kumiさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ベル・カント とらわれのアリア(2018年製作の映画)

3.5

1996年ペルー日本大使公邸占拠事件に着想を得て
制作された作品であるが、リアルな映像も交えると
本当にあったのではと錯覚するほど良く出来ていた。

なかでもわかりやすいほどにほとんどの人々には
スト
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.0

ひたすらサイコパスの自己満足と
おぞましさ炸裂でグロいし胸糞だった。

第71回カンヌ国際映画祭でプレミア上映中
席を立つ人が多かったのはわかる

シンクロ・ダンディーズ!(2018年製作の映画)

3.1

残念ながら二番煎じ感が否めないし
やはりフランス版の面白さには勝てない

王朝の陰謀 闇の四天王と黄金のドラゴン(2018年製作の映画)

3.3

王朝周辺内部に跋扈する様々な
妖術つかいや呪術集団と対峙し
正しい道筋に尽力する、機転の利く判事ディー。
ワイヤーアクションもCGも力強いし豪華。

華氏 119(2018年製作の映画)

3.7

選挙の裏側のあれこれや
『エリン・ブロコビッチ』なみの
水質汚染、今も続くBLMなど
解決にいたらない長く続く問題が
皮肉に満ちた笑いを含んで浮き彫りにされている。

続・黄金の七人/レインボー作戦(1966年製作の映画)

3.4

否応なしに前作と比べてしまうし
薄味なテイストなのでこの評価。

黄金の七人(1965年製作の映画)

4.0

男も女もお色気ムンムン、
更に悪知恵が働き各々が軽々と
お宝を頂戴する。

イタリアの風景・人々すべてがドンピシャで
ルパン三世の元ネタはやはりこれだな

ユリシーズ(1954年製作の映画)

3.8

ホメロスの『イーリアス』『オデュッセイア』を
学んだ翌日に鑑賞したので理解しやすかった。

ギリシャ神話の人々と神の共存など
実際にある場所や逸話を元に、
現実と虚構をうまく融合しているのが見所。
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パラサイト 半地下の家族 (モノクロVer.)(2019年製作の映画)

3.6

最初にカラー版を観ているので
おさらいのように感じてしまったけれど、
不気味感はモノクロ版が勝っている

無垢なる証人(2019年製作の映画)

3.6

ある殺人事件の唯一の目撃者が
自閉症の少女で、誰もが彼女を軽んじ
偏見の目で見ていたが、ずば抜けた
聴覚と正直な目線が最終的に幸とでた。
良作。

聖女/Mad Sister(2018年製作の映画)

2.5

障害を持つ妹におっさんたちが
かわるがわるゲスなことをしでかし
それを知った姉が復讐に立ち上がる。

姉は聖女でもMad Sisterでもなく、
当然のことをしたまでで
なんというか、もう救いがなくて
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ドラキュリア III 鮮血の十字架(2005年製作の映画)

2.0

前2作の流れで観たけれど
どんどん薄味になっていき
本来のテーマがだんだんわからなくなってきた。

にしても3作とも良い役者を使うよな
最終作はルトガー・ハウアーだもん

ドラキュリアII 鮮血の狩人(2003年製作の映画)

2.0

前作のジェラルド・バトラーから一転、
メインは骨太のジェイソン・スコット・リーに
とってかわり、1作とつながりがあるのか
探っているうちに終わってしまった

どうでもいいけどロイ・シャイダー好きなんだ
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ドラキュリア(2000年製作の映画)

3.0

若くスリムなジェラルド・バトラーが
牙むき出しで来るのもいいけれど
ヴァン・ヘルシング役 クリストファー・プラマーが
ヒルから元気をもらっているのがおぞましくて良き。

良い役者が揃っているのに
全体
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神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

3.7

前回に引き続き、今度は弁護し助けてきた
3名の過去が明らかになっていく。

袖振り合うも他生の縁とはよく言ったもので
かつて縁があり見知っていた者同士は
因果応報も含め再び巡り合うもの。

こちらも見
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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

3.7

生前どのような行いをし、どのように死んだかを
死後の世界でジャッジされ、その結果によっては
転生できる。

そのため7つの地獄の裁判を受ける必要があるが
1人の死亡者に3人の弁護と護衛がつき
死んでか
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タイタス(1999年製作の映画)

4.3

人間の弱さや汚さを極限まで暴きだし、
エロもグロもごちゃまぜで本当に好き。

特にジェシカ・ラングの非道さが見もの。

アンソニー・ホプキンスのリア王(2018年製作の映画)

3.0

現代版に置き換えたリア王は
ややわかりにくく混乱した。

が、シェイクスピアの原作を
予め読んでいたので理解はできた。

出演者がえらい豪華だけれど薄味だった。
アンソニー・ホプキンスは
映画『タイタ
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出国 造られた工作員(2018年製作の映画)

