言葉を発するのはデビッドバーンただひとり。
楽器と人間だけ。
それだけなのに、圧倒された。
恋愛だの、頑張ろうだのといった薄い詩ではない、カッコいい歌を聴いてほしい。
ジュディカマーとアダムドライバーか見たくて。
この時代モノは苦手で最初の15分で寝そうだったが、グイッと引き込まれ一気に鑑賞。
笑いあり、涙あり、ダンスあり。
長かったけど面白かった。
主役の俳優が40代だとは信じられない。
ビートルズがどうとかではなく、ほっこりラブストーリーでした。
主人公がなにかと「ブサイク」扱いされるのが面白かった。
エドシーランってやはり良い人なのかな。
単純なストーリーだし、殺人のシーンもない。ゲーリグラントが犯人の役をやるとは思えないなぁと思いながらも、犯人かなぁと疑ってしまう。
時間の行ったり来たりが少し分かりづらく、もう一度見たい。
静かで少ない言葉、重苦しい空気、
そんな映像に合う音楽。
スティーブ・カレル、ティモシー・シャラメ、上手いなぁ。
この年齢で全裸になる勇気が凄い。
半分までは、主人公のもう一度恋をしたい中年女の気持ちに同情、
後半は手に入れたものを失う恐怖心を感じたかな。
途中から心の中で「ハッピーエンドで終わってくれ」と願っていた。
やるせない、理不尽なストーリー。
金を払う側にのみ権限がある世の中。それが資本主義なのか。結局自由の名の下の奴隷である。
空と水と光、そして静寂
いい映画だった。
カメラがグルグル回る。
若い時に見たら、つまらなかったかもしれない。自分の過去と重なることで、感じ方が変わる。
古いが「普通の人々」に通ずる映画だった。
髭面ばかりで誰が誰か分からなくなった。ショーンペンの神経質な演技が冴える。
エディマーサンがよい。