appleさんの映画レビュー・感想・評価

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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

3.0

有名なので期待したが、俳優女優に好感が持てるのと、贅沢な暮らしに夢がかる以外に、面白みがない話。
現代版シンデレラなのだろうけど、全体的に低俗。突然燃え上がる恋心が一過性のものに思えるし、10年も連れ
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.6

ジェンダー映画としてみた。
レクター博士はクラリスが若い女性でなかったら相手にしなかったであろう。そこを利用しながらも、自分もトラウマを曝け出して相手にも利用される、女性ながらの武器と危うさを同時に描
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顔のないスパイ(2011年製作の映画)

2.9

設定にかなり無理がある上に、描こうとしているテーマに対して尺不足な印象。
裏返すと、大胆な設定とスピード感じのおかげで、エンターテイメントとしては緊張感を失わず最後まで楽しめる。
両主演の演技も上手。

ロブスター(2015年製作の映画)

3.0

共通点を必死に探して恋人となる様が滑稽に見えるが、現実の風刺として結構刺さった。
人間としての最後の一日にお勧めしないこととして、お散歩やセックスがあがり、文学作品を読むことなどを勧めているのも興味深
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.3

趣味に生きるという感覚が自分にはないので、感情移入できなかった。
一方で、そういう生き方もあるのだという安心感を得た。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.4

実在の事件に基づくことを知らないでみたのはまるで意味がなかった。
知った上で改めて見ると、疑問だったカットの存在意義がよくわかり、感情移入して見られる。
何故か引き込まれるし、凝った映画であることがわ
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セッション(2014年製作の映画)

3.9

評判通りの名映画。語りすぎない脚本が、スタイリッシュさの求められるジャズというテーマに合致。主人公の心理などに合わせて、画面構成や音量に工夫が凝らされているのが素人目にもよくわかる。
何より、ドラムに
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

2.4

映画というより、最後の登場人物の事後談に涙。
主人公の志の高さに脱帽。冤罪率1/10は高すぎるのでは。

CRSHD クラッシュ(2019年製作の映画)

2.3

結局恋愛経験のある人ほど恋愛経験が豊富になっていくと言う偏り。SNSやスマホの存在を強調した演出と、照明使いが独特。

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.2

名を残さずして平和に貢献した彼の存在がこうして知られること自体に価値がある。英米露それぞれの関係者がそれらしく描かれていて面白い。It has to be youの音楽がロシアらしくて良い。

RRR(2022年製作の映画)

3.7

ナショナリズム映画。
繰り返されるDostiが効果的。
実在した独立運動主導者や、ヒンドゥー神話をもとにしたキャラも魅力。
インド人がインド人を支配するという残酷な歴史について考えさせられる。

サム=サマンサ(2017年製作の映画)

-

women empowerment かと思ってずっとみていたら、最後の最後でpro LGBTQには転んで、かなり想定外だったのが面白かった。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.5

まさか終始椅子のままだとは思わなかった。お互いに相手を傷つける言葉であると分かっていながら、それを投げつけ合う叔母との喧嘩の場面の、心に悪魔が宿って止めが効かなくなる感覚は、自分の記憶も想起させるリア>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

2.6

Bohemian Rhapsodyと構成が似ている。
幼少期突出した才能があり一晩にして名声を掴むところ、早く成功したはいいもののジョンリードみたいな愛人兼マネに振り回さヤク中になるところ等。時代柄だ
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

2.7

話の展開自体は興味深いが、人物の行動動機が読み取れず、映画としての盛り上がりやメッセージ性に欠ける。ドキュメンタリー或いは長編の昼ドラだと思って見るのが良い。

短期的な判断軸のもと、妻選びも経営も家
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