの家(2018年製作の映画)

3.5

自分にもっと集中力があれば……あと始まる前からかなり眠かったのも良くなかった……。

頑張って起きようとしたものの、おそらく半分以上寝ていた。
寝た作品のレビューは普段しないようにしているのだが、今作
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

完全初見で鑑賞。

激動の時代に翻弄される人々を描いた凄まじい作品だった。
主演の3人は勿論、それを取り巻く人々の運命もまた時代と共に劇的に変わってしまう…。
我々日本人にとって耳が痛いことも多分に含
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.0

近年のディズニー系の中ではダントツの出来。個人的ディズニーベストカップル

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.2

これが監督の最後の作品なのかなーなんて思いながら観てたら切なくなった。

バービー(2023年製作の映画)

4.0

バス停でおばあさんと見つめ合うシーンがめちゃくちゃ良くて泣いてしまった

忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

思ったよりは悪くなかったかな?少なくとも個人的には村三部作よりは好きだった。

主演の西畑大吾さんの演技は素晴らしく、彼が出てくる画自体には説得力があった。物語を最後まで牽引したのは、監督の手腕という
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.2

かつてこんなに悲しくて美しく輝いているダンスシーンがあっただろうか。
映画の帰り道、『Under Pressure』を聴きながらカラムの孤独と遺されたソフィの喪失・その後の人生を想い涙した。

バビロン(2021年製作の映画)

3.9

映画作りも観客もクソだぜウンコとゲロ喰らいやがれ!!!
けど俺映画って好きだぜーーーーッ!!!!って感じの映画だった。
楽しかったけど3時間はやっぱり長い。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

色々比喩表現がありそうで勘繰って観てしまったけど、案外起きてる現象をありのまま受け止めて観た方が楽しめる映画かもしれない。

パードリックとコルム、どちらにも共感できる部分はある。
パードリックのよう
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キラーカブトガニ(2021年製作の映画)

3.4

冒頭の可愛く鳴くカブトガニと雑な爆発で「このくらいの映画です!!」って教えてくれるのが非常に親切。
各所ギャグが冴えていてきちんと笑かしてくれるし、海外のおもちゃのCMのような雑な工作シーンから繰り出
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.2

久々に映画で食らった…。
これは絶対ネタバレ知らずに観た方がいい。

この映画はフェミニズム映画として語られがちで、もちろんその要素も大いに含んでいるが、個人的にはシスターフッド(ロマンシス)の映画だ
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.0

才能と生きる目的が合致している人なんて稀で、生き甲斐がある人の方が今どき珍しい。
ほとんどの人が自分の人生の意味を求めてもがき苦しむが、そんなことをしなくても日常には美しく素晴らしいものが溢れている。
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