みめいさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

みめい

みめい

映画(240)
ドラマ(0)
アニメ(0)

のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

3.5

ドラマティックな展開が次々起こるわけではないけど、ゆるやかに、そして着実にみんなが前を向いていく青春映画でした。黙々とひとりで登る小寺さんは誰かに向かって励ましたりすることはないけど、一生懸命な小寺さ>>続きを読む

リトルショップ・オブ・ホラーズ(1986年製作の映画)

4.0

ドリームガールズみたいなひとたちの歌が良かった。オードリーIIはヌメヌメ感がキモかった〜。グレムリンといい、謎の宇宙生物は中国人が売買してるのがクリーチャー映画のトレンドだったんだろうか。

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

5.0

悪趣味ポップな映像好きとしては満点!音声聞き取りにくいし変なところ指摘し始めたら無限に出てくるけど、それを力技でねじ伏せてくれるくらい、わたしにとっては面白かったです。コラージュやサイケ映像とか、とに>>続きを読む

はちどり(2018年製作の映画)

4.6

大なり小なりのそれぞれの社会に押し潰されそうで、それらから自分を守るために必死でもがいた結果、他人を傷つけてしまう。本当はみんな心の奥底に柔らかいものがあるけれど、どれだけ距離が近くても見えはしないん>>続きを読む

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.5

ヨーロッパ企画大好きだあ〜〜〜。
ちょっとずつちょっとずつ違和感を積み重ねて、最後に大爆発して転がっていく構成が楽しい。

チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

3.5

刃物で刺したりするのはやっぱまだ克服できない…。ホラーというよりバイオレンス映画かな。思ってた2倍はチャッキーが大きかった。

ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

3.5

物語としておもしろいか?と聞かれたらそんなになんだけど、わたしはめちゃくちゃ怖かったです。怖いのに慣れてるひとにはたいしたことないかもしれない。何か映ってるんじゃないか。次の瞬間何かが出てくるんじゃな>>続きを読む

シックス・センス(1999年製作の映画)

5.0

コールとお母さん、マルコムとコール、そしてマルコムとアンナ。互いを思いあう優しさに満ちている作品でした。
子どもの考えていることがわからなくて不安に襲われるお母さんだけど、それでも自分にできる精一杯の
>>続きを読む

死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

3.7

へそ曲がり男の造形が不気味で好き。今回もグロはないので、ハラハラするところはあったけど安心してみていられた。ウォーレン夫妻がいつも思い合っているのがこのシリーズの好きなところだけど、その理由が示されて>>続きを読む

ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.3

彼氏めっちゃいいひとだな。設定的にびっくり演出は免れないけど、グロもそんなになくて優しめのホラーだと思う。序盤はちょっとグロかもだけど。MAMAから続けて観たからか、ギャルとかパンクなヒロインが出てく>>続きを読む

MAMA(2013年製作の映画)

4.3

グロさはなく、びっくりはあるけど怖さも控えめなのでホラー初心者でも観られる作品でした。どんどん母性が芽生えていくアナベルと子どもたちの交流にきゅんとした。画面の使い方がうまい。壁一枚隔ててMAMAと遊>>続きを読む

ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

3.9

ホラーに分類されてるのかな?全然怖くなかったのでホラーと血が苦手なひとでも大丈夫だと思う。マックスがお母さんのことを大好きなのが愛しくて、そして切ない。
80’sギャルのティナがアホかわいかったです。

宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.5

前半はなんとなくすっきりしない、いやーな雰囲気が漂っている感じだったけど、序盤の宮本がどうしてこうなったのか、その経緯が判明した後半あたりから物語にギアがかかってめちゃくちゃ面白くなりました。
結果、
>>続きを読む

アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.0

前半丁寧に描きすぎてラストがちょい雑だったかな〜。死霊館が面白かっただけに期待が大きすぎたかもしれない。そもそもあんな怖い顔のアナベル人形買うか?ってところが気になってしまう…。びっくりを多用するので>>続きを読む

リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

4.5

ウェスアンダーソンを彷彿とさせるおしゃれなポスターに惹かれて観たけどめちゃくちゃ変な映画だった。かわいいのはかわいいんだけど、一筋縄ではいかない。人はいっぱい死ぬし、たまにグロいし。けれどいつだってリ>>続きを読む

