あおしさんの映画レビュー・感想・評価

あおし

あおし

映画(40)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • 40Marks
  • 5Clips
  • 0Fans
  • 0Followers
  • 0Followings
  • List view
  • Grid view

映画 としまえん(2019年製作の映画)

2.0

こういうアイドルホラーに恐怖を期待するのは野暮というもの。
ただ登場人物の多さの割にキャラクターが薄いのでイマイチ誰が消えたか印象に弱かったという感想。導入のyoutuberパートもあまり引きになって
>>続きを読む

カルト(2012年製作の映画)

3.5

ホラーかと言われればホラー風味の何かだが、チープなB級(褒め言葉)モキュメンタリーのツボを抑えた良作。
CGもチープ、ストーリーもシンプルかつ程々のどんでん返しで、壮大なホラーではなくコーラにポテトを
>>続きを読む

ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

YouTubeで見た短編がちゃんと映画になったと聞いて鑑賞。正体がちゃんとついたのは蛇足といえば蛇足だけど、長編になってまで正体不明ではかえって不完全燃焼だろうから妥当に思える。
ただ設定上、レベッカ
>>続きを読む

仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

3.5

ジャパニーズホラーの方向性に影響を与えたであろう1作。
じっとりとした梅雨の重苦しさ、湿気混じりの不快な空気がスクリーン越しに思い起こされる陰鬱な画作りは唯一無二。
怖いか?と言われれば、不安になる悲
>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

デスクトップの画面だけで表現されているが、決して無機質ではない。
懐かしいインターフェースから次第に最近の見慣れた画面になっていく演出、様々なアプリケーションを切り替えて第三者としてストーリーを追う観
>>続きを読む

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

3.0

少女漫画のような耽美さのある不条理映像作品。合理的なストーリーやリアルなCG特撮ではなく、映像として混沌をポップかつ毒々しく表現している作品。
エンタメというよりアートな作品を求めるのであれば一興。

恐怖!キノコ男(2005年製作の映画)

1.0

よくチープな演技を学芸会と揶揄するが、これはまさに学芸会。そして悪い意味ではなく、そう小動物動画を見ているような微笑ましい何かだ。
試験管でビーカーのねるねるねるねを爆速混合した時点で視聴者は態度を改
>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

4.0

どうせ初代151匹ばっかりでしょ、と思っていたら開幕バッフロンで安心する映画。ストーリーは良く言えばシンプル、悪く言えば子供向け。
ただポケモン世界の理解度は(下手したら近年のナンバリングより)凄まじ
>>続きを読む

ズーム/見えない参加者(2020年製作の映画)

2.0

全編zoom画面で撮影、という試みは面白かった。ホラー作品としては画角の変わらないお化け屋敷といったところで、ちょっとしたジャンプスケアが続くだけ。アプリケーションの画面だけ、という前例では「sear>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

2.0

画がちょっとチープなのと、登場人物けっこう多めで前評判で言うほどキャラクター掘り下げてるか…?という印象。
冷徹で合理主義だが最後には自己犠牲を選択する、一見粗暴だが人情に篤い、というステレオタイプな
>>続きを読む

切り裂き魔ゴーレム(2016年製作の映画)

3.5

観客は他人の死を求めている。忘れられるのか名を残すのか。
劇場として生きる女と、精神的に結託した師。
ロンドンの夜の雰囲気と、女優さんの表情の力が印象的。

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

ビル・マーレイのテンションが低空飛行し続けるゾンビ映画。
何故か郷愁を覚える舞台と、観客と共犯の視点で適切にルートを巡回する警官が癖になる。
検死官というアクセントがゾンビ映画に必要なおきまりの爽快感
>>続きを読む

コンテイジョン(2011年製作の映画)

-

「もしかしたらあり得たかもしれない未来」を描いた映画だったはず。
現実になってしまった今では本来の視聴体験はもうできない。

有り体に言うなら、デマの拡散についてはとても良くできている。オールポートと
>>続きを読む

ハウンター(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

物語の構造、ループと時間軸の異なる複数の同じ空間と繋がる事で元凶に立ち向かう少女。

様々な媒体で目にする「アメリカの家庭」のせいか、リサの時代の家の古臭さにあまり違和感がなかったが、現代の家族に憑依
>>続きを読む

犬鳴村(2020年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

前半はケレン味の強い呪われ描写が若干目につくが、POV的な導入から日常が少しずつ歪んでいく様子は、演技の巧拙は別としてそれなりに不気味。
中盤からチープなノイズ加工の幽霊の登場が増え、悪い意味で映画か
>>続きを読む

『犬鳴村』恐怖回避ばーじょん 劇場版(2020年製作の映画)

1.5

ホラー映画を公式自らイジる…という発想は面白いと思うけれど、怖いものが苦手な初見さんを対象とした為に、結局「イジりはするけど本筋の邪魔をしない程度の茶々」が限界だったのかなぁという印象。
プリクラの落
>>続きを読む

