青のさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ザ・グリード(1998年製作の映画)

3.5

【午後ローの怪物】

地上波で散々放送していたので、知っている方も多いかもだし、『パラサイト(イライジャ・ウッドの)』と同様TVでやっていたらついつい最後まで見ちゃうやつ。

・遭難した豪華客船にはイ
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マザーハウス 恐怖の使者(2013年製作の映画)

3.0

【SFミステリー】

珍しいベネズエラの作品(自分が知らないだけ)。

出だしはホラー。でもSFかも。
メーソンが関わってそうなカットがあるけど、あまり触れられず。

ラストには怒涛の回収回収、回収の
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

5.0

【最高の終末】

・最近TVシリーズのリメイクが放送され「これは見なければ!」とワクワクで視聴した。
が、イマイチのれない。なぜか楽しくない。
で、気が付いた「ああ、俺、TVや漫画のうる星やつらそんな
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サプライズ(2011年製作の映画)

3.0

【俺ちょっと見てくる!フラグ】

原題は「you’re next 」
テーマ曲がセクシーでカッコいい。
Dwight Twilley Band(1977)のLooking for the Magic
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

4.5

【白銀に散る鮮血が美しい】

・リメイクで「モールス」てのがありますが、まずはオリジナルの今作を。

・静寂と主人公の白い肌、エリの黒髪、雪に散る鮮血。
コントラストが美しいです。

・日本の少女漫画
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.5

【自ら上げてしまったハードルに、以降苦戦していくことになる傑作】

・ホラー、サスペンス界において『シックス・センス』以前以後と区別されるほど衝撃だったし『シックス~』っぽい作品が乱発されることに。
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ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

3.5

【 すぐキレちゃう 】

※事前情報無しで見たい方は読まないで下さい。


・モキュメンタリー、POV、低予算。
今作以降「これはたまたま拾ったビデオテープを再編集したものである」的作品が大量に作られ
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パラノーマル・アクティビティ(2007年製作の映画)

3.0

【うちでもやってみたい】

・今やこれと同じことを世界中のユーチューバーがやっていますね。
霊現象が起きる場所に定点カメラを設置して、後にその画像を確認するやつ(オウマガトキFILM大好き)。

・低
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エヴォリューション(2015年製作の映画)

3.5

【もしかしてSF】

派手さもカタルシスもないですが、とにかく美しいです。
いや、気持ち悪いと感じる人もいるかも。

ヒトデ人間=エイリアン?に侵略された小島での話です。
幼い頃の、うすらぼんやりとし
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スガラムルディの魔女(2013年製作の映画)

3.0

【トイレの使用方法】

コメディとして見ていいのか、マジなのか、よくわからないまま進みます。

でも終盤のサバト(魔女の儀式)は壮大でビビります。
凄いです。
ラストだけの為に見ましょう。

ちなみに
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ぼくらと、ぼくらの闇(2017年製作の映画)

2.5

【撮りながら脚本書いた?】

どちらかと言うと青春ものでしょうか。
やっちまったことを隠そうとすると取り返しがつきません。

こんな「知り合いや友人を殺っちまう夢」を見たことがあるような気がします。
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ボーグマン(2013年製作の映画)

3.0

【乾燥しきった痛いシーン】

現代に蘇る悪魔とはこんな感じかも。

嫁の寝床にボーグマンが佇む様はヨハン・ハインリヒ・フュースリーの絵画「夢魔」みたい。

主演の奥さんの身体が悪魔的。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

【幼い子を持つ親御さんは注意です。こんなんは辛すぎて堪えられないかも】

・オカルトに哲学要素を加え、ホラー映画に市民権を与えた『エクソシスト』
世界の終わりのありかたと「一番怖いのは人間」というテー
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ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス(2020年製作の映画)

3.5

【もったいないお化けが出そう】

死体写真家
スペイン風邪
限界集落
氷土により埋められない多くの死体
被り物を強制される子供達
ポルターガイスト
臨死体験…。
これだけ楽しくなる要素やアイテムが揃っ
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キラー・コントラクター 暴かれる秘密(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

【TVドラマスペシャル?】



※ややネタバレ有り。



・離婚しているとは言え、親しくもない男を邸宅にすぐ入れちゃう。
・大邸宅の改修なのに、腰道具と人員1名のみ。
・先約の女性が亡くなったと聞
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ハイテンション(2003年製作の映画)

2.5

【いや、そのジャケはダメだろ笑】


・学生マリー♀とアレックス♀は車をかっ飛ばし、田舎道をひた走る。
目的はアレックスの実家にて2人でお勉強に集中しようとのこと。

で、
アレックスのシャワー姿を見
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ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

