mさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ワイルドライフ(2018年製作の映画)

4.0

幸せだったはずの家族が、父親の失業をきっかけに少しずつ歯車が狂っていく、、それを見事に息子目線から映してます。
この手のものは年齢的にも親側に感情移入しちゃいそうなものだけど、すっかりジョーの気持ちに
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

4.5

フランス人の人間模様や暮らしぶりにリアリティがありすぎて、観るだけで一気に夏のパリを体感!

淡々と日常を描いた映画だけど、ずっと見守っていたせたいか、クライマックスのテニスシーンにはいろんな想いが溢
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

4.0

ララがいい子すぎて、しなくていい思いを重ねていつこの子爆発しちゃうんだろってハラハラしながら観てました。
色の青と水が全体的に効果的に使われていて、苦しい描写が多いながらも美しくて、、
若き才能に拍手
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パリ、嘘つきな恋(2018年製作の映画)

3.7

予告を観た通りの分かりやすいストーリーで、ベタなシーンがありつつもフランスっぽいブラックジョークや下ネタが満載、感動もあり、と思っていたよりも面白くてよかったです。

2人の距離が縮まるプールのシーン
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スケート・キッチン(2018年製作の映画)

4.5

ニューヨーク、スケートカルチャー、女の子たち。

題材も映像も音楽も好みなものが詰まっていて、本当楽しかった!ただ怪我のシーンを除いて(序盤から痛痛々しすぎ!ネタバレ見ときゃよかった)。
ミュージック
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コレット(2018年製作の映画)

4.0

女流作家ということで、賢い女性のお話か〜くらいに臨んだけど、前衛的でとてつもなくカッコいい女性!

女性差別やジェンダー問題も含めて、 100年ほど前にすでにこんな女性がいたなんて。芸術で世に訴えるこ
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.8

モノクロの世界での映像美、効果的な臨場感あふれる音、70年代メキシコのカラッとした空気や匂いまでが伝わってくるような映像は映画館で観てこそだと思いました。
(Netflix作品だけど、この手の映画は家
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

5.0

人生のハイライトから日常の何気ないシーンまで、断片的な過去の思い出シーンと現在を行ったり来たり。

観る前からサントラを鬼リピートしてたけど、素敵なシーンが多い上、音楽もいいものだからグサグサと琴線に
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マックイーン:モードの反逆児(2018年製作の映画)

4.0

章になっていてテンポが良く、ドキュメンタリーとしては観やすかった。マイケルマイナンの音楽も非常にドラマチック!

そしてデザイナーものは毎度本当に苦しい。
年に何回も自分の思いを全力でコレクションにぶ
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.8

オープニングのスーツを着た男性だらけの通学シーンがこの映画のテーマを象徴していてなかなか圧巻。ルースの衣装も終始かわいかった。

法律用語が飛び交うので頭が忙しかったけど、テンポよくて清々しい映画。と
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エマの瞳(2017年製作の映画)

3.0

プレイボーイのテオはもちろん、盲目のエマも色気がすごい。
これぞイタリアの大人の恋愛って感じ。

テオはかっこいいけどなかなかのクソ男っぷり、、。だからこそ、エマと純粋な恋に触れるわけですが。

しか
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ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

3.0

邦題&予告編と比べて、思ってたのと違う!といのがいちばんの感想。てっきり女王2人のバチバチ対決ストーリーかと思ってました。

劇中は陰謀や策略だらけで息苦しかった。そんななかでもそれぞれが女王として自
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.0

映画というより面白い2時間ドラマって感じで何も考えず楽しめた。
ブレイクライブリー見たさだけでも充分。
相変わらず登場するだけで華がすごい…。

ステファニーのちょいダサな痛い女感も面白い。ああいう女
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.0

色んな黒人差別映画を観て、南部という単語だけでもう怖いんですけどコミカルで笑えるシーンも多くて、素敵な終わり方に救われました。

雨の中、ドクターシャーリーがマイノリティを訴えるシーンがすごく胸に刺さ
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ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

4.0

毎度テーマが重いPLANBの作品たち。
観た後も引きずっちゃいます、、

ただ、魅せ方が本当に繊細でロマンティック。
言葉少なめな表情での演技、ファッション、色彩、流れる音楽、、。上質なMVでも観てい
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We Margiela マルジェラと私たち(2017年製作の映画)

3.8

ブランド創立当時のスタッフなど関わりのある人たちのインタビューを繋げていくドキュメンタリー。
部屋や倉庫の什器がいちいち気になる上、登場人物が多くて、最初は役職と字幕、映像を追うのに忙しかった、、
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.8