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

4.0

あまりグロくないと聞いて鑑賞。序盤にバーンとグロシーンが映されるけど、引き気味なのと絵のきれいさのおかげで案外大丈夫でした。
アメリカンスリープオーバーが大好きなので期待してました。どこを切り取っても
>>続きを読む

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.3

児童書原作だと思って甘くみたらだめなやつだった。構成が完璧。泣くのを堪えた。眼鏡の屈折とか影のこだわりがすごい。素晴らしポイントが多すぎるので逆に何も言えませんが、グローリー水領様が素敵すぎるのでファ>>続きを読む

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

4.0

グリグリ動く映像が目に楽しかった。湯浅監督の作品は映像研が初めてだったけれど、ルーは誰にも遠慮せず本領発揮という感じで、すごいものを見せてもらいました。みんなでダンスを踊るシーンが良いなあ。終盤はかな>>続きを読む

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.5

ストップモーションとは思えないほど精密で滑らかな動きにびっくり。お姉さんのデザインが好き。三味線の音が心地よいし、市井の雰囲気もとても良かった。物語の背景が説明不足なところは昔話風と考えたら受け入れら>>続きを読む

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

4.0

終始おバカで楽しかった。情報量が多すぎて置いてかれたところもあったけど、テンポが良くて目が離せないです。ヴィーガン学校出身のヴィーガン超能力者とかもう意味わからんくて最高だった。音楽も良い。ゲイのルー>>続きを読む

ネイキッド(2017年製作の映画)

3.4

小難しいことを考えずに楽しく観られる映画でした。最後のウルトラハッピーな感じがすごく好き。曲がいい映画は素敵。
中盤長く感じたからもうちょっとコンパクトにまとめてあったら良かったな〜。

死霊館(2013年製作の映画)

3.7

グロいのが無理なので今までホラーは避けてたけど、これは大丈夫と聞いて視聴。血は出るからビビった。でも全然許容範囲だったので最後まで観られました。
祓う者と祓われる者、どちらも大事な家族を持っているから
>>続きを読む

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.5

誰のことも否定しない優しい映画だった。母親だけじゃなくて、そもそも完璧な人間なんていない。リンコさんをすべて受け入れている母親も無神経なところがあったり…。どんなに放って置かれてもママを愛することをや>>続きを読む

肉体と火山(2015年製作の映画)

3.7

作中ずっと漂う空虚な寂しさがロラから見える世界の美しさをより鮮明に映していたように思う。心臓病を患っていて学校に馴染めないロラと鬱っぽく見えるお父さんの小さくて静かな食卓が少し悲しかった。ロラの火山が>>続きを読む

私たちの愛は誰にも負けない(2018年製作の映画)

3.5

大人になったら視野は広くなるし、子ども同士の恋愛の悩みなんてかわいいものに思えるかもしれないけど、子どもだろうが大人だろうが、誰かを愛する気持ちにに大小なんてない。持てる言葉を尽くして愛を伝えようとす>>続きを読む

ストローク(2017年製作の映画)

3.3

色使いがかわいい。箱の中のミニチュアを見ているみたいで最初は楽しかったけど途中で不穏な空気が漂ってハラハラした。

ジュディット・ホテル(2018年製作の映画)

3.0

世にも奇妙な物語みたい。画面がおしゃれ。赤と青が印象的だった。最初から最後までばしっとキメすぎててわたしにはちょっと合わなかったかな〜。

雷の子供たち(2019年製作の映画)

3.5

風景の美しさは素敵だけどちょっと退屈だなーと思いながら見ていたら、中盤のブブが歌い舞い踊るシーンやダニーと戯れ合うシーンで惹きつけられた。オチがあるような物語ではない。でも、この年の子どもたちの未分化>>続きを読む

美味しい美女/グルメな歯医者(2017年製作の映画)

3.0

ポップでクレイジー。野菜に怯えるオスカーがかわいかった。全体的にキュートでグロになる部分もクレイで表現されているけど、時々ドキッとしてしまう。大好きだけど食べたい。でも我慢…できなかったりもするけど、>>続きを読む