イシダユウキさんの映画レビュー・感想・評価

イシダユウキ

イシダユウキ

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

5.0

震災、サイコー!
と書くにはまだ早過ぎる時期ではあるけれど、さまざまな都市で災害が起きてくるカタルシスは日本人のDNAをくすぐる。栓を抜くと竜が現れて地震が起きるのは勉強になった。宮崎県に行きたくなる
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バービー(2023年製作の映画)

5.0

めっちゃくっちゃに面白かった。これはこの映画を観ようと思った人だけのご褒美だと思った。何を見ているのか混乱するときもあるけど、なんだか見た事のない新しい類型を見ているようだ。

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

5.0

最っっっっ高でした。いや、なんかすいません、このタイプ苦手で見てなかったけどめちゃ泣きました。お芝居が最高、演出でらわらいました。ラストシーン、笑いと泣きを同時にやるのすごいっすよ!

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

はちゃめちゃにすごい作品。劇場で観れてよかった。ファンタジーでもSFでもポルノでもない、絶妙なバランス。しかも意図的にとったバランスなのかもわからない。わからないが正直な感想。登場人物多くて追いつかな>>続きを読む

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

5.0

本物の日本映画
階段が映るシーンに注目せよ
いつ雨が降るかを観察せよ。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

5.0

去年のベスト of ナンバーワン映画。最初から最後まで面白かった。
「楽しませたい!」という気持ちが全面にあふれていて、まるで小学生の時に初めて映画館で映画をみたときの気持ちにさせられた。

音や衝撃
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

4.0

人生初のガチホラー映画。
主人公たちの精神的成長を描いた微笑ましい作品。極限状態を経験したことで活動に艶が出た主人公。果たして森林を守ることはできるのか…!?

続きは現実で。

ファインディング・メリー(2019年製作の映画)

5.0

子供の頃に見たい映画
子供が車運転するのワクワクするわ

ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習(2006年製作の映画)

5.0

極めて良質な映画。もし宇宙人が「人間のすごい創作物みせて」って言ってきたらこれを見せる。将棋でいうなら羽生善治。

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

5.0

アニメーションとアニメの融合。やりたいこと全部やってる。わかる。わかるの連続。フィクションレベルがバラバラの画面は実写では得られない。

アニメのドラッグだ。

見てるだけで楽しい。

SING/シング(2016年製作の映画)

5.0

素晴らしい映画すぎてビビった。監督がガースジェニングスだったのか。物語に喰らいすぎて泣いた。続編も観たいわ

ドリーム(2016年製作の映画)

5.0

このような素晴らしい映画が広告によって、あまり人に見られないのは人類の損失です。私もこの映画を見る気はありませんでした。先日Youtubeで岡田斗司夫が大絶賛してたので、ディズニープラスを契約してこの>>続きを読む

ギャラクシー・クエスト(1999年製作の映画)

5.0

この映画をレビューし忘れるなんてとんでもない!『銀河ヒッチハイク・ガイド』とはまた別方向のぶっとび。画面サイズが2度変わる。可愛いCGに、夏休みの高揚感。あの頃はたまたま手に取ったDVDが面白い映画で>>続きを読む

茄子 スーツケースの渡り鳥(2009年製作の映画)

5.0

大泉洋と山寺宏一が50分間叫びまくるアニメ〜ション映画。
動画も演出も最高。これは実写ではできないと思う。
疲労困憊の幻覚の表現、そして現実に戻ってきた表現。
雨たまりでジャンプして後続に水をかけてた
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

4.5

「お客さんを楽しませよう」という意識のある映画は好きだ。
音楽がよくて緊張感が続く。
うちにあるスピーカーって、こんな奇妙な音も出せたんだ。
フランス映画って美しいけどなんかよくわからん、というイメー
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ザ・ディスカバリー(2017年製作の映画)

4.5

ちょうど半分ぐらいで飽きてしまって残りは5倍速で見た。
なんだか夢のような不思議な映画。
映画じゃなくて小説にしたほうがよかったんじゃないかな。

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

4.5

全然意味がわからなかった。
悪路をベビーカーに乗せられて疾走させられている感じだった。
しがみついて物語を理解するのに必死なんだけど、ハワイについたときにようやく僕も「なんでこいつスーツやねん笑」とツ
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

5.0

Welcome! ようこそ日本へ
ついにピクサーは日本の文化、藤子F不二雄を理解したようだ。
とてつもなく引き込まれた。

ドラえもん的で、藤子F不二雄的SFで、ガンダムの造形を許し、スペースオペラ嫌
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ラバー・ジョニー(2005年製作の映画)

