ねこじたさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ねこじた

ねこじた

映画(433)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.8

えーと、トムクルーズ(53歳・身体能力超人)の辞書には、限界という文字は無いのか⁈(笑)

飛行機もバイクも「マジ(バカ)か⁈」と思った(笑)

この作品のエンタメ力は完璧で、劇場、何度となく笑い声が
>>続きを読む

モーターサイクル・ダイアリーズ(2004年製作の映画)

3.8

原作は未読。
まだ若いチェゲバラの「放浪科学者」としての、南米ロードムービー。

旅をするために旅をする感が、心を軽くする。

ちょっと違うかもやけど、ホテルに泊まりに行くだけの旅行みたいな。

やっ
>>続きを読む

エクソダス:神と王(2014年製作の映画)

3.0

さすが、リドリー。

十の災い。
鰐に始まり、魚、蛙、ウジ、アブなどの大群の描写は、ホラーさながらに見事に再現。
有名な海の地獄絵も気持ち悪いのに、美しい。

一応、「十戒」のリメイクになるのかな?
>>続きを読む

チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密(2015年製作の映画)

3.6

予想以上にヒゲ映画(笑)
どことなく、B級感のある作品。それに出るセレブなキャストよ。
こういうスタンス好き。

世間では、なかなかの酷評を浴びた本作やけど、ダメンズな髭ジョニデはなんか可愛いし、く
>>続きを読む

マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

3.3

85年作。
ポスターから毛色が違う(笑)
メルギブの不自然なロン毛とか、ガキ使とかでやりそうなビヨンビヨン決闘とか、真面目なんやけど、不思議な可笑しさが込み上げるシーン満載。
あの能面も気になった、
>>続きを読む

マッドマックス2(1981年製作の映画)

3.6

インパクトやね、すごい覚えてた。
オリジナルから僅か2年で、こんだけの世界観を創り上げるクリエイティブ感がすごい。
メルギブの飛躍も半端ない、相棒と犬が効いてる。

マッドマックス(1979年製作の映画)

3.5

1979年作。
まだ青いマッドでないメルギブ。CG無しの車やバイクの速さが生々しくて、これはこれで良い。

ナイトライダーなる、あの輩って、昼間ブラブラしてるだけやん、ほんまゲスい。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.2

あくまでも、ゴーン“ガール”で、ゴーン“レディ”はないとこが面白い!
アメージングエイミーになりたい(なれなかった)エイミーは、大人になってもガールのまんま。

好きな女の上で逝ったデジーって、ある
>>続きを読む

時をかける少女(2006年製作の映画)

4.0

タイムトラベルの行く末に憚る避けて通れない別れの際。見る事の出来ない彼女の浴衣姿に
「…ごめん。それ、ちょっと見てぇ」
って、すごい殺し文句やなぁ。細田守、わかっとるなぁ。

そもそも、原作が傑作なの
>>続きを読む

潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

4.6

原作を読みつつ再鑑。
原作を読むと、お父さんが何故、あの写真をジャンに送ったのかよく解る、嬉しかった。
詩的な原作に忠実に創られた脚本の素晴らしさにも気付く。

何度観ても、見どころ満載だし、音楽セン
>>続きを読む

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.4

何はさておき、夏休みに田舎にやって来る都会住みの理系のシャイな男の子という設定で充分萌える。
細田監督の描く男子、やたらいいねんなぁ。 ​

リアル鬼ごっこ(2015年製作の映画)

3.8

園子温連続3本上映3本目は、スプラッターでありSF。
原作は山田悠介とあるが、脚本は園子温、殆ど原型を留めてない(笑)

自己啓発もビックリな演出、流血ブッシャーと、今回も下着サービスは忘れてない、ブ
>>続きを読む

バケモノの子(2015年製作の映画)

3.7

即ち、強さとは?

真の強さを掴む糸口になり得る力作。
ただ「めそめそする奴は嫌いなんだよ!」ぐらい、もっとシンプルなプロットにしても良かったんじゃないかと思うけど、細田守パパ、子ども達に伝えたいこと
>>続きを読む

日々ロック(2014年製作の映画)

3.0

アイドルになったふみふみが観れます。
非モテ系3ピースバンド✖︎小汚いライブハウスも観れます。
どっちもLIVE好きには堪んないですね〜。

歌って踊るふみふみのアイドルっぷりは、ヤスタカプロデュース
>>続きを読む

ジェーン・エア(2011年製作の映画)

3.8

原作気になりつつ未読のまま観てしまって、あまりにも映像が良かったから、原作がまた一段と遠くなってしまった(笑)
良いの、心の保養になったし。

ミアとマイケルファスベンダーの何を考えてるか解らない怪
>>続きを読む

ムカデ人間(2009年製作の映画)

4.0

う、噂には聞いてたけど、これは…おぞましい。
2度と観たくない映画を観たくなったらムカデやな(笑)

随所に変態ならではの所作が散りばめられてて、変態の勉強になる。
例えば、博士が、お姉ちゃんを起こす
>>続きを読む

鉄コン筋クリート(2006年製作の映画)

3.9

空間の使い方が抜群ですね。
これやっぱ名作。
いつの時代の何処の国のものかわかんないとこ。
哲学的だったり詩的な台詞。
ちょっと、龍のコインロッカーベイビーズを彷彿させるとこも良いなぁ。
アジカンも嵌
>>続きを読む

フェア・ゲーム(2010年製作の映画)

2.8

ナオミとショーンペーンの真実に肉迫する演技が見どころ。
「ごめんね」と謝るショーンペーンのカット、鳩尾に来た。
ありがちなストーリーやけど、ついこないだの実話ということで、深く考えさせられる。
21g
>>続きを読む

龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)

2.4

たけし監督も役者も、楽しく撮ったんやろなぁと、それが滲み出てて良い。

おじいちゃんと言えど、コントみたいなことしてても、藤竜也は、かっこいい!

