ロビンさんの映画レビュー・感想・評価

ロビン

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FAKE(2016年製作の映画)

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数年前メディアを騒がせた佐村河内氏のその後を追ったドキュメンタリー映画。
この作品は観る人によって驚くほど解釈が分かれていて面白い。メディアに翻弄されてたと反省する人、新事実に驚く人、これまで以上に疑
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

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7人の男たちが暴君に虐げられた街を救うために闘うスタイリッシュ西部劇。『七人の侍』とそのハリウッドリメイク版である『荒野の七人』を原案とした作品になっています。

主に仲間集めの前半パートとバトルシー
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

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<人工知能への警鐘>

人工知能を題材とした作品。久々にいいSFを観た気がします。

大手検索エンジン会社”ブルーブック”には抽選で選ばれた者が、社長の別荘に1ヶ月滞在できるという特別な制度があった。
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野火(2014年製作の映画)

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第二次世界大戦期にフィリピンに取り残された日本兵たちの物語。

描写が一線を画しているため、これを見たあとは他の戦争映画がなまっちょろく感じられるかも。トラウマ映画認定です。

教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

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人生に意味を見出せず、失意のドン底にいた哲学教授が、悪徳判事を殺害するという”人生の目的”を見出し、それに夢中になっていくというブラックコメディ。

この映画のテーマがわからなくて悩んでたけど、一周ま
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裏窓(1954年製作の映画)

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足を骨折したカメラマンが、向かいのアパートで起きる不思議な出来事を目撃するところから始まるサスペンス映画。なかなか映画を「目撃者」目線で見ることってないので、凄く新鮮で楽しかったです。

この作品で凄
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

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父親の失踪により、母(双葉)と娘(安澄)の二人で生活する幸野家。安澄は学校でいじめをうけており双葉は安澄を必死にサポートする。しかし仕事中意識を失い、運ばれた病院で末期がんを宣告されてしまう。

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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

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なんだこの長いタイトルは…
と思ってなんとなく敬遠していましたが、最高にオシャレで最高にクールな一本でした。

ストーリーは悪友4人が儲け話を画策するも、逆に借金を背負うことになり、その返済のため奮闘
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サイコ(1960年製作の映画)

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初ヒッチコック!

物語は不動産屋で働く女性が会社の金を持ち逃げするところから始まります。緊張感のある展開と不安を煽る音楽…あっという間に物語に引き込まれました。

【以下ネタバレ注意】
見ている側と
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スミス都へ行く(1939年製作の映画)

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信念を貫き通すということ

ある州で選出された上院議員が急死したことにより、急遽後釜に推薦された主人公・ジェファーソン・スミス。彼の所属する州では新聞社を経営するテイラー一派や州知事による大規模な不正
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デスノート Light up the NEW world(2016年製作の映画)

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地上に落とされた6冊のデスノート。

この煽り文句だけでワクワクしちゃいますよね。デスノート世代の自分にとっては見ないわけには行かない一本。キャストも今が旬の3人、予告のときから池松壮亮がハマりまくっ
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運命の女(2002年製作の映画)

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大好きな荒木飛呂彦先生オススメ映画ということで鑑賞。実は情事サスペンスを見るのは初めてだったので少し緊張しました。

ストーリーは不倫ものです。妻の不倫によって、幸せな家庭を築いていたはずの家族が少し
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

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社会病質者がパパラッチとして成功していく話です。ジェイク・ギレンホールの怪演が話題となり昨年大流行しました。

今作の最大のテーマは「ビジネスと人格」人間性の破綻した主人公がビジネスで成功していく。監
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

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あの男が帰ってくる。

2001年に始まったボーンシリーズの第4作目にあたる本作。前作の『ボーン・アルティメイタム』から9年の時を経て、新章スタートです。

過去作から見直しましたが、時の流れを感じま
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ウォーリアー(2011年製作の映画)

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アル中の父親の元に育ち、別々の道に進んだ兄弟。お互いに格闘技の世界からは離れており、それぞれの人生を歩んでいたはずだが…

ロッキーが好きな人とかには絶対に見て欲しい一本。本作はボクシングでは無く総合
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何者(2016年製作の映画)

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「就活」と「SNS」を題材とした人間群像劇。SNSに親しんだ今の若者世代にとっては共感できる部分が多いはず。特に私の世代(平成5年生まれ)あたりは、就活時期も原作の舞台と近いため、あるあるどころの騒ぎ>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

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2009年に起きたUSエアウェイズ1549便の不時着水事故。乗客と乗組員155名全員が無事という、まさに奇跡としか言いようがないない生還劇。しかしこの生還劇の裏では機長の判断に対して厳しい追及が行われ>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

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〈怒り〉とはなにか。

八王子で起きた夫婦殺人事件から一年。犯人は未だに逃走を続けている。そんな中、東京、千葉、沖縄に現れた素性の知れない3人の男たち。彼らは一体何者なのか。

↓↓↓ネタバレあり↓↓
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真田十勇士(2016年製作の映画)

