kumiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

kumi

kumi

映画(1520)
ドラマ(53)
アニメ(0)

シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢(2018年製作の映画)

3.6

奇妙奇天烈なあの建物を
いかなる背景で着手することになったのか、
ひととなりを含めて描いた作品。

今迄蓄えた知識に加え、なにかに導かれた
としか思えないほどの盲目ぶりだったが
愛娘のことを思うと胸が
>>続きを読む

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.2

大きなヤマを当てる為、チーム5人で
ホシの目と鼻の先で潜入捜査するも
隠れ蓑のチキン屋が予想を大幅に超え大繁盛!

副業か本業かてんやわんやしつつも
最後は見事にキメたわかりやすくも
気軽に楽しめる作
>>続きを読む

わが名はキケロ ナチス最悪のスパイ(2019年製作の映画)

3.9

幼いころから無益な戦争の被害者になり
それでも泣いてるわけでなかく、しっかり
復習の手立てをして生き残る。

そこから長い時間をかけ
伏線回収をしていくわけだけれど
実話を元にしているだけあり、
絡み
>>続きを読む

レフト・ビハインド(2014年製作の映画)

2.1

神様の手に委ねられた人々の人生は
その後どうなったのだろうか、、

昔ドラマで『神はサイコロを振らない』って
あったけれど、あんな感じ。

ザ・キッチン(2019年製作の映画)

2.9

街の厄介ごとを取り仕切る、だから
ショバ代払え、な生き方をしている
妻たちが刑務所行きの旦那たちにかわり
牛耳ることになった。

までは良かったけど軸が今一つ
定まっていないように見えた。
良い俳優が
>>続きを読む

ワールド・トレード・センター(2006年製作の映画)

3.2

高校を出て3日後、初めての
一人海外旅行先はニューヨークだった。
写真にも収めたあの場所が
惨劇の場になるとは思いもよらなかった。

緊張しながらニュースでみた事件を思い出した。
何度も観たい作品では
>>続きを読む

ずっとお城で暮らしてる(2018年製作の映画)

3.2

毒殺による家族殺しの罪をかけられ
出来るだけ町(村?)の人々との
接触を避け、叔父と姉と妹の3人で暮らしている。

なんとか無事に暮らしていたのに
ある男が来たことにより平穏であった
生活に隠していた
>>続きを読む

記憶探偵と鍵のかかった少女(2013年製作の映画)

3.1

映像も凝っているけれど
なんとなく最後までの設定が読めてしまう。
もっと面白く出来そうなのにな、という感想が強い。

エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.2

これ実話?と信じがたいほど
今も名の残る有名人たちの電力供給方法を
競うえげつないほどのエピソードの数々。

ニコラス・ホルトのニコラ・テスラ
そっくりで完成たかし。

にしても、映像のつくりは必要と
>>続きを読む

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.3

なにからなにまで安定のウディ・アレン節で
変わらず王道をいってるなぁ、と感心した。

旅行に行けない今だからこそ、お洒落な
ニューヨークの街並みやあれこれが楽しい。

シャラメのピアノ弾き語りもよき。
>>続きを読む

プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

3.6

離れたいけれど離れられない場所がある。
普通の生活をしたくても、それが想像できない。
子供を望めどそれも叶わなかった。

常に両極にある精神と環境の根幹にあるものは
私がここで生身の言葉を伝えなければ
>>続きを読む

フォーリング 少女たちのめざめ(2014年製作の映画)

2.7

少女から大人の女性になるまでの
思春期にある不安定さを出したかったのは
わかるけれど、綺麗な風景と時折挟まれる
サブリミナル映像がイラっとしすぎて
なにを描きたいのかわからなくなってきた。

あと兄さ
>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.3

よくぞここまで挑戦的なコメディタッチの
ヒトラーがでてくる作品ができたと心底感心した。
まぁ『帰ってきたヒトラー』もびっくりしたけれど。

様々な要素を重くならずに取り入れ、
途中靴の伏線回収をしたく
>>続きを読む

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.9

次々くる仕事がノリにのって
こなしていけど、終わりが見えない日々と
家庭と妻である自分を顧みない夫に
とうとう我慢ができず家をでる妻。

最初は不憫な父息子だという認識だったが、
大人になって改めて観
>>続きを読む

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

3.4

過去に英国を導いた強き鉄の女が
晩年認知症を発症し、かつての姿から
程遠い様子をよく描き切った作品。

誰しもがそんな姿をさらしたくないだろうに
小さくなった背中をみて感傷的になった。

幸せをつかむ歌(2015年製作の映画)

3.0

どうにも合わない役な気がするけれど
メリル・ストリープとメイミー・ガマー親子
共演ってだけでも感慨深い。そっくり。
でもってメイミー・ガマー、演技が母譲りでうまい。
いくつかの海外ドラマでもずば抜けて
>>続きを読む

マダム・フローレンス! 夢見るふたり(2016年製作の映画)

3.3

とんでもない音痴であるにも関わらず
なぜか自分でそれに気付かず、自分に
コバンザメしてくる信者の前でリサイタルをするという。

なまじ金を持っていると、どこまでも野望が
芽生えるので若干タチが悪い。
>>続きを読む

イントゥ・ザ・ウッズ(2014年製作の映画)

