irisapiedさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007年製作の映画)

4.5

闘病シーンが見ていて痛々しくて哀しくなった。名演技でした。母親の愛に包まれている様な暖かい気持ちになりました。

雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.0

これぞ雨の日を代表する、ミュージカルだと思う。脚が揃っている所を見ると心が軽やかになる。色彩が鮮やかで、雨の日を楽しく過ごせそう。

ロバと王女(1970年製作の映画)

4.5

夢の中にいる様なおとぎ話。可愛い絵本を読み聞かせられている様な気分で鑑賞していた。森の中のお姫様といった感じが私的にツボで本当に可愛かった。

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.5

監督の色彩感覚が非常に好みです。こんなお洒落な雨傘屋さんに是非とも行きたい。
休日に自分の好みの映画を鑑賞するとその一日の充実度が著しく上がることを実感させてくれる。

ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

4.5

休日にゆっくり観たい作品の一つ。フレンチミュージカルにハマりました。バービー人形ともリカちゃん人形でもないお人形の様なルックスの持ち主のふたりの女性がパステルカラーの色彩によく映え輝きを放っていた。パ>>続きを読む

シド・アンド・ナンシー(1986年製作の映画)

4.5

依存は破滅を招くという言葉がぴったりと当てはまる作品だった。シドはナンシーを刺殺した時、死んだと分かった時どの様な心境だったのだろう。やはり理解はできていなかったのだろうか。ナンシーは愛するシドに殺さ>>続きを読む

テス(1979年製作の映画)

4.5

静かで美しい映像と音楽が心地よく、まるで絵画の様だった。テスのファッションは風と共に去りぬのスカーレットを彷彿させた。

タイピスト!(2012年製作の映画)

4.5

50年代ファッションが物凄くcuteでローズの白肌に淡い色の洋服がよく似合っていた。観ると元気を貰える。

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.0

ラストシーンで一気に幼少期に戻った感じが、こちらまで懐かしく思えて笑顔が綻んだ。形見に愛情が詰まっているのが痛い程伝わってきた。パッケージの2人が自転車に乗っている姿が大好き。

あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

4.0

砂糖を徹底的に排除しようと決心した。近い将来、タバコと砂糖が同列に扱われる様になると思う。凄く勉強になった。

グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.5

コーフィの心の美しさはかなり尊く感じた。"神"だったんだろうな。ポールが赦される日は来るのだろうか。
スティーヴンキング作品は沢山の方が考察されていて、内容も物凄く深いので楽しめます。

麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

4.5

オードリーのAラインワンピースがよく似合っていて素敵でした👗他のファッションも見応えがあります。旧作映画の"the end"という終わり方は映画を観てるなぁという感じで凄く好きです。

タイタニック(1997年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

海の中の絵画、エメラルドの海が恐ろしい程綺麗で私のハラハラした感情やパニックになった感情、全て飲み込んでしまいそうだった。そして、人が生命の危機を目の当たりにした時どの様な行動を取るのかそれぞれ見てい>>続きを読む

ミス・ポター(2006年製作の映画)

4.3

物語の最初の言葉を書き下ろす甘美な喜び

その先は未知の旅に出る

ターシャ・テューダー 静かな水の物語(2017年製作の映画)

4.5

"この世でもっとも素晴らしいのは自分は自分のものと知ることである"
まるで一冊の絵本の様な映画で物凄く素敵な物語で、ターシャはなんて穏やかで優しい時間を過ごしていたんだろうと思った。私もターシャの様な
>>続きを読む

クイール(2003年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

今まで盲導犬として頑張ってきたクイールに、「もう頑張らんくて良いしな」「天国に行ったら良いクイールですと言うんやで」と言ったシーンに涙が出た。盲導犬はなんて賢く、忠実で、尽くすんだろう。街で会うことが>>続きを読む

夜と霧(1955年製作の映画)

4.9

夜、霧の中でも輸送は続く
"生産的に処分しろ"
肉体は果てても心は生きる
彼らは創造を忘れない
記憶と夢を神に託す

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

4.9

子供は子供だった頃
いつも不思議だった
なぜ 私は私であなたでない?
なぜ 私はここにいてそこにいない?
時の始まりはいつ?
宇宙の果てはどこ?
この世の生はただの夢?

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

生とは、死とは、強く強く考えさせられた。私も瑞穂は生きていると捉えていたから、周囲が母親を非難する流れが哀しかった。母親の夢の中で、「おかあさんありがとう。うれしかった」と言っていたから本当に体のどこ>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.9

陣二の十和子への愛は母の子に対する無償の愛に値すると思った。俺を産んでって言葉は恋人に言える言葉じゃない。

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.6

人の目の前で平気で傷つける人間には絶対になりたくない。偏見や差別って本当に悲しいし神経を疑う。リンコは人々の心無い言葉や態度に今までに一体どれだけ傷ついたんだろう。産んだら母親なのかという言葉が頭に浮>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.3

私自身が接したこともなければ、顔も分からないSNS上の人物の文章や写真や美術に惹かれる処があるせいか、OSと人間の繋がりが凄く魅力的なものに映った。OSには肉体はないけれど生身の人間同士では伝えきれな>>続きを読む

リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

以前鑑賞したLGBTQを題材にした作品も主人公が性別転換後の名前を使い、頑なに以前の名前を拒んでいたことを思い出したけど、それは人から差別を受け、口を開けば異常と言われていたことの苦しみから解放される>>続きを読む

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

4.9

いつも人の悪口を
違うわ 
彼らが自分の悪口を私に言わせてる
残りは僕のものだ
あなたの体もね
絶望した蝶はすっかり力尽きて
薔薇にも止まらない