このレビューはネタバレを含みます
これまで観てきた映画のマルチバースは体ごとジャンプするイメージ。それに対してこちらの表現は、全てが精神の往来。肉体は連れてこないため、もう一人の自分と対峙することはない。エヴリンの「アジア人は感情を表>>続きを読む
まずはじめにシアーシャローナンの瞳の色と彼女の優しさについて思い出す。そこから他の人物についても少しずつ辿っていく。なんだか自分の人生を振り返っているような感覚になり、長い長い生涯を生き抜いたような気>>続きを読む
20代の頃、まさにこんな感じの場所にいた気がする。
音楽やってる人を中心に、イラスト描く人、写真撮る人、デザインする人。
いつもの仲間たち、いつものクラブ、いつものライブハウス。
特に懐かしいな、エ>>続きを読む
すんごい良かった。
ゼンデイヤちゃんのセリフ全部かっこよかった。
大人になってから知り合った友人たちに想いを馳せた。
ただの隣人、同士、協力者、目的はバラバラで当然。明日にはどうなるかわからない。もしもそんな曖昧な関係のままでも行動を共にできる子供時代に出会えていた>>続きを読む
クライマックスの聖母降臨シーンのためだけにつくられた映画なのでは?
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レディースデイにも関わらず若い男の子の団体が観に来ていた。
ベイビードライバーからのファンかもしれない。(わたしはそうです)
女性を傷つけると一生かけてろくなことにならないって、全員肝に銘じたのでしょ>>続きを読む
KEE先生の仰るとおり、全ての言葉が自身の経験と響き合うような、そのリズムをずっと反芻させていられるような、シンプルに素晴らしい映画体験でした。
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岡田将生が事故ってるシーン、アクサダイレクトのCMでしかなく少し笑ってしまいました。
霧島れいかさんがマジで美しすぎ。
村上春樹が苦手な私でもしっかり楽しめました。
意識の焦点ははじめからたったひと>>続きを読む
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「愛には何か特別な意味がある」ということをゆっくり説得され、それを感覚的に理解するような時間でした。
マットデイモンがとても良かった。彼が演じる「ヒュー・マン(すごい役名だな…)」に対する否定的な感情>>続きを読む
女が無条件に頬を差し出さないといけない世界線に生まれなくて本当に良かったです。