JYUKIさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

知らない、ふたり(2016年製作の映画)

4.0

なんか映像でみせるシーンが多くて、とても好きだった。
人間だから思ってることは口にしてほしい、言葉にしてほしいけど、なんでもかんでも説明される映像は好きじゃない。
「好きです」とか言葉にすべきことはあ
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旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)

3.2

うーん、前田敦子に全然共感は出来なかったけど、まぁ、うん。
ヤギ君と自分をリンクさせて、逃したヤギ(と思われる?思いたい?思い込んでる?)が自由に生きてる姿を見て、自分が解放された感じ?
だから、歌え
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.0

コメディだと思い込んでたら、割としっかり目のテーマ、メッセージ性があった。
「私をくいとめてー!」ってAに言っても、Aは自分だから、自分をコントロールできるのは自分しかいないんだよね。でも、思ってるこ
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私の男(2013年製作の映画)

3.3

二階堂ふみの妖艶さと浅野忠信のくたびれた色気の合わせ技ですね。
中学生の頃からもう花は1人の女だった。
小町に話してる内容とか、もらったピアス舐めてるのとかかなりめの狂気。

花の「後悔してないよ」と
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.4

なんか、高校でのイジメの影響力って本当に馬鹿にならないからしっかり考えるべき問題だと思った。プツッと一回何かが切れたらそこからガタが外れたように転げ落ちていくし、もう何も感じなくなるんだろうな。最後の>>続きを読む

海を駆ける(2018年製作の映画)

3.4

なんか不思議な映画だった。
ディーン演じるラウももちろん異様な存在だけど、日本語と英語とインドネシア語が混ざった空間でインドネシアが舞台で全てが不思議。
ラウは海。海の化身。ということだけが事実なのか
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幕末太陽傳(1957年製作の映画)

3.5

佐平次のひょうひょとした感じがなんか落語っぽいなと思っていたら、落語が元になってるんですね、知らなかった。
グランドホテル形式で群像劇っぽくなってるのも私は好きだった。
見慣れてないもので、白黒だった
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AVN/エイリアンVSニンジャ(2010年製作の映画)

3.0

B級感がすごくて、軽く面白く観られる笑
エイリアンが気持ち悪すぎるし、何というか下ネタ的要素?もチラホラあるけど、アクションの殺陣はとてもカッコいい。
日本発で海外向けの作品みたいだけど、そうなるとや
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牝猫たち(2016年製作の映画)

3.2

「愛の不在」なのではないでしょうか。
人間が生きていく上で必要なものは、誰かに愛されている、誰かを愛している、そういうものなんじゃないかと思ったな。
愛については描き方がいろいろあるな。

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.8

人間こわっ。
エロ、グロ注意とかそういうレベルじゃなくて、なんか本当にやばい。
安易には観ちゃいけないやつ。
でも、見始めたら止まらない。2時間半があっという間。怖いもの見たさなのか、どんどん引き込ま
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愛のコリーダ 修復版(1976年製作の映画)

3.4

これはなんて形容したらいいかわからない。もう劇場では観られなくなるかもしれないと思って観に行ったけど、衝撃的?なのか?なんだか不思議なものを観た感覚。
“殺したいくらい愛してる“っていう表現はよく見聞
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.3

全体的に優しい。淡い、儚い、さっぱり。

どんな仕事してても、その仕事に誇りを持ってる人はカッコいいよ。職人さんっていいな。
でも、やっぱりドールはドールでしかないし、口も聞けないし温もりもない。
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

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もちろん大好きで待ちに待った作品て、もはやそこにミステリー性とかアクション性とか何かを言うことはない。観られるだけで100点満点💯評価をつけるなんて野暮。大きなスクリーンで毎年観られることを楽しみにし>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.7

「始まりは、終わりの始まり」
これ、私の好きな言葉であり嫌いな言葉。でもこれがどうしたって事実だよね。

生活のためにやりたいことはしたくない絹ちゃん。生活のためにやりたくないことも割り切らないといけ
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.4

期待し過ぎてたからかもしれない。
なんか、会話のテンポが悪かった気がする。どれも。
なんか、作られ過ぎてる感じ?蒼井優も高橋一生も。なんか、ずっと取り繕ってる感じ。それが役としての立ち居振る舞いだった
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.6

