kumiさんの映画レビュー・感想・評価

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ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

3.9

神経質でずば抜けて優秀な役をやらせたら
ピカイチのピエール・ニネが、探求心に加え
徐々に真実に近づくまでの様子にこちら側も
緊張しながら鑑賞した。
固まった音を切り分けいかなる音も逃さず
分析し、飛行
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.6

男にとっての完全なるファム・ファタル。
一目見た時から情愛の底なし沼に
わかりやすく落ちていく刑事と
無意識のうちに醸し出す色香を撒いてしまい、
災難のような男たちに出会ってしまう容疑者。

どちらも
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白蛇:縁起(2019年製作の映画)

4.0

良くも悪くも様々なアニメーションのいいとこ取りをし、うまく調和させた中国版ディズニーCGアニメ作品のようだけれど、驚く程に綺麗な画像と色合いだった。
お見事、のひと言。美しい。

男狐聊斎~狐の恩返し~(2022年製作の映画)

3.4

ガオ・カイ、シャオ・ジャンにも高橋一生にも
似ていてカッコいい+陳情令のジン・リンで
お馴染みチー・ペイシンが立派になって眼福。

薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

4.0

実話。似た作品で『ダラス・バイヤーズクラブ』が
あるが、こちらも同様に病と貧困、それにより生活が
困窮している多くの人々が映し出され話が進んでいく。

我が国の最も優れているところに医療制度がある。
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ヒルコ/妖怪ハンター レストア&リマスター版(1991年製作の映画)

3.8

映像がきれいなのに
ミスマッチな昭和臭が不気味でいい。
あの頃のジュリー、はっちゃけた作品によく出てたな~

パトリス・ルコントの大喝采(1996年製作の映画)

3.5

皆が若くて元気で、それだけでニコニコしちゃう。
演者と観客一体型のシーンはこっちもライブ感を楽しめた。

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.9

音楽やダンス、色合いなどに
思いっきりトキメいた。ラテン大好き。

だけれども、内容が結構シリアスで
トランプ政権で問題となっていた
「ドリーマーズ」と呼ばれる子供たちのことや
(その後どうなった)自
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FUNAN フナン(2018年製作の映画)

3.9

遠いどこかの話だと思っていた戦争が
突然自分たちのもとへやってきた。

すぐに今までの日常に戻れると信じていたものの、
日増しに酷くなる現実に観ているこちら側も
胃が痛くなってきた。

「革命」と立派
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ある画家の数奇な運命(2018年製作の映画)

3.8

なにかしらの創造的産物や思考を形に
したいならば、ちょっと見てみるといいかもしれない。

今もなお精力的に活動している
ゲルハルト・リヒターの半生はおぼろげな記憶から
徐々に緊張感をはらむものになり、
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.5

最後の最後でびっくりするから
決して見逃さないように

ノッティングヒルの洋菓子店(2020年製作の映画)

3.2

懐かしのノッティングヒルで繰り広げられる
親子とその世代・友人の関係を軸に、世界に
散らばる甘くて美味しい洋菓子を作り上げる
ストーリーはありがちなようで目を引いた。

たった1店舗で世界のお菓子を作
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長江哀歌(ちょうこうエレジー)(2006年製作の映画)

3.2

ジャ・ジャンクーのテーマはほとんど
自国の過去→現在(未来への途中経過の産業や建築物等)
だけど、今回のダムに沈んだ町にいたはずの家族を
探し、そのために生活しの淡々としながら
時の流れの残酷さをあり
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ハンニバル・ライジング(2007年製作の映画)

3.4

誰もが知る人の形をした悪魔、
凶悪なハンニバル・レクターの
生い立ちを明らかにした作品。

凄惨というには甘すぎて、戦争での
残虐を超えた本能を呼び覚ます劣悪の数々は
想像したくないほど、リアルでどこ
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偽りなき者(2012年製作の映画)

3.8

これはだいぶ怖い。
幼子と思っていたのにその嘘に惑わされた
周囲の行動や視線に苛まれ、生活が
崩れていく様はぞっとした。
冤罪なはずなのに、子供は嘘を吐かないと
思っている大人のメンタリティは罪だ。
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.7

平凡でしっくりこない日々を潤わせ
明かな変化を導いたのはアルコールだった。
というとすぐにアル中まっしぐらの話に突き進むが
それだけでなかった。足元がぐらつきながらも
持ち直す者、やはり足元をすくわれ
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アネット(2021年製作の映画)

4.0

凄かった。
なんというか、言葉にするため
頭の中でまとめるにはもう少し時間が欲しい。

今まで観たことのない手法とストーリーの奥行には
いくつもの階層があるようで、何度も思考が行きつ戻りつしている。
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83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

