anninさんの映画レビュー・感想・評価

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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

完璧そうで完璧じゃない、器用なようで不器用な、人間味あるグスタヴ。
だから結局、愛されるのだと思う。
寂れたホテルに来るおひとり様一人ひとりに、同じように、ホテルをめぐる思い出や物語があるのかもしれな
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バットマン(1989年製作の映画)

3.5

シャイニング同様、ジャックニコルソンが狂いのプロ。
悪人の車の色使い(くすんだ紫×くすんだ黄緑)とラジカセを使って音楽を流しているところが好き🔔

ノイズ(1999年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

夫が宇宙人に寄生され、宇宙人の意思のもと戦闘機作りだの双子受胎だの、仕組まれる。
知らぬ間に巻き込まれ操られている妻は大変。
最後は宇宙人夫は死に、妻に乗り移り、その分身の双子を無事?出産しており、し
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.0

「人生に突き動かされてるって思う時ないか?大きな目標に向かって」

クライマックスまでが長いからこそ、全てはそこに導かれていることがわかる作りになっていた。
全てのことは必然で、たくさんの選択が一つで
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

本場のクリスマスの風景はとってもかわいくてウキウキする。
街や服の色合いもかわいい。
ハワイの日暮れ、歓喜のパラダイス、って口紅はどんな色だろう?素敵なネーミングだ。

エドワードは、最後にキムにアイ
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渇水(2023年製作の映画)

3.0

水不足の渇水と、登場人物達の心の渇水が同時に描かれている。
水道料金は払わないと。税金で食ってる奴にはわからない、とかではなくて、使ったでしょ?という話🌈

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

幼いカイヤを置いて母親や兄弟が次々と家を出て行く、そしてカイヤは1人にされても沼地に残り続ける、という設定がどうしても解せなくて、ずっとどこかに違和感を持ちながら見る。
あとは、沼地に住むのに、カイヤ
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幸せのレシピ(2007年製作の映画)

4.0

キャサリンゼタジョーンズが彫刻みたいに美しくて、表情豊かで見惚れる。
ラックスのCMを思い出す🍝

ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡(2017年製作の映画)

3.0

童顔のダニエルラドクリフが安達祐実に見えて、ヨッシーヨッシーって吉田さんかマリオみたいでずっとちょっとおもしろい。
マーカスがひたすらかわいそう。
あの舟に乗らなければ…
運命ってわからない🪺

クジラの島の少女(2002年製作の映画)

3.0

そんなに男にこだわらなくても…と思うけれど、それは外だから言えることであって、文化や伝統を守る立場にある人にしかわからない苦しみ、執念を感じた。
それでもやっぱり、生まれた順番や性別で比べられるのはか
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X エックス(2022年製作の映画)

3.0

あのレモネード、私は飲めない。
飲んで偉いなぁと思った。
殺し方がバラエティーに富んでいる。
特にワニが好き。
悪魔のいけにえ、シャイニング、サイコへのオマージュを感じた。
ラストの朝焼けも、悪魔のい
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.5

ありがトム。
小学生の時、ミッションインポッシブルのテーマで組体操をしてから早26年。
ずっとトムはイーサンとして頑張っているんだな。
トムが飛んだり走ったり頑張っているから、私も明日も仕事がんばるよ
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アンテベラム(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

スマホが当たり前になったせいで作れなくなった映画ってたくさんあるだろうなぁと常々思っていたけれど、この映画にとっては、スマホの登場で時代の勘違いが露わになるという効果的なものだった。
誰かは逃げられた
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チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

アリシアヴィキャンデルが美しくて満足。

爺は良い人だけれど夜が気持ち悪くて無理だった。007のイメージが強いからなおさら。
ソフィアは勝手だし、偽装妊娠出産は無理があるけれど、毎晩兵隊がとか言われる
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ひまわり(1970年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

私の一番好きな映画、と母が昔から言っていたひまわりをやっと見る。

戦争は残酷、それに尽きる。
それなのに、戦争で犠牲になった方々が眠るひまわり畑の上で再び悲劇は繰り返されてしまった。

駅での別れの
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ビースト(2022年製作の映画)

2.5

悪魔という割には私には特別ではなく私が思う普通の怖いライオンだった🌳

ムツゴロウさん「ライオンは悪くない」
松島トモ子「それでもライオンが好き」

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

相手もサイコパスだったからエスターのそれが少し霞んで、変な安心感がある。
あのエスターがたじたじになっていたりして、“エスター始めました”的な初々しささえ感じた。
今回のパパも幸せなほど鈍い。

