地獄の黙示録がキングコングに遭遇してしまったような感じで面白かった。人があっけなくどんどん死んでいくのも爽快。
あとイカリグンペイの戦闘シーンが妙にエロかった。
このレビューはネタバレを含みます
なんとも珍妙な。ファーストシーンとラストシーンがカチッと決まってる分、その間は思う存分狂って大丈夫、みたいな。
いかにも怪しい井戸、別に何もない。危なっかしいオーブンの掃除、別に何もない。テレビの音>>続きを読む
邦題や宣伝が父と娘のハートウォーミングなコメディみたいな雰囲気だけど観てみると全然そんなんじゃなくて良い意味で度肝を抜かれた。なんせ音楽なし、回想シーンなしの硬派な構成。思い出の詰まったアイテムもなし>>続きを読む
安定のケン・ローチ。わけのわからない同調圧力が強まる今だからこそ、個人が持つ当たり前の権利、尊厳を当たり前に主張し、自分のため隣人のために当たり前に闘う姿が圧倒的に美しく感じられ落涙。
最高に美しい映画で観て本当に良かった。この手の話でいわゆる白人がほとんど出てこないというのもまた凄い。
ポスターの意味は観終わって人に言われるまで全く気づかなかった 苦笑
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凄く丁寧に作られていて映画に対する愛情に溢れた作品。ファーストカットからラストカットまで一切無駄がなく、トラウマとなっている過去の出来事を、そっちにフォーカスが当たり過ぎないように敢えて描かなかったと>>続きを読む
いつまでも観て浸っていたい感じ。
大人があまり出てこなくて、一番よく映るおとなが野球のボールが当たってオデコがへこんだ親父。青春真っ只中のティーネイジャーから見た大人の頼りなさ、不条理さ、滑稽さ、捨て>>続きを読む
普通に面白かったけど、人に勧めまくるほどではなかったかな。とはいえ冒頭とラストの構成の見事さ、音楽、音響の質の高さは素晴らしく、映画館で見る価値は十分すぎるほどあった。珍しくセンスのある邦題。
アレ>>続きを読む
夜というか闇の映像が素晴らしすぎる。台湾総統府の前をバイクで駆け抜けるシーンの格好良さ。侯孝賢のインタビューによると当時は戒厳令下、逮捕覚悟で撮ったと。
パンフレットに載っている、侯孝賢がこの映画以来>>続きを読む
クーリンチェに感動したのでDVDで観直した。やっぱり凄かった。壁に貼られたつぎはぎのアップ写真が風でバラバラにめくれ上がるシーン、何度見てもゾクゾクする。
あまり期待してなかったのに加えて日本語字幕なしだったけど、普通に楽しめた。アメリカのエンターテインメントって厚みあるなー。
もっととんでもないものを期待して観てしまったせいか不完全燃焼。
『ビフォア・サンライズ』と同じ。好きな人はきっとずっと観ていたいんだろうな。ジュリー・デルピーのちらちら映る背中が良かった。前半の会話でメルヴィルの『白鯨』が出てきて、これから物凄い冒険が始まるかと思>>続きを読む
後輩の女性に薦められて鑑賞。薦めた当人の人格というか行動様式の半分くらいがこの映画でできてることが判明した(笑)。冒頭の電車内でジュリー・デルピーが読んでる本がバタイユのマダム・エドワルダだったので物>>続きを読む
友人の顔がロボコップそっくりなので見直し。バーホーベン、素晴らしいバイオレンス映画。
会話というものが持つ狂気が見事に表現されていて最高だった。これでもかというクロースアップの多様、意識の乖離感を煽りまくる映像とサウンドトラックに対するエフェクト、画面の緊張感がハンパじゃなくて終始スク>>続きを読む
映画を観るという体験の良さを再確認させてくれるというかもう最高の体験だってことを実感させてくれる3時間56分。デジタルリマスター相当いい仕事してて、画の暗さがきちんと暗さとして認識できて、昔怪しげなV>>続きを読む
恵比寿映像祭で鑑賞。人間の業が東南アジアの空気で凝縮されている感じで圧倒された。人間模様もさることながら映像そのものと音楽が素晴らしく、長尺にもかかわらずもっと観ていたいなー、と。上映後の監督と脚本に>>続きを読む
色んな生活の仕方があるんだなー。マーク・レイが人間としての魅力に溢れてるからずーっと観てられる。
でもこれ公開されたらあの生活維持するの無理なんじゃ… と思ってネット徘徊したら今はもう屋根のある家に住>>続きを読む
父子家庭で母性に包まれたいという欲求を現実の世界で満たすことができず無意識のうちに夢の中で当の自分が女性になってしまうという症状に苦しむ男子高校生が、女子高校生の唾液で作られた酒を(未成年なのに)あ>>続きを読む
音楽なかったんじゃん(実際はあった)ってくらい静かな作り。首なしの死体が引きずられて血の跡が伸びてくシーンとか凄かった。あと塚本晋也が海で波責めにされる処刑シーン、アレどうやって撮ったんだろうか。ホン>>続きを読む
飛行機で観るのにちょうど良かった、良くも悪くも。キャストだけで持っていく感じ。
これは凄い! 期待を遥かに上回る衝撃。エグい!
タイトルとか売り出し方が良くない気が。魔法少女なんか細部の一つでしかないのに。
アルモドバルとか好きな人はハマるんじゃないかと。
おそらく映画というものに対する愛がこれでもかと注ぎ込まれてるんだろうけど全然拾えなかった。副音声の解説とか欲しい。
それにしても、ローレンス・ローレンツみたいなくだらないギャグ大好き。
美女の裸がたくさん見られてよかった〜。
ルベツキのカメラは相変わらずすごい。でもマリックはどうせならもっとスピればいいのに。せっかく宇宙で始めてるのに宇宙最初だけじゃん!
原作が素晴らしすぎるので「アニメにしてどうすんの、何でもアニメ化すんのやめてよ」って思ってたけど評判が良いので確かめに行ったら最高でした。原作の良さを損なわないどころかより膨らませていて驚き。日常生活>>続きを読む
映像も話も色んな意味で気持ちが悪かった〜。もっと自分のロリコン趣味を鍛えておけば楽しめたかもしれない。
フランスのスタッフ、役者で撮ったというからいつもの黒沢清と違ったテイストが入ってくるのかと思ったら、完璧にいつも通りの黒沢清映画でヤバかった。全編に渡って画面に張り詰める緊張感、不気味さ。父親役の俳優>>続きを読む
『そこのみにて光り輝く』の映画が素晴らしかったので、原作読んで期待しまくって鑑賞。だいぶ話をいじっていて、「オーバー・フェンス」と「黄金の服」を掛け合わせ、さらに佐藤泰志の作品世界にはない幻想的な要素>>続きを読む
色々と筋が通らない歪さを孕んだ映画だけど、その歪さが映画なのかもしれないと。ただやはりsexシーンは欲しかったなー。
面白かった! ナイスな青春映画つながりで『桐島、部活やめるってよ』とか『サニー 永遠の仲間たち』とか『僕らのミライへ逆回転』とか思い出しました。ただ主人公の兄弟の話をもう少し丁寧に扱っても良かった気が>>続きを読む
途中で完全に飽きた… 読んでないけどバラードの原作小説の方が面白いんだろうな〜。
冒頭のワンカットが最高。妖しい顔の女から天上の穴に昇る煙に至るまで全てにウットリ。
最後の身体どけたら水がっていうのはちょっと笑ってしまいました。