Cinemanさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

スタンドアップ(2005年製作の映画)

3.6

実話というのが..
しかもすごく昔でなく1990年のこと。
いかに先達の女性たちが苦労して今があるかがわかる。
状況は変えられる。

メインパートではないけど、ショーン・ビーンと、母を軽蔑する少年との
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ザ・ノース 北極の宿命(2007年製作の映画)

1.2

ミシェル姐さんがこの役やるのは見たくなかった..!!!涙

ミシェル姐さんの強さ、チャーミングさ、コメディックな魅力..全てを封印。なんでキャスティングした..涙

設定は面白いのにっ!!!
Begu
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ヒッチャー(2007年製作の映画)

1.2

つくづく不条理ものは、時代背景あってこそのものだと再認識した。
Detourとかでも思ったけど70sカルチャーで育った監督がそこにオマージュを捧げようと、不条理だけ現代舞台で持ってくると違和感がある。
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アイム・ソー・エキサイテッド!(2013年製作の映画)

2.7

バンデラス氏本当にカメオだった😂でも、全ての原因となる役だからある意味大役??笑

初期アフモドバルのカラッとした明るさが戻ってきてて、やっぱり好きだった。

ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター(1993年製作の映画)

2.2

なんか予想してたのと違った。
格調高い始まりと、幻想的なラストはしっくりくるものの、肝心の中盤の展開はソフトポルノ...

女性作家だとフェミニズム作品と括られがちな傾向は...ソフィア・コッポラにも
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エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014年製作の映画)

2.7

言わずもがなの錚々たるメンツの中でも、今回はバンデラス目当てで。

大好きな三枚目バンデラスでした。彼はこういう役珍しいと思われがちだけど、デビュー作の初期アルモドバル作品群とか、それこそ長靴をはいた
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シュレック2(2004年製作の映画)

3.3

バンデラス様こと長靴をはいた猫・プスを追ってきたので、シュレック2からも参戦。

相手のために自分が変わることは必然か、というカップルセラピーのようなお話でもあるわけですね。

アメリカでは、「アメリ
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長ぐつをはいたネコ(2011年製作の映画)

3.3

にゃんだフル!!

プス役はバンデラスあってこそ。
チャーミングで、しっかりカッコつけるけど懐が深くて可愛い。
ちょこちょこ挟むスペイン語がキュート。
サルマハエックとのケミストリーが抜群でした。
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神経衰弱ぎりぎりの女たち(1987年製作の映画)

2.4

セクシリアに続き、芋っぽ可愛い系男子のバンデラス。目力は強過ぎるので、もっさり眼鏡で封印です。
地毛っぽいこのくるくる巻き毛、セクシリアの時のナチュラルなセットの方が可愛かったかなあ。
このあとアタメ
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セクシリア(1982年製作の映画)

2.2

うむ、アフモドバル初期作は、「女の都」当たりのフェリーニや、「欲望の館」のポランスキーのトチ狂ったキッチュさに通ずるものを感じる。


アントニオ・バンデラスの映画デビュー作だとか。
くるくる巻毛の可
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アタメ(1989年製作の映画)

3.0

今時つくったら、観客を不条理に悶絶させそうな逸品。

バンデラスとアブリルのケミストリーに全てがかかってる作品と言える。
とくにバンデラス。23歳という年齢設定も大事だけど、この人の可愛さ..ったら。
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ディス/コネクト(2012年製作の映画)

3.7

いわゆるラブ・アクチュアリー形式の作品。

今度はそれぞれの接点がネット社会で、繋がる原因もどれも重く暗い。それでもラストはそのシリアスさに頼らずに、力強い決着に辿り着いていてその脚本力が素晴らしい。
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ザ・イースト(2013年製作の映画)

2.2

うーん、ミイラ取りがミイラになるか...

全員あまりハマり役ではないかも。簡単に潜入したり出たりできるのでいまいち緊張感がない。

ブリットがエコテロリストに同調していく過程がないので、教祖であるス
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

2.8

映画としての演出の完成度が高すぎて、全体の脚本の違和感を全力で圧倒してしまう..そんな感想。
主にハンスジマーの功績かもしれない..

よく言われているように、アラビアのロレンスを下敷きにしたwhit
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マジック・マイク(2012年製作の映画)

2.1

ソダーバーグと相性良くないんだよね..

比較的硬派に仕上がってるのはわかるけど、「男の社会ドラマ」みたいな見栄の切り方があまりしっくりこないというか、大仰に感じるというか..

