kumiさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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不実な女と官能詩人(2019年製作の映画)

2.5

邦題の酷さで余計にフィルターが
かかってしまうが、フランス人の愛と芸術&性欲が
赤裸々で生きてるって感じだなーと感心した。

近親者で組んずほぐれつは如何とは思うが
これほど生&性を楽しんでいるならば
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マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

4.1

亡き夫を想い、愛する本を扱う
小さな書店を持つのを夢にみたフローレンス。
ある町でその夢を叶えるも、
地元の権力者からの執拗な嫌がらせが続く。

それでもたった一人、偏屈だと思っていた
読書好きの紳士
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シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.1

キラキラしたロマンティックな話かと
思いきや、現実の事件をベースにした
陰惨で悲惨、酷い話だった。

マフィアの息子というだけで
誘拐・監禁され挙句の果ての結末だが、
その過程には彼を心底愛した13歳
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世界の涯ての鼓動(2017年製作の映画)

2.8

海の底へ調査するものと、テロを止めるための
特殊任務の為南ソマリアへ赴くもの。
それぞれが一般社会から想像がつかないような
孤独を抱えながら、世界の果てにあるような場所へ行く。
相手を強く想いながら。
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トゥ・ザ・ワンダー(2012年製作の映画)

3.9

光も色も構図も音も、本当に好き。
鑑賞しながら瞑想できる。

アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.8

宇宙と内省。

父やその彼を包み隠している
銀河系に対する不安と怒りと探求心。
静かに進んでいくストーリーを彩る
インテリアや色がたまらなく魅力的で
すっかり気持ちが入り込み、浮遊して
その場にいるよ
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処刑人II(2009年製作の映画)

3.7

前作も良かったけれど、今回は
ユーニス・ブルームFBI特別捜査官の
謎解きが合わさって面白かった。

でもってノーマン・リーダスは
なんであんなにセクシーなの、、

処刑人(1999年製作の映画)

3.6

神の名の元に悪人たちを容赦なく
銃で裁き、あの世に送る敬虔な(?)
カトリック教徒の双子の兄弟。
まさに西洋版必殺仕事人。

細かいところで他の映画を引き合いに
出すところがまた興味をそそられる。

いつか家族に(2014年製作の映画)

2.0

ハ・ジョンウ監督・主演と知って
楽しみにしていたが、11年間他人の子を
育ててきて手のひらをひっくり返して
冷たく当たり(子供の本人は全く悪くない)、
なにかと嫌な気分だった。

最後はいい話にまとめ
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秘密のキッス(2014年製作の映画)

3.1

HIV陽性者の記事を書くため、
自身も陽性と偽り女性とコンタクトする記者ダニ。
そうとは知らず、本気で好きになるソル(アナ・デ・アルマス)。

朗らかでひどい真相を知ってもその名の通り
ソル(スペイン
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アガサ・クリスティー ねじれた家(2017年製作の映画)

3.3

(個人的感想ですが)アガサ・クリスティ原作って
意外な事実を軸に真相が「あ、そう、、」なあっさり目な
気がする。つまりはそんなに面白くないんだけど。

で、今作もその路線でラストは後味悪い。

一番驚
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レプリカズ(2018年製作の映画)

3.0

生前愛していた人の記憶を
コンピュータ上に移し替え、ってのは
理解できるけれど、生身のボディも出来上がる
(ざっくり数時間で)のは物語としても性急すぎだけど
いつかはこんなことが身近に起きるかもしれな
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.5

たとえ身内であっても
息の根を止める時には容赦なく。

他人にしたこと、ましてや娘にしたことは
絶対に許せないし許してはいけない。

最後はそれぞれが気の毒だった。

ホテル・アルテミス ~犯罪者専門闇病院~(2018年製作の映画)

3.2

凄腕の会員制闇の医者がいるホテルでは
個人情報を伝えず部屋名で呼び認識する。
ニースにワイキキ、アカプルコにナイアガラ、、
外国名はいいね、熱海や湯布院じゃほんわかして
ピンと来ないから。

内容より
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引き裂かれたカーテン(1966年製作の映画)

2.6

東西冷戦時代のドイツでのスパイ活動をする
婚約者と、それを追う婚約者の女性。

ヒッチにはめずらしく焦点がぼやけてて、
肝心のスパイ活動より愛する婚約者の
ジュリー・アンドリュースと逃げることばかりで
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第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)

3.7

まるでトラン・アン・ユン監督の
『青いパパイヤの香り』そのものだと感じていたら、
本人が美術監修だった。どうりで。

緑色が独特なベトナム風で、画面のこちらにも
湿気が感じられる色合いが大変魅力的。
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天国でまた会おう(2017年製作の映画)

3.6

やっと停戦となるはずの戦争から
命からがら生き延び、必死で前に進んできた
元兵士2人が織りなすそれぞれの生き方。

ナウエル・ペレ・ビスカヤー演じるエドゥアールの
美しき仮面の数々は素晴らしきアートで
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スリーピング ビューティー ~眠り姫と悪魔の館~(2016年製作の映画)