人間誰でも、生きるのは難しいんだなって改めて思った。分断されてるっていうけど、それは真理だと思う。だって価値観が似てるから、そっちといた方が楽しいし、楽だもん、結局。
階級が〜とか格差が〜とか言い始め
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.0

菅田将暉の卑しい感じがもんのすごい上手い。喋り方とか自転車の乗り方とか。
鬱映画って知ってて観たからかそこまでショックは受けなかったけど、なんていうかスパイラルだ。底なし沼でもがけばもがくほど深くに落
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.4

とっちゃかめってた序破Qからのこのラストはなんかすごい気持ちがいいような悪いような笑
予想より全然綺麗に終わっててびっくりした笑
最後青い海を見た時、庵野監督は天才だと思った。





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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.5

まぁ、こんなこと言っちゃいけないのかもだけど、あそこまで大掛かりなものにしては動機が浅いというか、「へぇー」って感じで終わっちゃってなんか消化不良な感じ。まぁ、騙されましたが笑
だけど、やっぱりイリュ
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ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

3.0

ドラクエやらないけど、友だちと一緒に鑑賞。ラストまでは普通に面白い。
ラストで崩れていった笑
いきなり「私はウィルスだ」とか「アンチウィルスだ」とか言われたしらけるよね。今までの興奮どこへやら。
ドラ
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

3.8

f*ckin' ideology
作られた言葉や型にハマりすぎるとそれだけで対立が起きちゃうの辛いよね。
○○派とか○○組とか○○主義とかさ。
でも、それぞれに正義があったりするから難しい。
ダンスの
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

ヤクザを嫌い、ヤクザに殺されかけ、ヤクザに助けられてヤクザになり、愛を知った1人の男のヤクザで生きることしかできなかった物語。
たった14年、されど14年。その14年で社会は大きく変化し、その空白は個
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2012(2009年製作の映画)

4.1

めっちゃくちゃ好きな映画。
初めて観たのは小学生の頃だけど、凄まじい迫力に感動と恐怖を覚えた。
すごいCG技術だと思う。
展開はスピーディーだし、パニック系だから見入っちゃって割とあっという間感ある。
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.8

ただのゾンビ映画だと思ってたからこんなに泣けると思わなかった。
どこかしこに人情が転がってる。
子役の子がすごくいい味出してるんだよね、すごく上手。最後の親子愛はあの子にやられた。

his(2020年製作の映画)

3.6

なんか白黒つけなきゃいけないものなのかな?曖昧なものとか時間が1番楽しかったり幸福感じてたりすることってあると思う。白黒つけて型にはめてしまったら、その型通りにしなきゃいけないって、人間どこかで思っち>>続きを読む

愚行録(2017年製作の映画)

3.8

やっと観賞。
じわじわを物語の核心に迫ってく感じで、引き込まれる、あっという間だった。
そして本当に愚行録。みんななんか気持ち悪い。
大学の人間関係とかは社会の縮図だなーって。
「格差社会」と「階級社
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STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

3.0

なんか可もなく不可もなくって感じ?
色々詰め込まれてた感あるし、自業自得すぎて共感できん笑
ジャイアンとスネ夫が助けるシーンと、のび太のスピーチは感動した

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

寄生していく家族の手法が鮮やかで凄く怖かった。コメディちっくな要素もありつつ経済格差のコントラストが鮮明に描かれていた。環境が人を育てるということを実感した映画でした。
半地下で暮らす2組の家族の対立
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.5

善逸推しとしてはもっと活躍して欲しかったなぁ。あとは実は下弦の壱、結構好きだったからもうちょっと見たかったなぁ。
全体としては映像と迫力が凄かったです。
ufotableって制作会社初めて知ったけど、
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.6

これはまたシャイニングとは全然別物だなっていう印象を受けた。もちろんホテルが出てきたり、「続」と宣伝を打つだけあってシャイニング要素はあるけど、なんかストーリー的にはさらにフィクションが強くなってるな>>続きを読む

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

2.5

美波ちゃんと神木きゅんが最高なだけ。
なんか、よく分からんのよ。
ゾンビが出てきちゃうのが現実味なさすぎて、まぁコメディとして観るにはいいんだけど、でもしっかり殺人は行われちゃってて、それも解決しなき
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