マジック・マイクXXL(2015年製作の映画)

3.6

今回のMVPはマンガニエロ様でしょ。
特にガソスタのルーティン‼︎

マンガニエロ様、true bloodの生真面目狼人間のイメージから入ったから、こんなに軟派な役もいけるとは。
こういう役もっとやっ
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ザ・インターセクションズ(2016年製作の映画)

2.1

これはですよ、「インターセクション交差点」ではなく、「detour回り道」がタイトルじゃないと、脚本の妙が伝わってこない作品なのです。
このタイトルには、序盤から最後のオチまでの道路上での回り道と、彼
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アフター 砕かれる心(2021年製作の映画)

-

おそらく非常に少数派で、Stephen Moyer を追ってきたのですが..

このシリーズは少女漫画なのかな?というストーリーと設定とセット。(実際にjuvenile小説が原作だよね?)

なんかみ
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コンカッション(2015年製作の映画)

2.3

安定のウィル・スミスの存在感。
アフリカの訛りもしっかり演じている。

こんなに明確な科学的事実が、どうしたらこんなふうに政治や経済に捻じ曲げられてゆくのか...という事件。
日本で言うとアメフトを例
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デビルズ・ノット(2013年製作の映画)

2.2

コリン・ファース、リース・ウィザースプーン、スティーブン・モイヤー...名だたる名優たちに惹かれて見始めたけど、内容に引き込まれた。

事実は小説より奇なり。

閉鎖コミュニティーからの排除、キリスト
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氷の素肌 ネイキッド・シンドローム(2007年製作の映画)

1.7

Stephen Moyerを追って。

うーん、美男美女共演で華々しいけど、脚本がいまいち追いつかない。この手の作品にしては健闘してるけど、だいぶ詰めが甘いというか..

こういうのって、3人の緊張関
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

2.5

辛いことも多い世の中で、変わらず明るい作品を作り続けてくれるタイカ・ワイティティに感謝。

ワイティティ節全開ながら、おちょくりすぎない良い匙加減だったのでは。ソーの前作と比べてだけど..

いやー実
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.0

シンプルな話の構成。
有名キャストを多数配置しつつ、物語を変に入り組ませたり、過多に演出しなかった抑制ぶりが好感。

ダコタもシャイアも、かえって肩の力の抜けた演技で、魅力が引き出されていたと思う。
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

2.8

映画というものの面白さにハマり始めた高校生の頃、学校の図書館に置いてあった朝日ジャーナルかなんかに載ってた作品の一つ。
うん十年ぶりに観ることが叶った。

内戦や戦争を子供の視点でどう描くか。アメリカ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

-

映画史上稀に見る痛快な女性による、やはり稀なる理知的物語。
いやはや、恐ろしく理路整然としてました。

見る人によっては、痛快コメディーにも、非常に現実的な物語にも、はたまた悪夢中の悪夢にも見えるだろ
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パパvs新しいパパ(2015年製作の映画)

2.7

珍しく奇声をあげないファレル笑。

ウォルバーグの顔って、アメリカ的ナイスガイなんだろうなあ..
マット・デイモンとか。
そう思うとしっくりくる役なのか。

ストーリー自体は意外にもしっかり軸がある。
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マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

2.8

具にもつかないことを言うようだけど..なんかすごく白人って感じのストーリーだった。

グレタ・ガーウィグ、俳優としても結構好きなので、出て欲しいなあ。美人だけど、どこかピュアすぎてとんでもないことをや
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ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013年製作の映画)

-

あーsidewaysの監督!!

男2人の車道中好きだなあ、この監督。
sidewaysの作風、すごく好きだったから嬉しい:)

サイドウェイ(2004年製作の映画)

2.8

人生ちょっと疲れちゃった時に、夜🍷傾けつつ見たい映画。

トーマス・ヘイデン・チャーチを追って。
体張ってますなあ〜
この時期の彼は、『ウルトラI Love You』とか、憎めない自称色男というか自信
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幸せへのキセキ(2011年製作の映画)

2.7

非の打ちどころなく、手本のように綺麗にまとまった家族の再生物語。

ラストのシークエンスはちょっともたつくというか、やりすぎてる感じもするけど...

スカーレット・ヨハンソンとエル・ファニングはもっ
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The Goldfinger(英題)(2023年製作の映画)

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合作40年余りのゴールデン・タッグ、トニーレオン✖︎アンディー・ラウが、インファナル・アフェアシリーズ以来、約20年ぶりに共演‼︎

バレンタインデー(2010年製作の映画)

3.3

Love actuallyと敢えて比べて見なければ、なかなかどうして上手い作品。

あらゆる恋が回収されている(1人くらいがっつり失恋したままでも良かった気もするが..特にジェイミー・フォックスは、最
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ベイブ(1995年製作の映画)

3.8

素晴らしい完成度。
全く無駄のないカット、シーン構成。
近年でもなかなか見ない正統派中の正統派でした。
ちょっと小鹿物語を思い出すような、生きてゆく厳しさみたいな部分も包み隠さず、誠実な物語。

ホゲ
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