irisapiedさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

5.0

同い年位の子を持つ親としては感情が収まらず目が潤んだ。明るく明るく、我が子が怖がらない様に、なんて優しい父親なんだろうと思う。もし自分に実際同じ事が起こったらこんな風に接することは絶対に出来ない。

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.5

海の波の描き方、その場に居る様な空気感、人を抱きしめた時の体温や感触がじんわりと伝わって来る画でずっと視ていたかった。ヘイリーが罪を犯してしまう時の青と赤の光、酔ってしまう様なカメラワークが好みで、ぼ>>続きを読む

わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.0

喫茶店で店員に激怒するシーンには涙腺が緩んでしまった。恋人が外出したら殴られてるかどうか心配しなくちゃいけないという言葉。リリーのすべてを鑑賞してから私が思った、LGBTの方は恐怖と戦っている。存在す>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.5

人の美しさに憧れを抱かずにはいられなかった。両親、教師、友人、祖母、恋人といった周りの人が素晴らしい人物しか居なくて、こんな風に素敵な人に囲まれたなら、ミランダが演じた様な、幸福そのものだろうなと強く>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.8

苦しくて堪らない
同姓を好きになる事はそんなにもおかしいことなのだろうかと疑問に感じる
オリヴァーのエリオへの気持ちはパチパチと音を立てて燃えゆく薪の様で、最後には姿形も無くさなくてはいけない様に思い
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(2020年製作の映画)

4.0

人の暖かさがじんわりと滲んで心が暖かくなる様な物語だった。
お義父さんが蓮に石を投げるシーン、蓮に当たった石の痛みがお義父さんとお義母さんの痛みを反映している様に思えて、ふたりは感覚的な痛みを与えてい
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.0

加害者が全面的に悪く、被害を受けた側に落ち度はないのに、被害者だけが悪いと指摘される事に腹が立たずにはいられらなかった。
指摘した側は、その事が間違っていないと思っていることが怖い。
生きづらさという
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ブラックパワーミックステープ〜アメリカの光と影〜(2011年製作の映画)

4.0

黒は美しいが力じゃない、知識こそ力だ。
先人達が遺してきたもの、そしてこれから遺される文章や映像を目にして知識にしなくてはいけない。

るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)

5.0

カメラワーク、美術、音響、照明技術、何一つ申し分なく、戦闘シーンは息を呑む暇もなく目が離せなかった。佐藤健の演技は役者という域を超越していて、画面越しにその姿を視ると感嘆の念に駆られ目が潤まずにはいら>>続きを読む

ビリティス(1977年製作の映画)

3.8

マッチした音楽と靄がかかった様な画は、思わず過去に居るかの様な錯覚に陥る。
流された時間の中にずっと居たかった。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

2回目の観賞後「歳をとっても忘れられない人」は人生の大半の時間を捧げた庵野秀明にとってのエヴァンゲリオンの事なのだと解釈した後は、弱さ、葛藤、精神的な脆さを抱える彼から生まれる感情が堪らなく美しく感じ>>続きを読む

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

5.0

花火のシーンは圧巻すぎて、まるでそこに居るかの様なその場の気温や空気感が伝わってくる様でずっと観ていたくなる。
炎と花火に魅せられた。また目に焼き付けたくなると思わずにはいられない。
この作品を鑑賞し
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レディ・マクベス(2016年製作の映画)

4.0

写真で撮った様な優れたバランスの構図のワンシーンと静謐な映像美に魅せられた。

トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

5.0

焼却炉で皆が最後を覚悟して手を繋ぐシーンに泣いてしまった。
ラストシーンを見終わった後から胸に暖かい気持ちがじんわりと広がっていき、非常に心地良い。
子どもと一緒に鑑賞することを強くお勧めします。

マイケル・ムーアの世界侵略のススメ(2015年製作の映画)

4.0

刑務所は絶対に入ってはいけない場所だという事を植え付けさせないと犯罪は減らないという考えを強く持っていたのだが、犯罪者の心理ケアという面を行う、再犯率が世界最下位であるノルウェーの「犯罪者の罪を認める>>続きを読む