5.0

授業で観たなと思って予告編調べたらYouTubeにフルであった。久々に見ても少ない予算で数ヶ月かけたとは思えないクオリティ。

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

1.0

前作に衝撃を受けて、家族全員で見に行きました。
クリスマスに弟がライトセーバーをねだったり、僕はニンテンドー64「スターウォーズ エピソード1 レーサー」をやったり家族でスターウォーズにハマりました。
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

4.5

TOHOシネマズ海老名にて鑑賞。
音響がすげー。アナキン・スカイウォーカー可愛い。
レースシーンもすごい楽しい。
ジャージャーというキャラもいい味だしてる。
いい意味で「SF! SF!」してなくてすご
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ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

5.0

ええと、僕はどんな映画にもストーリーはあると思ってたんだけど、その考え方はやめよう。この映画にストーリーはなかった。なにがあったんだろう。素敵な描写と素敵な演出だけがあった。脳が疲れた。この映画を見た>>続きを読む

ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

5.0

この映画は見るというより「分かる」と言う感じだった。飽きたくない、飽きさせたくないという情念がすごい技術に昇華された映画で、映画というよりかは「町の超美味しいラーメン屋さん」みたいな作品。監督が持って>>続きを読む

お引越し(1993年製作の映画)

5.0

人はある回数だけ奇跡を起こすことができる。この映画監督はそれをすべてこの映画につぎ込んだのではないだろうか。引き込まれるショットの連続。神がかってるのは緑の下で父と遊ぶシーンと、家の中で母と長い追いか>>続きを読む

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.0

予告編がかっこよくて見たら、めっちゃ重かった。ストリートカルチャーってストリートが好きな人が集まっているのかとずっと勘違いしていたことが分かった。ストリートの対義語はホームだ。ホームの脆い人たちがスト>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

(セックス・ドラッグ・バイオレンスが好きな僕の友達へ:この映画を見ろ)

・魚を捕りたくなった
・障害者映画と見るか、音楽映画と見るかの前に、僕はビジネス映画として面白いと思った
・歌声の高まりと共に
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死なない子供、荒川修作(2010年製作の映画)

5.0

ああよかった。この映画を見ることができて。2011年のリリース当時に見るには僕はまだ幼かったと思う。まだ分からない。まだ彼の言うことの70%いや、80%が分からない。でも少しづつ体験を通じて理解してい>>続きを読む

恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

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こういう映画が自分は好きだろうと思って、ようやく観れたら全然入り込めなかった。なんか普通に悔しい。こういう映画を好きである自分でいたかった。そんな感じにさせるほど展開もキャラも弱くしがみつくのがやっと>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

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「マッドマックス 怒りのデスロード」的な劇場体感型ジェットコースター映画だった。小さい画面で見てもよくわからない。

交渉人 真下正義(2005年製作の映画)

5.0

日本映画はこれくらいテンポが良い方がいいと思ってる。この映画のタイトルを聴いただけで「あのワクワクする感じ」が蘇ってくるし、00年代の良いところとエヴァンゲリオンを煮詰めて凝縮した謎の性癖っぽいところ>>続きを読む

僕らはみんな生きている(1992年製作の映画)

5.0

なぜ一本の映画にこれだけの金がかけられるのだろうか。映像の豊かさに、そして映像の美しさに目を奪われてしまった。(この映画を観る前に同時代の香港映画を見たせいで)フィルムの美しさが際立っていた。富士フィ>>続きを読む

ファイナル・プロジェクト(1996年製作の映画)

5.0

マジですげーな、暑き男たちのヒト季節。雪山急流でのアクションから、凍結湖へのダイブ、脚立、極端に高い竹馬、高層ビル、水中アクション、そして水族館の崩壊からの水流アクション。これ本当に一本の映画? 2本>>続きを読む

ロマンシング・ストーン/秘宝の谷(1984年製作の映画)

5.0

ロバートゼメキスの物語として、やはり見とかねばあらぬと視聴。8歳の夏休みに金曜ロードショーで流れてた冒険活劇にとてもよく似ている。別にめっちゃ面白いわけじゃないが、再生停止ボタンを押す気にもならない。>>続きを読む

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

5.0

冒頭6分の伏線張りまくりのシーンからゾワゾワした。ただでは回収しないぞ、という気概。石が積み上がったシーンから「生きて帰りし物語」であることは明示されるんだけど、そんなのは吹き飛ぶぐらい石にまとわりつ>>続きを読む