2.5

実話を元にしたサスペンスだけれども、
日付や立場の紹介がなんともわかりにくいし
だいぶ退屈だった。

こんなこといったらアレですが
作る方で面白みがでそうなんですが、、

モーガン夫人の秘密(2019年製作の映画)

3.3

戦後間もない混乱のさなか
ドイツ人を憎む英国人、という設定から
それぞれの境遇があらわになるものの
かけがえのない息子を亡くした
キーラ・ナイトレイはどうにもふわふわした
女性にしか見えなかったけれど
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プレシャス(2009年製作の映画)

3.5

恐らくどこの国にでもあるような
親自身の教育も行き届かず、
貧困層で八方ふさがりの身内からの
虐待はプレシャスの空想でなんとか
バランスを保っていたものの
見るのが辛いほどの酷さだった。

絶望とかす
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.8

前2作よりバリエーション豊かになった
殺しの方法がエグイというより爽快で、
特に馬に乗っているところや馬の後ろ脚で
蹴り倒すのは見ていて気持ち良かった。
やられている方はたまんないでしょうが、、

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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.5

伝説の殺し屋が安寧な暮らしを望もうとも
社会や裏社会がそれを良しとせず、また
決して逃がしはしない。

愛するものをすべて奪われて
怒りが沸点に達したとき、元の世界に
戻る様は気の毒でもかっこいい。
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国家が破産する日(2018年製作の映画)

3.8

史実をベースにしているだけに
政府が考える国民への経済活動の
在り方が酷すぎる。それを言うなら
この国も同様だけれども。

「IMFによる韓国救済」とは名ばかりで
外国資本が韓国経済に入り込みやすいよ
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セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!(2017年製作の映画)

3.8

無線が繋ぐ宇宙と世界。
モスクワへ留学経験のあるキューバ人
セルジオとソ連崩壊からの混乱で宇宙ステーションに
取り残され自国に戻れないセルゲイ。

ひょんなことから二人が無線で通じ合い、
途中からアメ
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エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

3.6

またしても狙われる
アメリカホワイトハウスの面々ですが
体力気力が持たないだろ、、と同情する(笑

今回も大活躍するシークレットサービスの
マイクも凄腕だけれど、その上をいっちゃってたのが
失踪してい
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東京オリンピック(1965年製作の映画)

3.8

戦争など紆余曲折あった中、
とうとう1964年の東京オリンピックを迎える
までの記録映画はドラマ「いだてん」を見ていたからこそ
尚更感慨深いものだった。

「夜 聖火は太陽へ帰った。
 人類は4年ごと
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.7

1996年のアトランタ五輪爆破テロ事件を題材に
クリント・イーストウッド監督が作り上げた
警備員の冤罪とその罪が晴れるまで。

正義感に溢れ人々を守りたいと思う
ジュエル本人はお人よしが過ぎる故に
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THE PROMISE 君への誓い(2016年製作の映画)

3.7

第一次世界大戦前夜から始まる史実を元にした作品。

オスマン帝国(現トルコ)で組織的に
少数民族排除を目的にアルメニア人虐殺を行った。

医療を学ぶためコンスタンティノープル
(現トルコの都市イスタン
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ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

3.3

夏の青い空とセミが鳴く寂しい夕方。

いつまでも一緒にいるはずの家族が
老いて余命も残りわずか、あんなにしっかりしていた
母たちも人生を悔やみ諦めている様子を目の当たりにして
今迄見ずにいた現実に愕然
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パリ、嘘つきな恋(2018年製作の映画)

3.8

プレイボーイな独身貴族のビジネスマンが
若くて美しい女性に一目惚れし、同情をかって
お近づきになろうとするため車椅子に乗ってる
嘘がどんどん大きくなり、嘘と切り出せない。

しかしここで面白いのが一目
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ディリリとパリの時間旅行(2018年製作の映画)

3.9

機転の利く少女とそれを手助けする青年、
彼らを取り巻くのは有名どころの画家や作家、歌い手など
あの時代が好きなのでかなり興奮しながら鑑賞した。

こどもばかりを誘拐する組織を
見つけ出し、囚われた子た
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パピヨン(1973年製作の映画)

3.9

壮絶な実話。

無実の罪をおっかぶさせられ、
脱獄不可能と言われた悪魔島へ
収監されるが何度も脱走する。

ぎりぎりの精神状態で
人生を諦める囚人が多い中、
何が何でも生き抜こうとする
通称パピヨンと
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イメージの本(2018年製作の映画)

3.5

ゴダールは変わらずゴダールだった。
考えるな、感じてその空気に浸るのが良い。

モンキー・マジック 孫悟空誕生(2014年製作の映画)

2.5

話題になった「キャッツ」実写版を
先駆けて制作したと思わせる作品。
ちょっと不気味なドニー・イエン