ふるさと(1983年製作の映画)

4.5

この時代の、生まれ育った土地に対する心情が生々しく描かれている。
私にも釣りや工作の得意な祖父からいろいろな事を教わり、野山を駆けた思い出がある。
老いて身体も衰えていく祖父と、情と疎ましさの混じった
>>続きを読む

スクリーム(1996年製作の映画)

5.0

停滞していたホラーを打破した、メタホラーに留まらないホラーの傑作。
既存ホラーの批判だけでなく、その矛先がこの映画自体に向けられている点もケレン味がなくて良い。

ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

5.0

「映画界のスターであり最強のジャッキー」と「老いていく現実のジャッキー」の二重のジャッキー・チェンという二律背反を違和感なく両立し、復讐に取り憑かれた悲哀の老兵を見事に描いていると感じた。
たしかにア
>>続きを読む

ダブル・ミッション(2010年製作の映画)

3.0

ジャッキーの往年のキレッキレさはないが、やっぱり存在感はあるしジャッキー風味は他の人じゃできないよなぁと再認識。

コンジアム(2018年製作の映画)

4.0

povの定番的な展開といえばそのとおりなんだけど、細かい設定や演出、間のとり方が上手でチープさは無かった。
むしろ緊張感を煽る余白の作り方、という印象。
目新しさはないけどちゃんと撮られている良作。

ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.0

単体で見たら悪くないんだけど、この手のジャンルは傑作も多くてどうしてもいろんなシーンで二番煎じ感が…

傑作からB級まで色んな映画・ゲームとラップするシーンが多くて「あ、これ進研ゼミでやったところだ!
>>続きを読む

屍病汚染 DEAD RISING(2010年製作の映画)

1.0

原作ゲームの1,2と2の派生までは遊んでます。
原作からして、ストーリー自体はシリアスだけどプレイスタイルはどこまでもふざけられる…という点がウリなので、そこからインタラクティブ性を引いて映像化したら
>>続きを読む

復活の日(1980年製作の映画)

3.5

コロナの時期というのは言わずもがなとして。
改めて観ると冷戦や女性の権利、それから生物兵器に自然災害と、当時の世界が潜在的に抱えていたリスクを全部載せにして、全て描ききったという印象。
ストーリーの粗
>>続きを読む

移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

3.8

演技もキャラクターの個性もまとまってるし、壮大な設定も2時間に収まって破綻してない。ついでにCGもかなり良い出来で、全体の水準はスチームパンクSF映画としてかなり高いのでは。
ただ王道過ぎてちょっと昨
>>続きを読む

アフターショック(2012年製作の映画)

3.0

呑気な前半から畳み掛けるように死んでいく一行。
南米の脳天気な描写から救いのない現実、パニックとヒステリーの渦に飲み込まれていく先がどんづまりという容赦ない結末。

世界沈没(2004年製作の映画)

2.0

ドリフのコント
「もしもこんな世界崩壊シナリオだったら…」

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.0

例のシーンのインパクトもすごいけど、その後に女性陣がパンツ脱がされて膣内を弄られたり、颯爽と危険を買って助けを呼びに行った女性の破片がスープになったりと生理的嫌悪感をてんこ盛りにした演出も見どころ。>>続きを読む

死霊の盆踊り(1965年製作の映画)

-

倍速で見ても苦痛。
360度全てにおいて隙のない鉄壁の虚無。

ゾンビハーレム(2009年製作の映画)

4.5

マイナーだけど結構面白い。ゾンビコメディだとゾンビコメディというジャンル自体のセルフオマージュというか、お約束を踏襲するというお約束がよく見られるが、この作品は独創的なコメディシーンが多く飽きない。>>続きを読む

インド・オブ・ザ・デッド(2013年製作の映画)

4.0

ランドじゃなくてインド。ショーンオブザデッドとゾンビハーレムを足して割ったノリで、色んなゾンビ映画をリスペクトしてる印象。あ、このシーンどっかで見たなぁってカットがいくつか。いい意味でお約束を裏切らな>>続きを読む

トータル・リコール(1990年製作の映画)

5.0

いい意味で「昔の近未来」、ストロングスタイルな爽快感ある格闘シーンと夢か現実か二転三転する展開は素朴な冒険心をくすぐる。

デッドライジング ウォッチタワー(2015年製作の映画)

3.0

原作ありき、ではあるけど、これだけ原作オマージュを詰め込んで映画として破綻してないのは、国産ゲームの実写化界隈ではかなりいいセン行ってるのでは。
地味に攻撃モーションとか斬撃音がゲームと同じなのも、フ
>>続きを読む

キャビン(2011年製作の映画)

3.0

終わったーと思ったところからの後半戦はある意味爽快感。
前半はお約束を踏襲しつつ観客側のメタ視点で進む、ホラーファン向け作品。
クトゥルフが頭にないとラストは唐突すぎるかも。