Annaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

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お金や法律など、娼婦の現実が細かく語られていた
自分の知らない世界と生き方
彼女たちは商品でしかないのか

客の男に、お前は金を払うには値しないと言われたときのナナの横顔が印象的だった

言葉は愛と同
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シャイニング(1980年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

Midnight, the Stars and Youはすごく好きな曲だったのに、今後聞くたびにこの映画を思い出しそう

斧で扉を突き破ってそこからのぞいているあの顔…

最後の写真は結局どういうこと
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

芸術に身を捧げる、自分を失うまで
魂を削り「完璧」を創り上げる

死をもってその一夜限りの美は永遠となった

あの胸にもういちど(1968年製作の映画)

4.6

Being married is a little death.

I married him as a protection against you.

バイクに乗ってる時の映像が官能的
車はた
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グーニーズ(1985年製作の映画)

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好奇心の向くままに友達と遊んでいた頃の童心を取り戻したい

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ホラー映画というよりは、暗い要素が多めな少年(少女)たちの一夏の冒険といった感じ

彼らは仲間と協力して「それ」に対する恐怖心を克服するという成長を遂げる

特に弟に化けたペニーワイズを主人公が撃つシ
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.7

灰色の生活に水色と赤の恋模様

映画館で観た後余韻に浸ってにやにやしながら帰った

アンサのアパートの部屋がとにかくかわいい。こぢんまりしているけど、水色の壁に個性的でレトロな家具たちがおしゃれ。
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ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

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私とは全く違う時代を生きた全然知らない異国の人たちと、この映画を観ているときだけは繋がれた気がした。自分もご近所さんの一人になったみたい。そんな人たちの取り留めもない考えや思い出、何気ない日常を覗くこ>>続きを読む

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

胸がつっかえて苦しいが、この感情をどこに向ければいいか分からない
しっかり食らってしまい、気持ちが悪くて悪寒がする

フランスらしい映画。美しいのに、内容はドロドロ。森の中のピクニック、野生の花々、カ
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

フランス人俳優ジャン=ピエール・レオがアキ・カウリスマキの映画で見れるとは!しかも舞台はイギリス。

哀愁漂う無口で孤独な男アンリ。会社をクビになって自殺を試みるも薔薇売りの女性と恋に落ちる。
彼女の
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ノスタルジア 4K修復版(1983年製作の映画)

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誰かの夢の中を断片的に見せられている感じがして、理解しようとしても繋がらない。美しかった、私が思ったことはそれだけ。

あの蝋燭の火が何を意味するのだろうか

雨漏りを受け止め切れないけれどただ床に並
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疑惑の影(1942年製作の映画)

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生真面目な人間のしょうもない正義感ほど呆れたものはない。それは自惚れだ。所詮薄汚れているこの世の中でその小さな声にどんな力があろうか。自分の大切な人たちの幸せを壊してまでその正義を貫くのか。世の善を信>>続きを読む

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

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幸運にも私は彼女たちが経験した現実から守られて育ってきた

人間がこうまでも残虐で醜くなりうるという証拠を突きつけられると、おとぎ話のように希望に溢れた世界像が自分の中でどんどん壊れていく気がする

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

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奇妙だけれど美しい、純愛の物語
青緑を基調とした画面に所々赤の差し色が入るのが素敵

「彼は私そのものを見てくれる」

第三の男(1949年製作の映画)

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あの暗闇をパッと光が刺す瞬間を見れただけで満足です

友だちの恋人(1987年製作の映画)

4.6

今まで観たロメール作品の中でこれが一番好き
ブランシュとファビアンが穏やかに惹かれあっていく自然の中でのデートシーンが好きだった

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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何が彼女に人々の進歩への可能性をそこまで信じさせるのか
彼女自身が辿ってきた成長の過程から生まれた自信なのか

身体的な快楽だけを求めていたベラが船で出会った二人のおかげで知的な会話に目覚める場面が良
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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃ好き
ちょっとヘンテコな人たちがそれぞれ変な方向で頑張ってるのがシュールでいい

ロードトリップしながら都会から少し外れたアメリカの街並みを眺めることができる

ロックンロールからカントリーま
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三つ数えろ(1946年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

1,2,3…で敵は蜂の巣
ラストシーンの緊迫感とスピード感

ストーリーがどんどん複雑になっていって頭が追いつかなかった

殺人者(1946年製作の映画)

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鉄格子から星空を見上げるバートランカスター

キティがファムファタールすぎる

拳銃貸します(1942年製作の映画)

3.7

主演の二人がとにかく色気があって、美しい。それを見るだけでも価値がある
特に列車で肩を寄せ合いながら眠っているところ

猫好きの孤独な殺し屋が最後彼女だけに見せた不器用な笑顔…せつない

時代背景のた
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レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

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二人の着ている洋服が可愛い
特に赤のスウェットとカーディガン

青い時間を感じてみたい
夜から朝へ変わるときに訪れる1分間
畏れいるほど静かな自然

自分の正義を振りかざして都合よく物事を見るのは良く
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奥様は魔女(1942年製作の映画)

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ファンタジックで軽いラブコメ
何も考えずに観れて笑える

魔女のジェニファー、惚れてもらおうと必死なところがかわいい
あんな甘い目で見つめられたら恋に落ちないわけないよね

レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

エンドロールの間衝撃的なラストをくらって茫然としていた

最初はならず者たちのよく分からない会話で始まってどうなることかと思ったが…

増えていく死体の数
オレンジがブロンドを蜂の巣にしたところシビれ
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ニューオリンズ(1947年製作の映画)

5.0

音楽は一人占めできない!
ジャズを聴いて自然とリズムを刻む足がアップになったショットがすてき

音楽はもちろん、ジャズの歴史やストーリーも楽しめた。これはいい映画を観た!

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

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Sorrow is nothing but worn-out joy

都市には木があって森にはゴミがある。どこも大して変わらない

ラジオから流れる社会や政治に関する現実的で堅苦しい話と車の窓から
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

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法の一線を越えてしまえばもう戻れない
その上を歩く事はできない

本当は越えていなかったとしても、越えたと自分が思った途端すべてはどうでもよくなる
倫理観の崩壊

エコール(2004年製作の映画)

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何のための学校なのか、彼女たちを何から守っているのかは終始謎のまま

自分もここから抜け出したい、そう思った

ドアップで映される少女の綺麗な脚を見ていると、純粋な彼女たちに向ける自分の不純な目に気付
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ガス燈(1944年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

美しいイングリットバーグマン見たさに鑑賞
物語が進むにつれ夫に対して不信感と憎悪がどんどん増していって苦しかった

急に暗くなるガス燈のカラクリは見事

スカッとする結末!
男前の刑事さんとハッピーエ
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

好き

歌に合わせて左右に揺れるカメラワークが一緒に踊っているように感じさせる

全ては黒いサングラスのせい

おしゃべりな兵隊さんとクレオの偶然の出会い
バスで色々話しながらふとお花を差しだすのいい
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

昔のおばあちゃんに再会して、今度はきちんとau revoir が言えた。よかった。

マリオンの誕生日ケーキにネリーがひとつひとつ火をつけてあげるシーンがお気に入り

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

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憧れの時代にタイムスリップ

かつて一世を風靡した西部劇スターの今(1969)

音楽の選曲が良い

頭のイかれたヒッピーは怖い、最強のスタントマンとその愛犬はもっと怖い