みめいさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

みめい

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真西へ(2019年製作の映画)

5.0

大人っていうのは周りが作っていくものなんだなと思った。純粋なまま楽しんでいたいだけなのに、自分じゃない誰かに急かされて女と男にならなければならない。
お父さんのせいでシモンに対してぎこちなくなってしま
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.5

1人で3体倒したママが作中最強じゃないかな。
キッチンにあるものを駆使して倒す姿に、地の利を得たとはこういうことか…と思った。
ストーリー自体はひねりがないけど、後半のバーや映画館で好き勝手してるグレ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

面白いという言葉でひとに紹介していいのか悩む映画。素晴らしい映画なのは間違いなくて、丁寧に言葉を選んでその良さを伝えたくなる作品だった。素人目にも構図や演出がよく練られているとわかる。コメディとサスペ>>続きを読む

宝島(2018年製作の映画)

4.0

のんびりとした牧歌的な映像に反して、アフタートークでこの映画の構造を知り感心した。政治的な意味が込められている映画ではあるけれど、音楽も映像もとても素敵なので何にも考えずぼーっと見るのも良い。

恋する惑星(1994年製作の映画)

3.5

こういう雰囲気の映画って邦画の場合は明るくても閉塞感が漂うものが多いけど、それ以外の東アジアの作品はおおらかさや軽やかさ、自由を感じる。
タイトルのように、彼らと彼女らの想いがぐるぐると巡っていた。二
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.0

この世界の片隅にが大好きだから、もう一度会えてよかったな。ふとした瞬間に見せるすずさんの憂いのある表情にどきっとする。

死霊の盆踊り(1965年製作の映画)

1.5

前評判に違わないZ級。ツッコミどころが多すぎる。噛んでも噛んでも味がないガムみたいな映画だけど、めっちゃ噛み続けた先に今ちょっと味がした?って瞬間が訪れる。絶対気のせいだけど、その気のせいをもう一度確>>続きを読む

真実(2019年製作の映画)

4.0

血の繋がりと気が合うことは全くの別問題。是枝監督の視線の先には樹木希林がいるんだろうな。そう思わざるをえない。

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.0

レディ・バードもフランシス・ハも、どんなに明るい画面でもみんなはしゃいでいても、寂しさが常にふわふわと漂っているところがいい。目をそらしたくなるくらいむき出しの自意識とか背伸びしたって輪に入れない孤独>>続きを読む

フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

4.0

ホラーとあったので身構えていたけど、全然ホラーじゃない。ラストのオチのことを指してそう言ってるのかな。もしも出てくる人たちのことを指してそういっているのなら大変的外れだと思う。この映画に出てくる乱暴な>>続きを読む

TAMALA 2010 a punk cat in space(2002年製作の映画)

4.0

「でもきっとまた会えるよ」
「あたしオリオン座に行くの」
タマラのセリフって多いわけじゃないのに、どうしてか心に残る。

アメリ(2001年製作の映画)

4.0

シンプルに励まされる映画。
しこりみたいに消えないうっすらとした孤独と失くしたものを、丁寧に拾っていって傷を癒す、まさしくそんな映画だった。フランス映画は服がかわいい。

アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

5.0

個人的に2018年に観た洋画では一番。
アメリカのティーンエイジャーだったことなんてないのに、懐かしい気持ち、甘酸っぱい気持ちでいっぱいになって、青春を追体験したような気分になった。