apbpさんの映画レビュー・感想・評価

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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.5

J・レナーが主演し、第70回カンヌ国際映画祭で「ある視点」部門・監督賞に輝いた秀作アクションサスペンス。アメリカ先住民保留地で起きた少女殺人事件の真相とは……。

アメリカが抱える問題を映画で表現。
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.0

心臓外科医の平和な家庭をじわじわと崩壊へ導く謎の少年の正体とは? 第70回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞したギリシャの鬼才Y・ランティモス監督の戦慄の衝撃作。

相変わらず不気味な雰囲気の映画。
不条
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.0

亡くなった姉の娘で、数学の天才であるめいを育てる男性は、めいの祖母でもある自分の母親と親権をめぐって争う。「(500)日のサマー」のM・ウェッブ監督による秀作。

子役の演技は素晴らしい。
家族の本当
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.7

フロリダの安モーテルでその日暮らしの生活を送る母娘の不思議な日常を、6歳の少女の目を通してシュールなタッチで描き、数々の映画賞に輝いて絶賛を博した要注目の秀作。

鮮やかな色彩が多く、見ていてハッピー
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ブルー・マインド(2017年製作の映画)

3.0

心も体も大人へ変わっていく15歳の少女を主人公に、彼女の体に突然起こった異変と奇妙な運命を綴った新感覚ホラー。スイス映画賞で作品賞を含む3部門に輝いた注目作。

ホラー要素はほぼなく、思春期の少女の体
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.0

北イタリアの避暑地を舞台に、17歳の純真な少年が年上のイケメン青年とひと夏の恋に落ちるさまを切なく描き、第90回アカデミー賞で脚色賞に輝いた極上の初恋恋愛映画。

初恋の淡い思い出を思い出してしまった
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.0

17世紀のニューイングランド地方で、ある一家が怪現象に見舞われる……。本作でサンダンス映画祭監督賞を受賞した、新人監督R・エガースによるサスペンスホラーの秀作。

淡々と進むストーリー、盛り上がりもな
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.7

韓国の個性派男優マ・ドンソクが主演し、本国で大ヒットを記録した犯罪アクション。韓国を舞台に、警察のチーム、地元ギャング、中国系の新興アウトロー勢力の激闘を描く。

韓国版アウトレイジ。
マ・ドンソクの
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.5

名匠S・スピルバーグ監督が71歳にして放った、夢とスリルを満載した話題作。大勢がゲームに挑むVR世界に、日本の“ガンダム”など懐かしいアイテムが目いっぱい出現!

スピルバーグの日本への愛を感じました
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.3

話題のハリウッドミュージカル。19世紀に実在した興行師、P・T・バーナムが成功をつかむまでを描く。

評判が良かったので期待して見たが、期待通り素晴らしかった。ミュージカル映画としての完成度は高い。「
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スプリット(2017年製作の映画)

3.0

ハリウッドの鬼才M・N・シャマラン監督が手掛けた衝撃のスリラー。“23重人格”の男は、女子高校生3人組を誘拐・監禁するが……。

多重人格の演技は凄いが、ネタバレ含めて映画としてはイマイチかな。シャマ
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希望のかなた(2017年製作の映画)

2.5

北欧フィンランドにたどり着いたシリア難民の青年の悪戦苦闘を、名匠A・カウリスマキ監督が心優しく見守り第67回ベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)に輝いた感動作。

・・・ですが、正直退屈な映画かな。
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

1960年代、NASAの“マーキュリー計画”を陰で支えたアフリカ系女性たちの奮闘を実話に基づいて再現。

日本で生まれた我々には、黒人に対する人種差別の歴史はほとんど教えられてこない。不平等な社会の中
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.0

「エイリアン」の前日譚を描いた「プロメテウス」の続編。植民地惑星に向かっていた宇宙船コヴェナント号は謎の電波を発信している惑星に向かうが、そこで非常事態が……。

前作ありきの作品。
「プロメテウス」
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目撃者 闇の中の瞳(2017年製作の映画)

3.0

ジャーナリストの男性は9年前の新人時代に目撃した、自動車の当て逃げ事件の謎に挑むが……。

脚本はよく練られているが、残酷描写ありです。
個人的にはそこそこ面白かった。

セールスマン(2016年製作の映画)

4.0

アカデミー賞をボイコットした監督として話題を集めましたが、しっかりとアカデミー外国語映画賞を受賞。

この監督の映画は初めて見ましたが、非常に面白かった。イランの映画も侮れないなぁ。

不慮の事件をき
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しあわせな人生の選択(2015年製作の映画)

3.5

余命わずかな主人公とその旧友がともに過ごす4日間を、味わい深く描いた作品。
自分の人生に重ねてみてしまい、共通する点、共通できない点と、理想の人生の終活とは何なのかと考えさせられました。

