サクチューンさんの映画レビュー・感想・評価

サクチューン

サクチューン

最強のふたり(2011年製作の映画)

5.0

人の美しさ、自然の美しさ。

人は家族であろうと、すべからく違う人間であるとを、
幼少のころエヴァンゲリオンの攻略本で学んだのですが、
まさに『違う人間であることを楽もう!』と勇気をくれる映画です。
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

2.5

鑑賞の仕方によって、見え方が違う作品。

本作はファンが待ちに待った、TVアニメガンダムSEEDのその後の映画になります。

私の感想といたしましてはタイトルにあるように、
鑑賞する人の鑑賞の仕方で、
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

音のない世界と歌と言葉と。

私は歌ものに弱くすぐ泣いてしまうのですが、今回ももれなく泣いてしました。

音の聞こえない家族の中で、一人音の聞こえる主人公の物語。

音の無い世界と、音の有る世界を映像
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

音楽映画を鑑賞するということ。

本作はコミックスが原作の映画です。
私は原作を『読んでいる』ので、事の顛末は知った状態で鑑賞しました。

そうなってくると次の鑑賞を楽しむポイントになるのは、映画内に
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シティーハンター(2024年製作の映画)

5.0

正直、泣きました。

Netflixにはいろいろとオリジナル映画があります。
マイケル・ベイ監督の6アンダーグラウンド
クリス・ヘムワーズ主演のタイラー・レイク などなど。
これらを鑑賞したとき、やは
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

5.0

語る内容が無い、これがジョンウィック(笑)

キアヌによる、スタイリッシュガンフー復讐劇。

この上の文だけで、上映時間を走り切るすごい映画です。

2時間没頭できることなんて、このご時世なかなか無い
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天気の子(2019年製作の映画)

3.6

映像の美しさは流石の新海監督のお仕事だと思いました。
とても綺麗な映像と共に進む美しい映画です。

ストーリーはボーイミーツガール物のファンタジー。
ストーリーにおける個人的な感想としては、主人公の中
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

5.0

3時間ノンストップで、勢いのまま金、女、薬が動き回る大作。

人の心を如何に掴み、株を買ってもらえるか?というところがこの主人公の売り。
※詐欺ですが

人との交渉(会話)の勉強となる部分が多い作品だ
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

5.0

不朽の名作映画で、いつ鑑賞しても自身の価値観を揺るがしてくる作品。

鑑賞中に、映像作品としての爽快感と文学的(という言葉を使って伝わるのか不安ですが…)な不快・不安感を感じます。

前述に記載した二
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.3

今思えばジョン・ウィック最終章であるコンセクエンスへの繋ぎの映画。

ただ、ジョン・ウィックにはストーリーはあまり求めていないので、問題なし!

ガン・フーを楽しむ映画、如何にジョン・ウィックがカッコ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

5.0

音ハメの爽快感。文句なし!!

映像の派手さはワイルドスピードには及びませんが、音ハメによる爽快感が群を抜いています
勝手な想像ではありますが、予算はそんなにかかっていないような気がします。

しかし
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.8

庵野節炸裂のゴジラ。

ストーリーに絡んでくるキャラクターはエヴァンゲリオンのキャラクターにそっくりなムーブをするのがとても面白いです。
※私がエヴァンゲリオンど真ん中世代であるため特にそのように感じ
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.5

この映画に関して、規模感ストーリー感共によかったのですが、ゴジラVSコングを鑑賞したことの無かった私としては、やはりキングオブモンスターズに軍配が上がる出来だったと思います。
※私の場合の話ですので、
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.5

幾度となくハリウッド版ゴジラを作成されては残念な気持ちになるハリウッド版ゴジラですが、今回はものが違う!

最新の映像技術をぶっ込んで、ゴジラ大好き監督が、日本人が見たかったゴジラ怪獣大決戦を映像化し
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

久々レビューを書きはじめたので、パート2と前後してしまいました。

パート2側にも書いておりますが、現代まで続くSF超大作(スターウォーズ等々)の下敷きとなっているのは間違いない傑作。

しかしながら
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

5.0

アクション映画は、とことん勢いと思考力を奪って没入させるのがいいと自分は考えているのですが、本作はまさにそれ。

キャラククターの関係性、ストーリーの肝を追えてなくても全然OK!