1.5

インディア・アイズリーはもっといい方向へ
いけそうなのに、毎回厄介なゴスロリっぽい
エロい風少女で特性を生かせてないんじゃないか、、

んで最後のあれなに

パリに見出されたピアニスト(2018年製作の映画)

3.2

天才的な才能があれど、根気もやる気も
今一つで特性を生かしきれないマチューと
それを必死で(自分の人生もかかっている)
サポートするピエール(ランベール・ウィルソン)。

主演のジュール・ベンシェトリ
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サハラ 死の砂漠を脱出せよ(2005年製作の映画)

2.7

良い役者がそろっているのに
壮大すぎて甘い脚本でインディ・ジョーンズ風
冒険劇がすかした感じで終了に。
見方を変えれば面白いかもしれないけど。

デイ・アフター・トゥモロ ー2020(2019年製作の映画)

1.3

二番煎じになりたくてもなりえない、
よくぞ制作できたな!って感じで感心する。

エンド・オブ・カリフォルニア(2019年製作の映画)

1.3

マグニチュード12.7って時点で
大分アレなのに、わりとみんな元気に
生き残ってるし、画面と身体の揺れで
成り立つ雑さ加減の作品として逆に面白い(面白くない

セラヴィ!(2017年製作の映画)

2.8

よくあるフレンチドタバタ劇なんだけど
最終的には生活の為と我慢していたものを
脱ぎ去り、それぞれの特技で大成功を収める
いい終わり方の作品。

暗がりで音楽とダンス、年齢性別国籍問わず
生き生きする時
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サスペクト 薄氷の狂気(2019年製作の映画)

3.0

連続女性殺人事件の
容疑者として逮捕されたのは
知的障害があると思われる男性。
偽りの姿なのか、複数犯なのかと
捜査を翻弄されるも真相はへぇそれ、な事実。

驚きなのが、主役の男性が
ヘンリー・カヴィ
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パリの家族たち(2018年製作の映画)

2.9

母と娘、母と息子、これから母になる人
母になる気がない人、それぞれの立場と
未来への不安や不満をあけすけに語っている。

わりと驚いたのが、母の日の成り立ちと
その母の日を無意味だと思う人が多いこと。
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

3.7

結婚式当日に相手女性の浮気が発覚し
逃げられた"旦那様"とその家に
仕えるはずだった19歳で未亡人のメイド。

都会と田舎の貧富の差が大きく、
また今もなおあるカースト制度から
抜け出せない若き家政婦
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クォ・ヴァディス(1951年製作の映画)

3.8

暴君ネロ、といえば自分の母も妻も殺し
歯向かうものには容赦なく制裁を下すと
いう恐ろしい話を聞いていたが、この作品では
見事なまでにアホに磨きをかけたパッパラパーで
腹立たしさ満載だった(笑

にして
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コンプライアンス 服従の心理(2012年製作の映画)

2.8

たった1本の電話は警察からのものだった。

ファストフードのレジで、スタッフが
顧客の金を盗んだという件で
10代の女性を裸にし、尻をたたかせ
何時間も拘束する。

たった1本の電話で。

結局のとこ
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ベン・ハー(2016年製作の映画)

3.0

最も有名なチャールトン・ヘストン作と
ちょいちょい内容が違うんだけど、
これ制作する必要ありました、、?と
元も子もないことを思ったのでした

トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

3.0

日本の卑弥呼にまつわる謎を解くミッションは
アジアを一緒くたにした感があるけれど、
西洋からはこういうふうに見えるのか、と思うと
なかなか面白かった。

まぁでも、アンジーと比較されるのは
当然だし内
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トゥームレイダー2(2003年製作の映画)

3.1

1本目に引き続きアクションたっぷりですが
それと同時に近未来ガジェットのあれこれが興味深い

トゥームレイダー(2001年製作の映画)

3.6

さりげなく親子で共演が好ましい今作品は
実物とは思えないほどパーフェクトなボディと
アクションでアンジェリーナ・ジョリーの
名を知らしめたと言っても過言ではない。

冒険探検とお宝発見を最高な頭脳と身
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悪魔を見た(2010年製作の映画)

3.4

やることなすこと容赦ない韓国映画で
ほんっとに胸糞感が溢れ出していた。

そもそもなんであれほど惨殺したいのかが
わからないし、その犯人に金を渡すのもわからない。

けど、じわじわとイ・ビョンホンが
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アンダーグラウンド 完全版(1995年製作の映画)

3.4

長時間にわたる"ある国が存在し独立した"話。

ひっちゃっかめっちゃかな人間関係が
ごく当たり前に進み、別れくっつき新しい
命を宿し次世代に続いている。

ラスト、牛が大量に海から陸に上ってくるのは
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わがままなヴァカンス(2019年製作の映画)

2.8

うん、よくありがちな大人になりきれないけど
節目である16歳のひと夏の経験。

フランスっていつもこんなあやうい夏を
過ごしているんですかね、、