irisapiedさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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オンネリとアンネリのふゆ(2015年製作の映画)

4.0

優しい世界で心が温かくなる。悪いことをしてしまった人もすぐに反省し、許され、みんなが助けてくれる。こんな世界に住みたい。小さい世界のクリスマス会に参加したい。

ボリショイ・バレエ 2人のスワン(2017年製作の映画)

3.8

ボリジョイ劇場の煌びやかさは錚々たるもので、鑑賞側の目と心を奪われる。バレエの舞台の華やかさの裏側は厳しく、それがより一層美しさを増すのだなぁと思った。
個人的にカリーナの様な子が好きでそういう子が報
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ピーチガール(2017年製作の映画)

3.0

昔漫画を読んでいたので、当時を思い出し懐かしく感じた。
なんだか若いというだけで眩しかった。
でも、当時も悩んでいることは沢山あったので若い=悩みはないと解釈してはいけない。
幸せにしたい人を選びなさ
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キャロル(2015年製作の映画)

4.0

クリスマスシーズンなのでクリスマスらしい映画を選択しましたが、質感、色彩の色味、建築、ファッション等、物凄く好みで映画の中に入り込みたくて堪らなくなった。雨に濡れた車の窓が印象的。

ホリデイ(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

キャメロンディアスもですが、やはり、ケイトウィンスレットの表情は凄く良い。タイタニックから比較したら若さとふくよかさは失われていますが、笑った時の皺が素敵。良い歳の重ね方をされている方の表情をみると、>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

4.0

ピカチュウ、ミュウツー、リザードン、プリン、コダック、フシギダネ、プリン、メタモン、私がプレイしていた初期のゲームボーイのソフトのポケモンが活躍していて、凄く懐かしく感じたし、嬉しい。特にポケモンバト>>続きを読む

アラジン(2019年製作の映画)

4.0

臨場感が爽快で映画館で鑑賞したかったと後悔した。
異国の街の煌びやかな世界観が物凄く良い。龍の口の中が本当に綺麗。
ディズニーのアニメも幼い頃よく鑑賞していたので、少し懐かしい気持ちにもなれた。カメラ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

ホラー映画とは違う、鳥肌が立つ様な奇妙な恐ろしさが凄まじく、終始釘付けになり一瞬も目が離せなかった。今も手の震えが止まらない。
貧富の差を出す演出、育ちの良い家族、育ちの悪い家族の放つ仕草が自然に滲み
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

炭次郎が声を上げて大粒の涙を流してる時、同じような感情で泣けてきて、心の清らかな丹次郎と一体化出来た気がして、その一瞬を感じれたことが凄く嬉しくて、あの瞬間を何度でも味わいたい

オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

5.0

可愛くて優しくて、暖かい気持ちになれる。ヒーリング効果の高すぎる映画。

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

3.5

こどもの時に母親を亡くして気を落としていた父の為に笑わせようとしていたのが良かった。

そして父になる(2013年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

子どもが父親を撮った写真が沢山あるシーンに涙腺が緩んだ。こんなにも愛されてたんだって。血の繋がりなんて関係ないと思える。幼少期の6年の月日は大人になってからの6年より余りに大切で、濃密であっというまな>>続きを読む

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

4.0

蜷川美香の世界観の色彩美に酔いしれる。
真っ白の雪に映える真っ赤な血に、空から降ってくる白い花が美しかった。
私は宮沢りえの様な愛され方が良い。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

緑がかった色味や、アーサーがしなやかに踊っているシーンが凄く好きでずっと視ていたくなる。
「僕が倒れてたって誰も気付かないんだろう?」
という台詞が突き刺さって抜けない。
アーサーの笑顔が、笑った声が
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「薫、ママとずっと一緒に居る」と言った後の希和子の表情が穏やかで、満たされていて、凄く良かった。
どこか懐かしい香川の風景は心を芯まで暖めてくれた。田んぼに火が映る姿が本当に美しかった。
恵理奈が写真
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Love Letter(1995年製作の映画)

4.0

北海道の寒いけど確かに感じる暖かさと学生時代のまっさらな気持ちが蘇り、鑑賞してよかったなぁという気持ちにさせられる。ラストが凄く好き。

渇き。(2013年製作の映画)

3.5

役者の演技が凄まじく、役所広司が外側に狂気を放つなら、内側に狂気を忍ばせる加奈子が悍ましく魅力的に映った。
監督は前作の告白でも1番大切なものを壊すということを表現していたので、そこにかなり力を入れて
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

カメラマンの「遠くに行こう」「呼吸出来てるね」という台詞、夏芽の「まだ生きてんじゃん、殺してよ」という鳥肌が止まらなかった。
役者同士が絡み合う事に魅力が融合され、芸術作品を視ている感覚に近いが、泥臭
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スイートリトルライズ(2010年製作の映画)

4.5

主人公がティディベア作家など設定がもの凄く好み。制作者は瑠璃子の美しさが際だつ役者選択をしていたのが伝ってくる程、中谷美紀の美しさが光っていた。
人の内にある寂しさがテーマで、怒るわけでも、責めたてる
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.0

唐田えりかの無機質な表情がこの映画を最大限に生かしている。飾り気のない日常を切り取った画は、どこか温かみに満ちていて映画を視ているのではなく、画面から外れた視界にある景色を視ている様だった。
タイトル
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.8

狂気じみたシーンに純潔な白を一面に広げた画は、その恐怖をより深めている演出で、美術はこの映画にしか出すことが出来ない独特な魅力が光っていた。上下を逆さまにしたり、周りながら映したり、酔ってしまいそうな>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.5

全体的に少し光がかった繊細で写真家が視ている世界の写真の様な画が物凄く好みだった。私もですが、ビートルズ好きには堪らないと思う。ジョンレノンが生きていて、撃たれて亡くなっていない人生を送っていたら、、>>続きを読む