むらさきさんの映画レビュー・感想・評価

むらさき

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映画おしりたんてい シリアーティ(2022年製作の映画)

3.2

臀部をモチーフにデザインされた主人公、というだけでも毎度TVシリーズを観ながら「すげぇな」と思わざるを得ないが、今作のライバルデザインはもはやモザイク案件だった。

「おしりたんてい」という企画が通っ
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ツユクサ(2022年製作の映画)

3.1

ちょっと思ってたんと違う流れだったけど、爽やかな春の日に観たらすっきりするわね。

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.0

終盤は主人公と同じ顔になった。
女性という生物のグロテスクさを表現しているのかと思ったが、たぶん違う。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.3

戦争ほんともうやめなァ…くだらねェ…
あまりにも絶望…

我が子とそんなに歳の変わらない子が「かぁちゃ(母ちゃん)」て泣くのでこちらも号泣。結末を祈らずに観ることができるものか…
まさかゴジラで泣くと
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.3

毎年楽しみにしてきた劇場版。良作が続いただけに息切れ気味な印象。

観客に謎解きさせる気のないほどのハイテンポ。キャラクター数もこの尺に詰め込みすぎていて高速に通り過ぎていった。こどもたち飲み込めるの
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舞台恐怖症(1950年製作の映画)

4.2

クライマックスに向けてライティング演出が鋭くなるのが痺れる。

マレーネ・ディートリヒ…圧巻の美貌。
あまりの品格に嫌味な悪役感は薄らぎ、そこがまたヒッチコックの狙った通りなのかと思うと悔しすぎて笑い
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ハリーの災難(1955年製作の映画)

4.0

アーニーの今後が心配になる。

ヒッチコックが殺人コメディを撮っていたとは。
面白かった。

間違えられた男(1956年製作の映画)

3.3

ヒッチコック作品にしてはキレがいまいち。
終盤が特に。
その分、彼のフィクションが如何に作り込まれているのかよく分かった。

断崖(1941年製作の映画)

4.2

ジリジリ観客を惑わせ、誤解と嘘の積み重ね……からのクライマックス。
いやでも、これはどちらともとれる。

ジョーン・フォンテイン氏の恋に溺れていく様は見事。

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

3.9

この伏線の回収は?と考えるが続々と完璧に回収される。
画の作り方は毎度圧倒される。洒落てる。
ヒッチコック作品は終わり方が潔くて好き。
ネタバレ感想はコメントへ。

暗殺者の家(1934年製作の映画)

3.8

先に鑑賞したヒッチコック氏のドキュメンタリー作品でガッカリした部分はあったものの、彼の映画には、まだ、"女性軽視"の印象を抱いたことは無い。

本作においても。

70分弱という尺でなんとテンポの良い
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ヒッチコック/トリュフォー(2015年製作の映画)

3.0

ヒッチコック氏の凄さが溢れまくってたな。
ただ某女優が妊娠してお腹が目立ってきたのを理由に次回作に出演出来なくなったのを「あのバカ女」と話していたのにガッカリしたんだが。
出演について契約が結ばれてい
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三十九夜(1935年製作の映画)

4.5

流石としか言いようのない面白さ。
毎度ヒッチコック作品はレディの衣装が素敵。
勿体ないことしたなと思ったのは吹替版にしたこと。作品本来のざらついた趣ある音質に吹替のクリアな音質がのってるので変に声だけ
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みぽりん(2019年製作の映画)

2.8

流れてきた口コミを読んで以来ずっと観たかった作品。
神戸の見知った場所がちらほらあって、見学したことのある好きな建物が某シーンに使われてて親近感を覚えた。

撮影の勢いというのも大切なのだろうけどクラ
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男はつらいよ 噂の寅次郎(1978年製作の映画)

3.5

「今日のBSの映画は寅さんか〜」と思い気づくと最後まで観てた。つい観てしまうね。
泉ピン子氏がマドンナの回なんてあったのかと思ったら全然違った。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.7

原作の大ファンすぎて観るのを躊躇していた作品。
観たかった2大シーンは見事に異なる演出となっていたのが無念。しかし原作へのリスペクトは感じられた。
綾野剛氏の成田狂児は見事だったけど個人的な理想の成田
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仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインド(2024年製作の映画)

3.8

TVシリーズ全50話を1年かけて追いかけ、劇場版1作目から20年時を経たファンたちはこれ、熱すぎて映画館を後にする時ホクホクだったのでは?