3.0

【ポーひっぱりだこ】

・実在した詩人/作家、若き日のエドガー・アラン・ポーと、引退した元刑事が陸軍士官学校で起きた連続猟奇殺人事件に挑む(と言う設定)。



・重厚な時代もの(1830年米国)でゴ
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.5

【 あのダンス 即興では? 】

—ザックリあらすじ—

厳格過ぎて頭のネジがイカれた両親、特に父親は外界は有害であるからと、3人の子らが社会と接触しないよう隔離。
世界はここだけであると、余計な情報
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

【Nope=ありえない/うそ〜ん/ないわ〜】

・田舎町、馬の調教や牧場を営む親子。
ある日、空からの落下物に当たり父親が亡くなってしまう。
以降、息子のOJと妹のエムと2人で暮らすことになるのだが、
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ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

3.0

【犬が主役】

・隕石が地球に衝突するって言うんで各国協力してミサイルで迎撃したら、その破片が降り注いだ影響で、地上の昆虫が巨大化。
巨大バグズにより人類の95%が食い殺されて、生き延びた僅かな生存者
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.5

【バック・トウ・ザ・Re:ゼロ】

『ハッピー•デス•デイ』2017年
『ハッピー•デス•デイ2u』2019年

「いつか見よう、いつか見よう」で先延ばししていたやつ。
いやいや、早くに見ておけばよか
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サイレント・ナイト(2021年製作の映画)

3.5

【もっとご馳走食べよ?】

・イギリスのとある田舎。主人公家族のお家に、毎年恒例となったクリスマスパーティーをしに幼馴染み一家が訪れる。
・複数の家族が一緒になることで起きる言い争いやガヤガヤはあるも
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.7

【 Heroes / David Bowie 】

—ザックリあらすじ—
第二次世界大戦末期のドイツ。
心優しい少年ジョジョはヒトラーを信奉し、自身も立派な兵士になろうとヒトラーユーゲント(ナチスの青
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.0

【妥協と拘り。産みの苦しみの結晶】

・アニメによるアニメ制作の話しであれば『SHIROBAKO』や『映像研には手を出すな!』等があるし、実写による映画業界ものであれば『蒲田行進曲』や『キネマの天地』
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.0

【かまえる!引く!スウィング!】

個人的に2022年度ベストホラー(サスペンス?)でした。

・舞台は1978年の米国デンバー。
実在したシリアルキラーを元ネタにしてるとか(この頃の米国はこんなん事
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.0

【後ろ向きスタント使ってるんだって】

『SAW』『死霊館』シリーズの監督さんです。
テンポの早さと斬新な殺し方で定評があり、ホラー界のトップランナー組。
…と期待して視聴してみたら…
あれ?フツー?
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呪詛(2022年製作の映画)

3.5

【集合体恐怖症注意】

・昨今のJホラーはいまいち..というか、だいぶ元気が無い。
過去の栄華に胡座かいてる感が否めない。
国内でキャッキャしている間に、韓国や台湾ホラーに寝首を掻かれたような印象。
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パージ(2013年製作の映画)

3.5

【一応ルールは守るんだね】

『パージ』2013年
『パージ:アナーキー』2014年
『パージ:大統領令』2016年
『パージ:エクスペリメント』2018年
『フォーエバー・パージ』2020年
※わり
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トロール(2022年製作の映画)

3.5

【トトロいたもんっ】

・アメリカにはキングコング、日本にはゴジラ。
北欧にはトロールがいるじゃないか!って気合いを感じます。

・ちょっと昔?『トロールハンター』て映画があって、今作同様ノルウェーの
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.5

【普通のおじさん】

・85歳になる小説家で大富豪のハーラン氏の誕生日を祝おうと、氏の家族が集う。
そして、その夜ハーラン氏は謎の死を遂げる。
警察は自殺と判断するつもりだったが、私立探偵ブノワ・ブラ
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.0

【世界中から「お前が行け」って声が聞こえる】

第一次世界大戦、フランス対ドイツにおけるドイツ側視点。
たかだか数百メートルの陣地の取り合いで睨み合い、結果300万人以上が戦死。
近代戦以前の肉弾、塹
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ANIARA アニアーラ(2018年製作の映画)

3.0

【鬱】

・放射性物質と環境悪化で地球もう無理。てなわけで火星に移住しようぜ!
8000人を乗せた巨大宇宙船アニアーラ号は宇宙へ旅立った!
…が、事故で燃料が空っぽに。影響で軌道を外れて見当違いな方向
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