フェイニャオさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

風たちの午後(1980年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ちょっと変なもの食べちゃって…って言ってトイレで薔薇吐いたシーンでもう好きだった

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

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前作があまり面白くなかったので期待していなかったけれど、ハリーポッターの登場人物たちが出てくるのはやっぱ嬉しい。

クライマーズ・ハイ(2008年製作の映画)

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(地方)新聞の報道現場を垣間見ることができた。抜く抜かれるって本当に大ごとなんだな…良くも悪くも。
民家の電話を借りるの、話には聞いていたがこんな感じなのね。

ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(2019年製作の映画)

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My Foolish Heartの音滑らかでこんなに違うのかと思った
慈雨…夜光が反射する海面みたいだった

ジャズな紳士方の顔立ちが美しい

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

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美しくセンシュアルで、しっかり根を張ったような力強さもある。女性を主体的な存在として表し、対等で親密な関係、恋愛、欲望、性や身体まで意図的に描く意欲的な作品。
「眼差し」というものがとても雄弁で奥深く
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別離(2011年製作の映画)

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ここ数日の個人的な事情もあって、特に中年男性の高圧的な怒声とか畳み掛けるような物言いが続くことにずんときてしまったし、最初の方は失礼ながら凡庸な話なのかなとも思った。けれども中盤からどんどん、巧みなス>>続きを読む

ニーゼと光のアトリエ(2015年製作の映画)

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ドキュメンタリー出身の監督が構想13年撮影4年かけたとのこと。制作背景についてもっと知りたい。最後に使われていた実際の映像・写真は良かった。おそらくかなり事実に近づけようと取り組んだのだろうが、特に絵>>続きを読む

東京物語(1953年製作の映画)

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人と、肉親とかかわるとは、家族とはどういうことなんでしょうね。人に優しくすることの清らかさ。
この時代の日本語の美しさに嘆息。

白雪姫と鏡の女王(2012年製作の映画)

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チャーミング
エンディングがめっちゃインド映画でびっくりした

ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)

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親しい人から、雰囲気が似てる(おこがましい)し皮肉効いてて好きそうと言われた通り、ハンナ・アーレントの人物像がたぶん好きなんだと思う。本も読みたい。

危機的な状況にあるときに信頼できる味方が身近にい
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ジョン・ラーベ 南京のシンドラー(2009年製作の映画)

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加害のリアリティを知らない私たち
加害の重みを内面化できない私たち
支配、暴力、虐殺、修正、抹消、冒涜、差別、史実、責任、歴史、国家

女を修理する男(2015年製作の映画)

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性暴力は性欲の解消を目的とするものではない。人の尊厳を傷つけ支配するための暴力だ。戦時性暴力は被害女性を身体的・精神的に深く傷つけるばかりか、周囲の人々やコミュニティ、更にその先の世代までも痛めつける>>続きを読む

虹色の朝が来るまで(2018年製作の映画)

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期待してた以上に見てよかったと思える映画だった。某場面で図らずも泣いてしまった。
制作にまつわるお話も聞けて良かった!

i-新聞記者ドキュメント-(2019年製作の映画)

4.7

とても面白かったし、望月記者の人柄と取材の様子を見られて良かった。記者って本当にタフさが求められる仕事だな…。そして前・現政権のヤバさよ。
構成としてはもう少しそこ丁寧に補足すべきじゃないのというのも
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バウンド(1996年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

みんな死んでレズビアンの女と金だけが残る、映画はかくあるべし

新聞記者(2019年製作の映画)

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はっきり事実を基にした上で、良くも悪くもデフォルメされていた(窓無しで薄暗い内調の閉塞感演出はやりすぎでは)

人を傷つけたくない良心と必要な情報をきちんと取りたい使命感、他に遅れたくない焦り等取材の
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八日目(1996年製作の映画)

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男目線で作られた映画。

パスカル・デュケンヌの演技は上手かった。

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

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パリ、テキサスのナスターシャキンスキーでも思ったけど、青みピンクのニット(と同じ色のリップ)にブロンドって何であんなに可愛いの?

最後のシーン良かった。

珈琲時光(2003年製作の映画)

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一時期よく会っていた人が好きだと言った映画を4年経って観た。
CDのジャケットを見る一青窈の指がほっそりしてきれいだった。

クロエ(2009年製作の映画)

4.5

この映画好き。
ジュリアン・ムーアがかねてよりの私の好みど真ん中だった。本当に美しい。アマンダ・セイフリッドも素敵。

ラストのシーンはもっと良い仕様があったのではと思う。

RBG 最強の85才(2018年製作の映画)

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胸が熱くなった。勤勉さを尊敬する。
「最強の85才」とか、どうしてこうも陳腐でダサい邦題をこぞってつけたがるのか謎だけど。

中国の植物学者の娘たち(2005年製作の映画)

4.1

映像と音楽がものすごく美しい。

序盤のミンの演技はあまり良くなかった。
中国へのオリエンタリズム(とセクシュアルな/レズビアンの女性の描き方)に関して検討の余地も残る。
でも、アンが綺麗な裸足で松脂
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プリズン・サークル(2019年製作の映画)

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日本の刑務所にカメラを入れることがどれほど難しいかは想像に難くない。取材交渉に6年、撮影に2年、編集に2年を要したという。
昨年シンポジウムで坂上監督のお話を聞いた。暴力というもの、加害と被害に並外れ
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Lifers ライファーズ 終身刑を超えて(2004年製作の映画)

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『プリズン・サークル』と一緒に鑑賞。
終身刑のライファーズや他のサポーターが自分の経験をもとに受刑者を力づけて、暴力の連鎖を断つ役割を果たしているのはすごいことだと思った。
人間って、あの人は悪い人だ
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うたのはじまり(2020年製作の映画)

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絵字幕付き、ビデオレターは音声ガイド付きで鑑賞。
陽道さん、あたたかくて素晴らしい目の人だなと思った。
あの出産のシーンは稀有だと思う。場の人々の人柄や信頼、特別な瞬間が繊細に重なって撮れたんだな。と
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二十四の瞳(1954年製作の映画)

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私は戦争を体験していないけど、実際にその立場だったら「戦争反対」のレベルではなく本当に一生恨むだろうな。
戦争がどれだけ深く人びとを傷つけたか感じられる機会は貴重。
子役のキャスティングがすごいなと思
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アンダー・ハー・マウス(2016年製作の映画)

4.7

私は好き
性やセックスに対する価値観がかなりこの映画への評価を左右すると思う