サクチューンさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.8

京都アニメーションが様々な苦難を乗り越え、とうとう公開してくれた本作。

美しい風景画。
美麗なキャラクター。
そして、視聴者の感情を揺さぶるストーリー。

全てが完璧でした。
※5点満点をつけたいと
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

昨年度アカデミー賞最有力候補の前振りで見た作品。

marvel作品とは異なり、dc作品は、クリストファーノーランの流れを汲み、重苦しい世界観を醸し出して、本作もつくられました。

dcの中で最も有名
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

5.0

小気味よい音楽と、華やかなハリウッドの風景をバックに『どこにでもある恋愛事情』をミュージカルにのせて物語を進めていくのが本作になります。

ミュージカルであるが故に、ミュージカル耐性と言ってよいものか
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.1

キャリアウーマンであるアンハサウェイさんと、シニアインターンであるロバートデニーロさんのお話。

まず、アンハサウェイさんといえばプラダを着た悪魔が有名だと思われます。

プラダを着た悪魔では新米社員
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インセプション(2010年製作の映画)

4.0

自宅にBlu-rayを持っているため鑑賞済みでしたが、TENET公開にあたり、IMAXでクリストファーノーラン監督作品の過去作が次々と再演されましたので、映画館で鑑賞しました。

初回を自宅で見た時は
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

クリストファーノーラン監督お得意の時間軸混乱物。

二時間半という長尺であること、また時間軸に混乱しながら鑑賞したこともあり、観賞後はとても疲れました…。

鑑賞をされる方は是非体調万全で見ていただき
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

日本で流行っている、所謂『なろう系』に思えました。

が、なろう系に対してネガティブな意見を持っているレビューではなく、欧米的におしゃれに映画化してくれてたなぁ、と感心した次第でした。

Beatle
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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

1.1

演者さんである、綾野剛さん、北川景子さんの演技はとても良かったと思います…。

ただ、70年代的なキャラクター•バディ感という点がなかなか私的に飲み込めなかったこと、また映像がTVドラマ(火曜サスペン
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罪の声(2020年製作の映画)

4.0

グリコ•森永事件をモチーフにしたフィクション作品です。

内容は小栗旬さんが記者目線で、星野源さんが当事者目線で、事件の内容を謎解きしていく話になります。

142分という長尺ですが、謎解きのテンポ良
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.4

本作は予告編や、前情報のみを頭に入れ作品をイメージすると
ハイレグ女性刑事がサイバーパンクの世界をベースに
ハイテク技術を使い、ドンパチやっていることがメインのアニメーションという印象を受けるかと思い
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.7

バディものというジャンルは、映画には定期的にあります。

その中でも、本作は私の中でベストだと思います。

黒人ジャズピアニストとイタリア系白人運転手の2人が旅を続けるなかで友情を深めていくお話。
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.2

ビル・マーレイ演じる主人公が
ミドルエイジクライシス(中年の鬱)を迎え、
なにもかもめんどくさくなっているところに

スカーレット・ヨハンソン演じる
夫に同行して東京にやってきて、ホテルの部屋で過ごす
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.6

マリッジストーリーというタイトルと
YouTubeに挙げられている予告編で
てっきり、結婚するまでの過程のお話かと思っていたら…

結婚に区切りをつけて、離婚へと向かう過程を描いた映画です。

私がよ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.3

イマジナリーフレンド アドルフとジョジョの掛け合いを楽しみつつ
主人公ジョジョ(子ども)の視点から見た戦争
を体験する映画でした。

戦争を体験すると書きましたが、主人公 ジョジョの
子どもならではの
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ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

2.6

ドクター・ドリトルというタイトルを
『昔そんな映画あったなぁ』という程度の知識で
鑑賞しに映画館へ行きました。

かなり遅いですが、昨年からマーベルシリーズを一気見し
ロバート・ダウニー・ジュニアにど
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.1

タイムリープものというのは、シュタインズゲートなりバタフライエフェクトなり
重苦しい雰囲気が必ず付きまといますが、
本作はタイムリープ&ホラーというコンボにもかかわらず
コメディタッチで軽く見ることが
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

5.0

情緒不安定で攻撃的な性格の息子と、
それに振り回される母とのいざこざで、
内容に、得も言われぬ閉塞感がありました。

この閉塞感に、映像表現とBGM(有名な洋楽)を舞台装置として使い
視聴者を引き込み
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.5

バブル崩壊後の日本を書いた作品で、終始重い内容ですが
その世界に来た移民がパワフルに生きていく話。

重苦しい雰囲気の中、岩井俊二監督の引きのカットで
重苦しい中に自然の広がりを感じさせてくれたりする
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.5

キーラ・ナイトレイの歌のうまさと、少し切ないストーリーが、
見終わった後に、言葉にはできませんが、良い余韻を残してくれる映画です。

マルーン5のアダムとの恋愛模様を中心に据えてはおりますが、
生活の
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バーレスク(2010年製作の映画)

4.3

古い話で申し訳ありませんが、クリスティーナアギレラといえば
私の世代ではGenie In a Bottleで聴き始め
Maroon5とのコラボ move Likes a jaguar で、おっ久々って
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メメント(2000年製作の映画)

3.6

本作は、時間の流れと、時折挟まれる主人公の個人のカットで、鑑賞者の頭を混乱させながら
ストーリー全体に意味を持たせている作りをしているように見受けられます。

私は頭悪いので、時間の流れと主人公の個人
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ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

2.9

ライアン・レイノルズ と サミュエル・L・ジャクソンとの掛け合いとアクションを楽しみ、
テンポを崩さず、最初から最後までスパッと行く映画でした。

作品のテンポってすごい大事なんだなと思いました。

タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.6

鑑賞した感想としては、作品の内容はムンバイで誘拐された少年を救出するのみのお話です。
しかしながら、まるでワンカット撮影のような連続で演出するカメラワークがとても印象に残りました。
スピード感あるアク
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.9

岩井俊二監督の傑作。
中山美穂さんが一人二役で違う視点から物語を進めていくお話。

ともかく、中山美穂さんの透明感ヤバ過ぎです。
あと、岩井俊二監督の 大自然を使ったカメラワーク
とてもエモでした!

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.3

テンポよく進み、主役二人の個性が色濃く出てて
ちょっとコメディタッチ進んでいくところ
とても見ていてすがすがしかったです!

終盤の畳みかけにおける、カット割りが斬新で2時間があっという間でした!

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