2.4

出演者もやたら豪華だし
なじみの童話の登場人物勢ぞろいだし、
なのにまったく面白みがない。
どうしたロブ・マーシャル

永遠に美しく…(1992年製作の映画)

3.7

永遠に若く美しい容姿でいたい、という
多くの女性たちの願いを逆手にとった
衝撃的で結構グロいブラックコメディ。
イザベラ・ロッセリーニの貫禄ある美貌、良かったなぁ

殺したいほどアイ・ラブ・ユー(1990年製作の映画)

3.5

仕事もバリバリこなすけど
同じように女遊びも怠らない夫に
悔しさと憎しみで殺害を計画

するもこれがまた一筋縄ではいかない
不死身の男で、周囲を巻き込みブラックな笑いが続く。

とはいえ心底愛想が尽き
>>続きを読む

フレンチ・キス(1995年製作の映画)

3.4

なにをしてもメグ・ライアンが超絶チャーミングで
コメディエンヌとしての地位が揺るぎなかった。
苦手を克服したり派手にリバース(湾曲表現)したりと
賑やかしいけれど、それもまた楽し。

女優マルキーズ(1997年製作の映画)

3.3

貧困の中、若くて美しいマルキーズは
大好きな踊りをしながら人を集め、その後は
父親の強制で彼女に夢中になった男たちを
相手に体を売る生活。

そこから夢であった女優へと上り詰め
頂点から散るまでなのだ
>>続きを読む

われらが背きし者(2015年製作の映画)

3.5

ジョン・ル・カレ原作小説だけあり、
裏社会で生きていく人間の仁義や掟を
ベースにほのかに生まれる友情や信頼が
よく描けていたと思う。

シンデレラ(2015年製作の映画)

3.8

一般的なシンデレラの話を
もっと掘り下げて、なぜに継母が
若く美しい娘に辛くあたるのか、など
背景に深みがあり新たな視点からの発見があった。
これ大人の女性に響くんじゃないかな

マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.2

大人の恋愛はそれぞれな事情があれど
味わい深く、いくつになってもときめくもの。
個人的にはクリスティーン・バランスキーの存在が好き

天使と悪魔(2009年製作の映画)

3.8

『ダ・ヴィンチ・コード』に引き続き
目を離せないほど美しく彫像の数々と
街並みに魅了された。

今迄多くの人が知りえなかった
バチカン内部のあれこれやコンクラーベの
様子など、興味深かった。

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.8

宗教的なことが軸であるのに
誰しもが容易に入り込め集中して
鑑賞できるほど、よくまとまっている。

またマグダラのマリアやその末裔とは、と
謎解き解明のブームにもなった。
繰り返してみても飽きない。

スター・トレック イントゥ・ダークネス(2013年製作の映画)

3.5

今迄このシリーズを観たことがない人でも
なぜが入りこめ楽しめる淡々とした不思議な作品。

カンバーバッチの冷ややかでも憂いを帯びた
表情や行動なのか、なにか深みがある気がする。
完全にえこひいき目線で
>>続きを読む

5時から7時の恋人カンケイ(2014年製作の映画)

3.3

不倫なのに切なくて爽やか、と
なんとも説明しがたいのだけれど
アントン・イェルチンの人柄によるものなのか
嫌な感じはしないんだよな。
もっと彼の作品観たかったな

インフェルノ(2016年製作の映画)

3.0

『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズ第三弾は
今一つ入り込めなかった。ただダンテの「神曲」を
読み終わった今ならもう少し見方が変わるかもしれない。
加えて人口爆発を抑えるためのウイルスってくだり、
現在の
>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.9

予想外の展開が何度かあり、
犯人と原作者は途中でわかったものの
その動機が意外過ぎて良く出来ていた。

入れ子のようにいくつもの層があって、
それぞれに登場人物がすれ違い目くらましをする。
面白かった
>>続きを読む

ティーンスピリット(2018年製作の映画)

3.1

監督・脚本がマックス・ミンゲラということで
かなり楽しみにしていたのだが(『ルイの9番目の人生』が
やたら面白かったし 『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』の
ニック役もよかったので)、なんとなく薄味
>>続きを読む

氷上の王、ジョン・カリー(2018年製作の映画)

3.3

幼いころからバレエに興味を持つも
父に反対され、スケートだったらと
方向転換してから天賦の才能を発揮した。

とはいえ苦難の連続で、逆境にも耐え
新しい世界への道を切り開いた先駆者。
ジョニー・ウィア
>>続きを読む

エンテベ空港の7日間(2018年製作の映画)

3.1

実話。オープニングのシーンと内容が
最初結び付かず戸惑ったものの、テロリストと
近親者それぞれの目線で描かれていたことに
ようやく納得。
変革を求める時、倒れることを恐れてはならない。
だとしても最善
>>続きを読む

ビートルジュース(1988年製作の映画)

3.7

B級感満載のこちら、大好き。
ウィノナ・ライダーのゴスっぽさもいいけれど
マイケル・キートンの下品さもたまらない

ペネロピ(2006年製作の映画)

3.7

もって生まれた特異な容姿により、
親から世間を遠ざけられ、それでも
名家なもんだから男性をあてがわられと
気の毒なんだけれど一貫してペネロピが可愛い。
だんだん豚鼻のほうが可愛くみえてくる不思議。
>>続きを読む