女が女王の寵愛を取り合う破滅型ムービー。美しすぎる宮廷が舞台なだけに、繰り広げられるその醜く歪んだ争いのコントラストが効いていて絶妙に不気味。

メンがヘラりまくっている女王に冷静でドSなサラ、強かな
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.0

時折主人公の目線になるカメラワークや静と動を駆使した効果音での現場の臨場感がすごい。
分かってはいたけど宇宙ものならではの緊張感と心理的に追い詰められる状況にぐったりです、、

そんな中でも観ているだ
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

5.0

色とりどりの画面になんでも叶えてくれるメリーポピンズ、ジョージのかわいさ、映画の中だからこそのハッピーが詰まっていて、胸がいっぱいになりました。

特段メリーポピンズやディズニーのファンというわけでは
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ヴィクトリア女王 最期の秘密(2017年製作の映画)

4.0

王室好きにはたまらない映画でした。
部屋のインテリアや王族貴族の華麗な衣裳、女王の持ち物すべてをまじまじ見ているだけで飽きなかったです。

身分や国籍、年齢性別を超えてアヴドゥルと心が通じ合っていく様
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.0

先日「ライ麦畑で出会ったら」を観てたお陰で、サリンジャーについて若干の予備知識があったので観やすかった。

作家・出版界隈の世界が独特でおもしろく、引き込まれました。
サリンジャーの純粋で感受性が豊か
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ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス(2018年製作の映画)

3.0

一切良く見せようとするような素振りのないヴィヴィアンのサバサバとした人となりが伝わった。きっと取材と編集大変だっただろうなーと思わせる。

現に、デザインに踏み込んだ事などデザイナーとしての仕事の部分
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シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.0

不安になるカメラワーク。
嫌な胸騒ぎが止まらず、見終わった後は疲れ切ってしまいました、、

でも映像は美しく、現実と幻想をいったりきたりと作りもアーティスティック。
水の音や馬が度々登場するのもよかっ
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

3.8

インド映画あるあるだけど、創りが丁寧すぎて、とにかく長いいぃ!
感情に合わせた効果音的なBGMのチョイスとかもいちいち面白くて笑える。

そしてびっくりしたのはこれがつい最近の話だということ。
インド
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.5

恋に落ちていく2人の熱の上げっぷりが見ていてキュンキュンしました。

オチを知らなかったので、泣けるっていってたのはそういうとこだったの?と落とし所が残念に思っちゃったけど、とにかくガガの圧倒的な歌唱
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ライ麦畑で出会ったら(2015年製作の映画)

3.0

冴えない思春期を描いた、Theロードムービー。
ライ麦〜の題材映画が続くな、と思ったらこれはもう2年も前の作品だったのね。

同級生のディーディーがとにかくいい子過ぎて心救われます。
あの可愛さ、、ど
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

とっても音の良い映画館で鑑賞して正解。
要所ごとで流れる楽曲がとにかく楽しい!

メンバーで文句言いながらもわいわいとレコーディングするシーンが最高でした。名曲が生まれる瞬間って尊い、、。
フレディ自
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華氏 119(2018年製作の映画)

4.0

知らないことがたくさん…。疲れた笑
トランプのことを暴いている映画かと思いきや、今に至るまでのことも色んなトピックスが掘り下げられていて見応えあった。ナチスが引き合いに出てくるなんて、、もう米国怖すぎ
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.5

お茶の世界をじっくりじっくり鑑賞する感覚。典子と一緒になってのめり込んでしまい、観ている間すごく居心地がよかった。

移りゆく暦は二十四節気で表記されていて、風景や音、その時々の空気感が丁寧に描かれて
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チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

3.0

歴史物に弱いので17世紀のオランダの衣裳やインテリアの小道具なんかにときめきっぱなし。それに輪をかけて主役のふたりも美しいもんだからたまらなく眼福でした。

映画としてはバレてはいけない恋仲状況や、投
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

3.5

今の時代にはない、70年代を生きる人たちの熱量を感じた。
若松監督の怒りを作品へぶつけているものづくりの姿勢が凄まじい。
世間の声とかどうでもいいようなあの感じはとても羨ましい、、

麦ちゃんがとても
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

4.0

タジオの尊さが有名だけど、おじさんがひたすら美少年を目で愛でる。
そして不愉快になるような要素が満載。
街も人も何かが歪んでる。
ほんとなんなの、この映画、、(誉めてる)

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.0

キャストが全員アジア人ということで、題材も楽しみだった映画。とにかくバブリー。
冒頭からシンガポールの観光局のPR動画か?と錯覚するくらい現地感が満載、、旅行した気分になれました。

恋愛映画としては
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