4.1

どんな場所でも清潔で親切な紳士はモテモテで
いくつになっても色は生きる原動力になるなと
実感した。

そして介護をしたことのある人にしたら
切なさでいっぱいになるはず。
ヤングケアラーだったのでよくわ
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ココ・シャネル 時代と闘った女(2019年製作の映画)

3.0

55分と短く、生い立ちや
生き方が中心だったのでちょっと残念。
コクトーもダリもスキャパレリも登場は一瞬だった

どん底作家の人生に幸あれ!(2019年製作の映画)

3.0

デヴィッド・カッパーフィールドの
淡々とした目線で描かれていたけれど
わちゃわちゃしすぎなシーンが多くて
少々疲れてしまった、

ブレッドウィナー/生きのびるために(2017年製作の映画)

4.0

アフガニスタンの都市カーブルを舞台に
しているけれど、家族ぐるみで付き合っていた
アルジェリア人家族のことを思い出した作品。

彼女たちも同じシチュエーションになり
息もできないほど緊張して観ていた。
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ジキル&ハイド(1996年製作の映画)

2.5

なるほどそういう展開、、となるけれど
ジュリア・ロバーツの眉毛や髪色などに
違和感を感じていまひとつ入り込めない

堕天使のパスポート(2002年製作の映画)

3.7

高い評価をつけていいかわからないけれど
今もはっきり記憶に残っている作品。

イギリスでの不法移民の立場を利用した
卑劣な行いは反吐がでるし見たくもない。
けれど、実際ロンドンで生活していた身からする
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愛してる、愛してない...(2002年製作の映画)

3.8

純愛といえば聞こえがいいけれど
執着心が呪いに代わるホラーですよね、、

アメリ(2001年製作の映画)

3.8

2000年代のお洒落映画の金字塔といっても
過言ではない(と思う)夢みたいなおフランスでの
雑貨やファッション、食べ物やインテリアの数々。

実際お店に入ろうと思ったけれど、
日本人女性が写真撮影で多
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ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

2.0

大物監督になるとえらい豪華な
俳優陣やミュージシャンつかって
ふわっとした好き勝手作品作れるんだな、と
正直呆れた。

ハリーの災難(1955年製作の映画)

3.0

ヒッチコックってこんな殺しの
コメディ撮るのか、と驚いた作品。

まったく災難という以外言葉もないけれど
シャーリー・マクレーンが可愛いのでよし。

デリート・ヒストリー(2020年製作の映画)

1.8

下品な映像は撮られないようにしないと
あんな風に焦ってああなるかもな、、と
気持ちを引き締めた

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

3.5

正々堂々、真っ向から勝負することが
泥臭く感じられる昨今の政治状況からみても
真面目が過ぎると共感性が起きにくい気がしてしまった。

とはいえ、やはり今後この国の未来には
必要な声の代弁者であることに
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アリス&ピーター・パン はじまりの物語(2020年製作の映画)

2.2

豪華な俳優陣なんだけど
どこに焦点を当ててるのかわかりにくい
内容で、映像は凝っているし綺麗だけど
ぼやけたまんまで終了してた

燃えよスーリヤ!!(2018年製作の映画)

3.2

インド作品にありがちなマッチョな男だけでなく
やたら滅法と女が強い。かっこいい。

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.3

現代版タイムループで目覚める度に
経験と知恵をつけていくことにより、
四方八方へ行動できるからなんとなく
先が読めにくくて面白かった。

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.3

現代の風刺が効いている格差社会を
ひと集めにして階層にした感じ。

これで気味悪いのが突如自分の「階」が
変わること。上にいったら横柄になり
下にいけば食事にありつけない。

目を背けたい現実を見せつ
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プロジェクト・グーテンベルク 贋札王(2018年製作の映画)

3.6

最初から飽きさせることなく、面白い。
偽札の印刷手法や印刷機がどこへ流れつくか、
インクや透かしの方法など見所満載。

ラストまでの丁寧な描かれ方で
すっかり騙されたけど、あの作品に似ている、と
言っ
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カサノバ ~最期の恋~(2019年製作の映画)

2.7

老いたカサノヴァは絶妙な枯れ具合の
ヴァンサン・ランドン、昔を懐かしむの巻き。
ステイシー・マーティンはもちろん可愛い。

アンナ(1966年製作の映画)

3.6

『地下鉄のザジ』みたいなポップで
様々なシチュエーションが実験的。 
ただただアンナが可愛い。丸眼鏡が特に。

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