4ヶ月で全てを完走して臨んだ私でさえ激熱の熱だったのだ。
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劇場版 仮面ライダー555(ファイズ) パラダイス・ロスト(2003年製作の映画)

3.3

TVシリーズの再放送にどハマりして20th作品観たさにこちらも鑑賞。
ネタバレになりそうなのでコメ欄に書くけれど、「???」となった末に「井上作品だもんね」で解決した。

ポゼッサー(2020年製作の映画)

2.9

アンドレア・ライズボロー氏の悲壮感溢れるオーラやばい。アーティスティックであるよりグロさのリアリティが勝ったので気分は悪くなる。

ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.2

映画版にしてはあまりに犯人がわかり易過ぎた…整くんはドラマ以上によく喋りましたね。

カーライル ニューヨークが恋したホテル(2018年製作の映画)

4.0

ウェス・アンダーソン氏観たさに鑑賞したらジョージ・クルーニー氏の声があまりにイケおじで良かった。声からしていいなんてずるい。

そしてハリソン・フォード氏のことが好きになる魔法。出演時間は嘘みたいに短
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

3.8

ジョージ・クルーニー氏の声が魅力的。
低音で渋い感じがキツネのキャラクター像にぴったりだった。
ロアルド・ダール原作とウェス・アンダーソン監督の相性は本当に良い。

ロブスター(2015年製作の映画)

3.3

かろうじて置いていかないストーリーの前進。読み取るのが面白かった。

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.0

ルーク・ウィルソン氏の吹き替えキャスティング本当か?本人の声と全く合ってなくてびっくりしすぎて字幕に切り替えて完走。
山路氏は全く悪くない。

子育てに関与してこなかった人間が老後に心を入れ替える系は
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ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

3.7

メインビジュアルをなんとなく観て走り出したのですっかり宇宙を舞台にしたものと思い込んでいた。地球だった。

ウェス・アンダーソンらしい海洋生物がいい。

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.5

ため息が出るほど面白い。
画と展開は流石としか言いようがない。

劇場で観られなかったのが悔しい。
モバイル端末の画面では演出の文字表現やエンドロールを全て読み取れないのだ。

先生!口裂け女です!(2023年製作の映画)

3.6

ホラーを求める内容ではなかったけれどスタイリッシュ口裂け女のビジュアル好みだった。
アクションシーンの一番かっこいいところで音楽がついてこなくてもどかしかった。作曲なのか音量なのか楽器編成なのか。悔し
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

4.2

こんなアドベンチャーホラー映画館で観たかった。
今までのシリーズ作品と異なる雰囲気も面白かった。大画面で観たいホラーといえば、決まったね。

アンソニーのハッピー・モーテル(1996年製作の映画)

4.3

現在のウェス・アンダーソン監督の特徴的な画作りが垣間見えた。面白さは相変わらず。
観終えたあとの穏やかな高揚感。好きだ。

ローマの休日(1953年製作の映画)

4.8

オードリー・ヘップバーン氏の美しさは本当に目も心も脳も洗われる。
それでいてお茶目なんだもの、心奪われる。
何度観ても素敵。

アイム・ノット・シリアルキラー(2016年製作の映画)

3.9

クリストファー・ロイド氏の怪演を観たかったのだが『かいじゅうたちのいるところ』で美少年だったマックス・レコーズ氏が美青年になっていてそちらも目が離せなかった。儚すぎる美しさがあって震えた。
ロイド氏は
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.9

ゲームのキャラ選択ならもうドクター・ストレンジ一択。強すぎる。こんなのありかよってくらい。
スクリーンで観るべき迫力と映像美。こんな美術構成まったくどうかしている。どうやって生み出されたんだよ...!

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.8

髭のベネディクト・カンバーバッチ氏もいいな。
時代が違えばキアヌ・リーブス氏だったかもなと思ったり。

NGシーンも観ればよりベネ様のファンになる。
圧倒的陽のパワー。

SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁(2016年製作の映画)

3.9

ベネディクト・カンバーバッチ氏がシャーロック・ホームズ演じてくれて良かったよなぁ、としみじみ思った。

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.8

助かれ、と祈る気持ちしかなかった。
ベネディクト・カンバーバッチ氏はミステリーやコメディばかり好んで観てきたので、その重く圧巻の演技に目が離せなかったが辛すぎた。

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