「ア
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

誰もが奪い、奪われている。
一時の好奇心より本質を見よ、と言われている気がした。
多分、私の頭では全然理解できていないけれど、とにかく好きで繰り返し見た。
何より、OJの真面目さよ。
ラスト、OJは幻
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みじかくも美しく燃え(1967年製作の映画)

3.0

毎日がピクニック(気分)、からの転落が気の毒。
でもそれもわかって、逃げたり捨てたり裏切ったりしたのでしょう。
許されぬ愛かもしれないけれど、2人にしかわからない訳や、訳とも分からないものがたくさんあ
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

各々のピンチが同時多発的に映される構成が面白かった。
島の楽園感が良かった。
長女が賢く逞しい。
父親が亡くなり、父親に代わって母親や赤ちゃんを守ろうとする、成長した子どもたちが描かれていた。

エメ
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エレベーター(2011年製作の映画)

2.0

太った良い人、見たことあると思ったらホームアローンのバズだ。
とにかくあの孫娘に腹が立って仕方ない。
おじいちゃんもあんな感じだし、ロクな人間にならないと思う。

ハングリー・ハーツ(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ミナは元々の性格に加え、望まぬ妊娠、異国での生活、鹿が射殺される夢(自分の未来に起こる暗示みたいなものだった?)、占い、知らぬ間の帝王切開、医師への不信感、キャリアの喪失、ヴィーガンや行き過ぎた自然派>>続きを読む

氷の接吻(1999年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

・妻子が蒸発したことで精神的に不調であり幻覚まで見えているEYEを、いち諜報員として局に在籍させている妙。

・おばさま方がお茶したり、私用の電話をしたり、猫が行き交う緊張感のない局。

・列車内で殺
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死霊館(2013年製作の映画)

3.5

そもそも子どもたちが5人姉妹というのが良い。
これが、筋肉隆々の2人兄弟とかだったら、また違う映画になる。
暗闇の中のクラップが一番怖かった🦮

おばあちゃんの家(2002年製作の映画)

3.5

何も言わずに大切なことをわからせてくれたおばあちゃんと自然。
言葉や学校で習うより、何よりの教育。
今日のおやつはチョコパイにした🐂

エスター(2009年製作の映画)

4.0

ケイトを信じない、味方にならないジョンやカウンセラーにひたすらイライラした。
まさに、「ホントに鈍くて うんざり」。
薔薇のプレゼントが一番、エスターこの野郎、と思った。
エスターの女独特の嫌らしさ、
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アリス・スウィート・アリス(1977年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ラストのアリスの表情を見た時、アリスは、カレンがトレドーニ夫人に殺されるのを目撃していたのではないかな?と思った。目撃した後、ベールを拾ったのかなと。
トレドーニ夫人がキャサリンを恨み、そのために殺さ
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サイコ2(1983年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

耐えて、耐えたから、耐えたのに、スコップガーン!!
痙攣×ギンガムチェックのテーブルクロス×口笛=たまらない🥪

サスペリア(1977年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

バレエシーンは殆どないけれどバレエ学校が舞台なのが良い。
かつ寄宿舎という逃げられない環境も。
バレエの美しい、華奢、華やか、繊細みたいなイメージと、おどろおどろしい作風の対比が好き。

フランケンシ
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MAMA(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アマラとカマラみたい。
母の愛ーヴィクトリアにとってはアナベル、でもリリーにとってはどうしてもママ。
あんなにリリーが幸せそうなら、そこに愛はあったのでしょう🍒

フロッグ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

復讐という軸がありつつ、様々なアクシデントが絡まりより面白くなっていく。
さっさと殺すのではなく、苦しめる、楽しむ復讐の中で一番インパクトがあったのは、放尿。
大きすぎる家は不用心だハム、と回し車のハ
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ダニーはトラウマと能力で生きるのが辛そうだったから、ダニーにとってのハロランみたいな役割で、アブラちゃんの支えになったのが合っていると思った。
死んでしまったけれど、やっと自分らしくいられる場所を見つ
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.5

マッコールさんは絶対勝つってわかるから安心して見ていられる。
孤独でありながら人情深いところも良い🥣

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

2.5

「何か無い日なんて無いの」
マリコの人生を考えたら、死ぬ選択をするのもわかるような…
ここからの人生良いことしかない、と約束されたとしても、辛い過去は消えずに付き纏うだろうしマリコは死を選んだのでは…
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