勢いに任せて鑑賞し
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

007をファッショナブルにして、表現を過激にしたスパイ物。

スパイもの特有のギミックや戦闘はものすごくポップに行われるのに、ダメージ表現だけ少し痛々しい。
※スプラトゥーンのような武器を使って、ダメ
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

痛々しく、不快感、嫌悪感が多めの映画。

個人的にはその部分が楽しめなかったので、そのほか映画の内容にテーマがないか?や、人として得られるものを探したんですが、私的には無く、鑑賞時心のピントが合いませ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.8

アカデミー賞の視覚効果賞を受賞した作品。
日本という映画に対してお金をかけにくい土壌で視覚効果賞を受賞するのは本当に快挙だと思います。

ゴジラということもあり、大きな画面で鑑賞することをお薦めします
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

新海監督の災害をテーマにした映画3作目。
本作は、ご存知の通り3.11をファンタジーの方法で描いている作品になります。
私は震災の当事者ではありませんので、遠巻きに入ってくる情報だけで震災当時は過ごし
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.0

いつもコナンの映画を見て思うのが、コナンのような映像展開を日本映画として実写で実現できないかな?ということ
誤解されがちなのが、コナンを実写化するのではなく、劇場版コナン規模の事件を映画化してほしいと
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.5

あらゆるスペースオペラ系SFの下敷き(根っこ)となった傑作を最新の映像技術で表現した映画のパート2。

ストーリーの詳細に関しては見てからのお楽しみだと思いますので、言及することはありません。
しかし
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変な家(2024年製作の映画)

1.0

この作品は…評価難しいです…
私は原作を知らず友人に誘われ鑑賞しました。
映画のジャンルは『サスペンス』『ミステリー』という触れ込みで鑑賞しました。
しかしながら、映画の演出面およびストーリーはどちら
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

5.0

やはり、男のバディものは最高だという再認識する良い映画。
私は運良くリアルタイムで映画館で見ることができました。
もし、ご自宅にプロジェクターがある方は是非そちらで鑑賞する事をお勧めいたします。
また
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.5

ホン・ギョンビョ撮影監督が参加している日本の有名な小説の映画。
ホン・ギョンビョ撮影監督はパラサイト半地下にも参加されている撮影監督です。
映画の尺としては2時間半と少し長めではありますが、内容やセリ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

映画を鑑賞する際、ネタバレを掻い潜りながらネットを閲覧したり、映画鑑賞することが多いと思います。
本作は『ノーラン作品』で、物理学者の物理用語満載で、且つ当時流行していた思想の用語満載ということもあり
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キリエのうた(2023年製作の映画)

4.8

THE 岩井俊二監督の映画でした。

美しい景観に演者を溶け込ませることを得意とする監督ですので、
『CG等を使わない自然と人との映像美』は圧巻です。

また併せて、岩井俊二監督がMV監督出身というこ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

非常に評価が分かれる作品だと思われます。
※私は好きな映画です。(ほかジブリ映画よりも好きかもしれません)

内容を明かさずレビューを書くのは非常に難しいですが、
映像はスタジオジブリの美しさをフル活
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.5

アイドルをやめて女優になった主人公の周辺で起こる
殺人事件を中心としたサスペンス。

本作は、映画を見る距離感といえばいいでしょうか
1起承転結のジェットコースターに一緒に乗る感じ
2映画という『箱の
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

5.0

約3時間が30分に思えるほど、勢いよくアクションで走り切る映画です。

テレビのドラマやアニメのように前日譚(ナンバリングの一つ前)から直結で本編始まります。
※映画の本編中ではなく、日本の配給会社(
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.5

日本ではあまり見たことのない、ポップなタッチで描かれる
アニメーションのスパイダーマンです。

私としては前作を鑑賞しておりましたので、前述の部分において期待通りの出来と思い、その点に関して満点でした
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.8

縁側を経由して外の世界へ。

縁側は『家(内)』と『世界(外)』の境界線だと私は考えます。

高校生主人公は『家(内)』、おばあちゃん主人公は『世界(外)』にいる人として表現され、お互いの絶妙な距離感
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劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE(2023年製作の映画)

4.0

PSYCHO-PASS3から次へのつなぎの映画。

本作のキーであるシビュラシステムの運用方法について議論がされており、本映画を鑑賞しておかないと次シーズンの最初混乱する可能性があります。

次シーズ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

皆さんが思う『スーパーマリオ』を体現した映画。

原作や元ネタがある映画において、脚本家や監督がその器(元ネタのことを指しています)を使って、自分の伝えたいことを盛り込んでいる作品が多々あります。
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

ナイキの伝説的バスケットシューズ「エア・ジョーダン」作成秘話。
NBAデビューもしていない無名の新人選手マイケル・ジョーダンに注目し、バスケットシューズを供給するまでの過程を描いた実話。

とてもリズ
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.5

あまりコナンの映画を見ない物ですが鑑賞してきました。
いつの間にアベンジャーズ規模のアクション映画となっていたのか…。

コナンに詳しくない人でも鑑賞、楽しめる映画だと思いました。

ただ、長寿作品な
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