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真田十勇士
真田幸村に仕えた10人の家来。多くの作品に登場する彼らだが、実は彼らが実在したという証拠は無く、創作または家来をモデルにしたと言われている。

大阪の陣ファンを自称する(?)私としては、是
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ミックマック(2009年製作の映画)

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ある男のおかしな復讐劇。
『アメリ』のジャン・ピエール・ジュネ監督作品。ミックマックは「たくさんの陰謀」という意味らしいです。『アメリ』同様、色使いから、小道具から音楽までお洒落お洒落なんだけど今回は
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es [エス](2001年製作の映画)

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1971年に行われた「スタンフォード監獄実験」を元に作られた作品。この実験では被験者21人を看守役と囚人役の2グループにわけ、刑務所を模した施設でそれぞれの役割を演じさせたそうです。

6日間で中止を
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テラフォーマーズ(2016年製作の映画)

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2013年『このマンガがすごい!』受賞作品。進化したゴキブリvs人類という斬新な設定と、その類を見ない発想力で大ブームを巻き起こしたのは、皆さんの記憶にも新しいはず。私もコミックス愛読中です。(ここ最>>続きを読む

アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)

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確かポパイあたりで二階堂ふみちゃんが紹介してた作品。

「子供かよ…」とか思いながら見たけど、すげえ面白かった。独特な世界で繰り広げられるブラックコメディにあっという間に引き込まれちゃいました。アダム
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街の灯(1931年製作の映画)

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初めてのチャップリン!
ようやく鑑賞できました!

数年前に公開されたなんちゃってサイレント映画『アーティスト』は見たものの、本格的なサイレント映画はこれが初めて。演技や表情に集中できて楽しかったです
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キャロル(2015年製作の映画)

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人に惹かれる理由なんてわからない。

ルーニ・マーラとケイト・ブランシェットW主演の本作。60年以上前に出版された小説を映像化したものです。当時は禁断の小説と言われたこの作品が、現代になって幅広い人に
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君の名は。(2016年製作の映画)

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ずっとなにかを、誰かを、探してる。

公開日に一度観てきたんですが、味わいきれなかった部分が多かった気がして再鑑賞してきちゃいました。実は映画館で同じ映画を二度見るというのはこれが初めての経験。今回は
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

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あのフォー・ホースメンが帰ってくる!
偉そうな見出しつけましたが、実は前作未鑑賞。帰ってくるもなにも初めましてホースメンでした。正直楽しめるか不安でしたが、完全に杞憂。大画面から繰り出されるイリュージ
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サウルの息子(2015年製作の映画)

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トラウマ映画。
多分一生忘れられない作品。

同胞であるユダヤ人の死体処理をする特殊部隊ゾンダーコマンド。そこに属するサウルの目線から収容所内の様子を淡々と描いた作品。

本当に見ていられなくて、何度
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ミザリー(1990年製作の映画)

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雪山で自動車事故を起こした有名小説家がサイコパスおばさんに助けられるも監禁されちゃうお話。サイコ・スリラーの傑作。

どこにでもいそうなおばさんが、なんであんなに怖いんだ!!

ホラーはあまり見ないか
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

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Welcome to the 60's !!

ビックサイズの女の子トレーシーが夢を叶えるために頑張っちゃう映画。とにかく前向きになれる作品です。

映画見終わってからキャスト欄見て、本気でジョン・ト
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キングスマン(2015年製作の映画)

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『キック・アス』で知られるマシュー・ヴォーンが贈る新時代のスパイ映画。会話からアクションからとにかくスタイリッシュです。

「マナーが人を作る」

コリン・ファースほど「紳士」という言葉が似合う役者は
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セトウツミ(2016年製作の映画)

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「喋る」だけの青春。
キャッチコピー通り、瀬戸小吉(菅田将暉)と内海想(池松壮亮)の二人が喋り倒す会話劇。ダラダラ喋るだけの映画なんて聞いたことなかったので、どんな映画か心配してましたが、めちゃくちゃ
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

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第77回アカデミー賞作品賞受賞作品。ボクシングを扱った映画ではありますが、あくまでヒューマンドラマです。イーストウッド好きの友人に勧められて鑑賞しましたが、本当になんてものを見せてくれたんだ。(いい意>>続きを読む

デッドプール(2016年製作の映画)

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あんだけ予告見せられて、広告打たれたら、観に行くしかないでしょうってことでお祭り気分で鑑賞。わりと早い時期に行ったにも関わらずパンフレットも完売。さすがお祭り映画です。

わりと高評価のレビューが多い
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ジャングル・ブック(2015年製作の映画)

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ジャングルで育った少年モーグリの成長を描いた物話。圧倒的なフルCGは一見の価値ありです。

内容について詳しい言及をするのは避けますが、動物達との生活を通じて、自分らしさやルールについて考えさせてくれ
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