出演者の表
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.0

シャーリーズ・セロンの美貌とアクションに見入ってしまった。
内容的にはよくある女スパイ映画かな。

エル ELLE(2016年製作の映画)

3.0

ポスターを見た時からずっと気になっていた映画。フランス産のサスペンス映画と思って見たので、ちょっと残念。
完全にポスター負けしてる内容。

フランスの映画の雰囲気が好きなら楽しめるかも。

ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

3.0

仕事一筋のキャリアウーマンと、そんな彼女にしつこく付きまとうウザい父親。
長い映画なので、最初の30分がきつかったら、見るの厳しいかも。
家族愛の素晴らしさを伝えたいのは分かるが、何故か感情移入できな
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シャドウ・スナイパー(2015年製作の映画)

2.5

深夜の無人のガソリンスタンドで、何故か突然スナイパーに狙われるという、スペイン製のシチュエーションスリラー。
ほぼ密室状態のスタンド、外から狙うスナイパー、緊迫した駆け引きを期待したが、いまいち盛り上
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

4.0

一人っ子政策が敷かれた近未来、7人姉妹が日替わりで同一人物を演じるという奇妙な生活を送っている家族の話。
当局に7人姉妹というのがバレたら捕まってしまうという緊張感が作品全体を盛り上げる。

月曜日に
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メッセンジャー(2017年製作の映画)

2.5

B級SF映画。
2017年の映画とは思えない低予算なセットに、なかなか感情移入できず。
これといって山場はないが、最後に男のロマンを感じるオチは、好きです。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.4

韓国発のゾンビ映画。
評判が良いので、期待して見たが、期待以上に面白かった。

洋画でのリアルなゾンビ映画をたくさん見ているので、アジア映画でゾンビものってだけで完成度は知れていると思っていたが、いや
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アンフォゲッタブル(2017年製作の映画)

3.0

元妻の復讐劇。
あの手この手で執拗な嫌がらせ。
ありがちな展開で、特に目新しさはない。
女って、やっぱり怖いなぁって改めて感じました。

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.0

12年ぶりに実家に帰ってくる主人公のルイ。
今まで微妙なバランスで保たれていた家庭のバランスが、ルイが帰ってくることにより、徐々に崩れていく。
全編を通して、顔のアップのアングルが多い。登場人物の役者
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.8

猿の惑星、3部作の最終章。
前回までと違い、今回は施設の中がメインですので、ちとスケールダウンかな。
それでも、本当にいるかのような猿の描写、仲間になる可愛らしい人間の少女等、飽きさせない要素を盛り込
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.3

事前情報なしでの視聴。

前半からグイグイ引き込まれるストーリー展開。人種差別にサスペンス要素を取り込み、全く予想できない展開。

後半の展開はちょい無理があるが、それでも面白く一気に見れました。

ゴッド・セイブ・アス マドリード連続老女強姦殺人事件(2016年製作の映画)

3.0

連続老女レイプ殺人事件という特殊な事件を扱うスペイン映画。
主人公の凸凹警察コンビの演技は良かった。

だが、内容はイマイチ。
オチも含めて、ちょっと納得できない。

老女たちの体を張った演技には賞賛
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ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

4.7

人生とは選択によって様々な展開をしますが、その選択を全て経験した男性の映画。
文章にすると退屈に思うかもしれないが、非常によく出来た映画。
若干難解な部分もあるが、それを踏まえても良作。
主人公のよう
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

話題ばかりが先行していましたが、ようやく鑑賞。
なるほどよく出来た映画だ。
前半のB級感漂う退屈さ、そして中盤、後半の盛り上がり。
ネタバレになるので、あまり語ることはできないが、久々に映画を観終わっ
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君はひとりじゃない(2015年製作の映画)

2.5

父と娘との家族の再生。
物語は淡々と進行し、説明も必要最小限。
ポーランドの監督とのことで、文化の違いがあるのは理解しているつもりだが、感情移入できる部分が全くなかった。
久々に退屈な映画だった。

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.5

行政機関をたらい回しにされ、いざ自分の番が来たと思ったらPC操作。
本来弱者を助けないといけない国が、オンラインがメインになったがために、年寄りを除外している現代社会。

日本だけだと思っていましたが
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

4.0

面白いと事前に何人かに聞いていたので期待して視聴。

登場人物も少なく、ほぼ密室。
解剖シーンという退屈なシーンを、徐々に死因が解き明かされて行く、目の話せない展開に持っていくのはさすが。

ただ、期
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.5

人間とAIの駆け引きが面白かった。
いつかこんな未来が来るのかと思うと、なかなか興味深い。

人間もAIも、女性の方が一枚上手なのかも。

ショートウェーブ(2016年製作の映画)

3.0

私の大好きな、シッチェス国際映画祭で評判が良かったと聞いて期待して視聴。
うーん、結果的にはそこまで面白くなかった。まず、ストーリーがわかりづらい。見終わっても謎が多く残されたままでの終了。
見終わっ
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