MASAHIKOさんの映画レビュー・感想・評価

MASAHIKO

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サザエさん(1956年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ミュージカル映画っぽくて意外だった。
マスオさんやノリスケさんの馴れ初めを知らないでサザエさんを観ていたから新鮮だった。
今の時代のジェンダー観でサザエさんを観ると波平さんの家での動かなさには抵抗を覚
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来る(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

着信アリみたいな怖さを求めて観たけど、妖怪大戦争みたいなノリだった。最後の子供の夢のシーンも3Dにしてることで変な浮き方して、それまでのスリル感のある展開の対比にもなってなくて残念だった。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

2.5

肉食動物と草食動物の味の違いを知らないため、ヴィーガンの人が美味しいっていう設定そのものに馴染めなくて楽しめなかった。カニバリズムにハマったのならば菜食主義者に固執し続けず、一度雑食の人間も試して欲し>>続きを読む

人間の境界(2023年製作の映画)

4.5

難民が国家間で「生きた兵器」として活用されている状況を、この映画を見るまで知らなかったため、上映中に観ることができてよかった。

ポーランドではこの映画が上映するにあたってデモが行われていたらしいが、
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

2.5

実在する神父をモチーフにしていることが気になって視聴。
エクソシスト版のMIBだった。

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.0

誘惑の多い家の中で観るよりも、映画館で物思いに耽りながら見たかった。

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

3.5

タクシー運転手のような光州外の視点ではなく、地元の検事などの行政機関や大学生の視点で光州事件を捉えていて見応えがあった。
ただ、感動的にしようとする演出が節々に入っていて入り込みにくかった。

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.0

光州ビエンナーレを紹介されたことをきっかけに鑑賞。

題材自体が重く受け止めるべきものの為、観るのを躊躇っていたが予想よりもポップに描かれていて観やすかった(そのようにして、言論の自由は気づかぬうちに
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沖縄やくざ戦争(1976年製作の映画)

3.5

初手で斧での人殺しは笑った。
音声が上滑りしていて慣れるのに少し時間がかかった。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

ピーチがスマブラのピーチよりもファイターで笑った。
マリオとルイージが想像以上に仲良くて可愛かった。

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

同性愛者の王子をどのようにして王室が認めていくのかが一番見たいシーンであったが、そこがあまり描かれることがなかったので少し残念。
一方でこういう大団円なハッピーエンドのBL映画が増えていくことはいいこ
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

3.5

ラクスとキラの思想がTVシリーズから深まってなくて引いてしまった。4DXで見れたのはとても嬉しかったが。。

映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023年製作の映画)

2.5

問いかけによる対話ではなく、正解っぽい結論をドラえもんが述べて詰めるのが辛い。
展開的な派手さもない。
シナリオのためのセリフ過ぎてキャラに言わせてる感強くて苦手。
悪役の思想がぬるい。もっと語ってほ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ビジュアル、設定、シナリオ、セリフ、演技全てが揃ってた。特に「太陽の邪魔」は秀逸だった。平塚らいてうを意識しての言葉かは分からないが、その言葉を体現するとこうも理不尽で滑稽なものかと感じさせられた。>>続きを読む

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.5

新自由主義におけるアートの講義で紹介されて視聴。
美術館が個人(企業)の資本によって成り立つことで、その個人にそぐわない内容の表現は行うべきではないという自主規制が働きつつ、利益を増大させるために作品
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

ギリ許せる獣人化でよかった。
過度に人間の形に寄せ、個別性の低い獣人キャラが多いことに常々納得いかなかったので嬉しかった。
ケモナーによる過度な人間の形に寄せた獣人キャラは、知的優位性を人間においてい
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「A」(1998年製作の映画)

4.0

渡辺篤さんの作品をきっかけに視聴。
地下鉄サリン事件の概要はあまり知らずに見たために、オウム真理教信者に猛烈に反発する周囲の人々を異様に思うことができたのかもしれない。

メディア、警官、地域住民の多
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リロ&スティッチ(2002年製作の映画)

4.0

リロが子供頃見たときの印象よりパンクで面白かった。

アラジン(1992年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

劇団四季のアラジンを見てから視聴。
作画やリアクションの表現が素晴らしいことはもちろんだが、色の抜けのなさにどうしても閉塞感を感じてしまい上手く楽しめなかった。それがこの映画の味なんだろうけど。。
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

勝手気ままに生きる男が遊び相手の女に、逆に踏み台にされる映画。
期待し過ぎたせいか、思ったより入り組んだ内容じゃなくて少し残念だった。
カメラワークが第三者的なのが気になったが、当時の機材的問題なのか
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モキシー ~私たちのムーブメント~(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

運動への参加が一元的でない様を描いてくれて嬉しかった。「これをしないと仲間じゃない」と結束の仕方が目的化して内部分裂していく様は見ていてだるいし。

彼氏キャラがフェミニストの皮被った変な奴じゃなくて
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バービー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

Twitterでの炎上の件についてホワイトフェミニズムを象徴するような出来事だと論じている意見を見て、気になって見てきた。

明るい世界観とユーモアで一見簡単そうな内容だが、意外とメッセージ性を理解す
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