ベテラン俳優陣捕まえて、あんなことさせられるの武ぐら
>>続きを読む

ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます


ゾンビの動きと言えば、ヨロヨロとのろいイメージだけども、この映画のゾンビはと言うと、ちょー速い。50m6秒代選手。
それに負けず劣らないのが、ブラピの判断力と行動力の迅速さ。
速さ。が見応えの作品
>>続きを読む

ラブ&ピース(2015年製作の映画)

4.0

園子温連続3本上映2本目。
お子様もご覧になれる貴重な園子温フィルム。

売れた監督が、売れ線ではなくて、自分の本来やりたかった作品を作り、世に出す。そのスタンスに惚れ惚れする。

例えば、
鈴木良一
>>続きを読む

コンタクト(1997年製作の映画)

2.5

化学の対義語が宗教みたいな取り上げかたになってしまってる…、他に説明の仕方は無かった?
終局は、科学も宗教も「真実の探求」をするものだと着地。
これはこれで、無難感を引き立たせて、気持ち悪い。
ゼメキ
>>続きを読む

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.9

「たとえば女の子を好きになると手をつないでいるカップルを見て僕まですごく幸せな気持ちになる。でも同じカップルを見てすごく落ち込んでしまうこともある。でももし幸せに感じることができるならそれは自分が幸せ>>続きを読む

96時間 レクイエム(2015年製作の映画)

2.9

リーアムニーソンを始め、年齢を重ねた登場人物に、カット割り早いアクションも中和されてる。

娘に薬を盛り、女子大生のWCに隠れるって、ある意味なかなかの暴走よ(笑)
でもこのシーン良かった。
OPの
>>続きを読む

エディット・ピアフ愛の讃歌(2007年製作の映画)

3.8

「聖テレーズ。小さな炎でも、私には大きく見えたの。」

再鑑賞。

ピアフは、スズメという意味。
痩せっぽちで、野生な彼女は、小さく素朴なスズメに似てたみたい。名付け親のルイパパのセンスに、愛がある。
>>続きを読む

ミックマック(2009年製作の映画)

3.8

世の負のエネルギーも、ジュネにかかれば、ハイセンスに彩られて、愛に満ちる。
日常が色彩を欠いたら、ジュネを補給。

ブリングリング(2013年製作の映画)

3.8

無駄って綺麗。
ソフィアコッポラらしい虚無感。
EDの名曲が作品と驚くほどシンクロ、曲のセレクトいつも感心する。

エマワトソンが、めちゃくちゃ可愛いかった、演技も最高。

それでもって、実話ならでは
>>続きを読む

天才スピヴェット(2013年製作の映画)

3.8

牧場を可愛いって思ったの初めて。世界があの色味で見えたらいいのになぁ。
アメリより可愛いって、可愛いレベルかなり高め。

ユーモアに続いて、何をするにしても可愛らしさって大切やと思う。
ジュネは、そう
>>続きを読む

ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

2.7

映画友が、
「好きそうやから観て」と強推薦。

イーストウッドらしい。
映画たらしめる王道路線。

「普通やん」(笑)
彼は何故、この作品を私が好きと思うと思ったのか?こういうズレ面白いよ。

登場人
>>続きを読む

トイレのピエタ(2015年製作の映画)

4.0

よーじろ目当てで観にいったんやけど、ミケランジェロみたいに寝転びながら書き上げた天井画の圧巻さに慄いた。
死んだ我が子を穏やかな顔で抱くピエタとトイレを繋げる発想が、よーじろっぽくて、カッコ良すぎる。
>>続きを読む

オオカミは嘘をつく(2013年製作の映画)

2.9

えーっと、45才って誰が?(笑)
お国が違えば、老け感覚まで、こうも違うのでしょうか?(笑)

そして、邦題こそ嘘つき、これはひどい。
どこにも嘘が無いや〜ん。

この作品、馬とケーキに免じて許す。
>>続きを読む

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.3

「意味なく泣くの 」と言った彼女を堪能。
官能感に酩酊。この世界観。浮遊感、頼りなさ、だらし無さの中毒性よ。2015.6/24再鑑賞


哲学者と預言者が似てるって笑うシーンと美術館のお尻のシーンがハ
>>続きを読む

一枚のめぐり逢い(2012年製作の映画)

2.2

原作は、ラブストーリー好きに大人気のニコラスパーク。
ニコラスパーク読んだこと無いけど。

甘いベタなラブストーリー。
何の捻りも無い王道さが良いです。
ザックエフロン男前ですね。
舞台の風景美も伴っ
>>続きを読む

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.0

白の薄々Tに黒で透けブラして、お洒落に着こなし出来るスカヨハの美人力すごい。

モーガンの爆破シーンはコント。いつまで受話器、持ってんねんって突っ込んだわ(笑)

2000年代のベッソン映画。

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ズボンの深ばきも非リア充でも、スパイクジョーンズが撮れば、赤を際立たせ、お洒落になる。

自我を持つOSと言えば、HAL。
デイジーデイジー。
深く関わるほど哀しい結末になると解ってる、それでも。
>>続きを読む

複製された男(2013年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

この映画、気になりまくったので原作を読んだら、原作は原作で面白くて、再鑑。

まず表題に騙されてました。
2回観るとアダムとアンソニーが同一人物であるという伏線が張られて作られてるのがよく解る。女を
>>続きを読む