収容所とこちらを隔てる壁に正対し続ける画角
定点カメラでただ生活を映し続ける
怒声、銃声、黒煙、悲鳴、赤い夜空
異様な音が背景として馴染んでしまっている生活
あの環境を好んで選んでいる描写だけが自分>>続きを読む
これがまだ進行形であること
近しい惨状が広がる地域がまだまだあること
余白の多い会話劇
たらればってあるよね、現実になってほしいとか思っちゃうよねってとこと
そのたらればと決別する瞬間
余白を観てなんぼって感じがするので配信を待つより劇場でゆっくり見入る方が良さそう
「DUNE おさらい」と検索していろいろ思い出してから観てよかった
作中で多少の説明はあれど流石に足りないので、復習してから観なきゃ
相変わらずティモシーが美しい
SF大作シリーズをリアルタイムで>>続きを読む
客観的に考えることの難しさ
提示された要素次第で捉え方なんてコロコロ変わることを考えると
主観を排除し切ることなんて不可能なんじゃないかとすら思う
傍聴席で無責任に善悪を判断してしまっている気持ち>>続きを読む
悪意は音も気配もなく迫ってくる
コメディパートがわかりやすくコメディになっているのもあって
夜のシーンとの対比が際立ってた
赤くなる指先もシャツに滲む汗も3つの「イメージシーン」
日常の喜怒哀楽を他所目に生活を侵蝕する戦争
校長の言葉に尽きる
「世に恐るべきものは『目あれども美を知らず、耳あれども楽を聴かず、心あれども>>続きを読む
プラネタリウムが作る夜から明けた(出た)顔の晴れやかさ
誰もが大丈夫じゃない何かを抱える中で
想像して知ろうと歩み寄ることが優しい関係/社会/世界を作る基礎であり本質なんだなと
上り坂で自転車を>>続きを読む
体は大人、頭脳は子供
順に知り学び、自らの頭で考え、選択をして、間違えて学んで、成長して生きることの美しさと難しさ
無自覚な悪意を持ちつつも多少の善いとこも持ち合わせる登場人物たちが「哀れなるものた>>続きを読む
杉咲花に圧倒された
元より選択肢なく生きてきたこと
どれだけ想像を働かせてもそれを優に超える事実はあって
その事実と対面した時に何を思うんだろう
この事件から法が制定されるまで67年
ようやく昨年反リンチ法が制定されたことにものすごく驚いた
裁判までの間に無数に浴びせられる差別の数々
加害側にいた2人の黒人についての言及が少なかったことが気>>続きを読む
ルーティンで進む日常の中のちょっとした揺らぎ
こういうのが生活だよなと事実と重ねる
華やかな渋谷の公共トイレを使ったのはなんだったんだろう
主人公が生活を送る東側との差分を強くしたいなら結構グロテス>>続きを読む
前後の話が気になって「墓場の鬼太郎」に行き着くくらいよかった
前作の気味悪さを期待してたんだけど、終始ディズニーストーリーでミュージカルだったから肩透かしくらった感じのなった
ティモシーは相変わらず美しい
テーマも進み方もとても面白くて好きだし
観終えた後に感想戦したくなる内容も最高なんだけど
少し前の人が描く近未来って感じがどうにも引っかかってしまった
まんまジェフベゾスな人をCEOに置いてる最先端>>続きを読む
