aquakondoさんの映画レビュー・感想・評価

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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

愚直で真っ直ぐな人ほどこの社会を生き抜くことはしんどい。また人は生まれながらに不平等である。

ただただ普通に生きたいだけなのに、それを簡単に出来ない人もいる。

主人公が新たな一歩を踏み出そうとした
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母の聖戦/市民(2021年製作の映画)

3.8

コロンビアのメデジンカルテルが崩壊し、パンドラの箱が開いた状態の中南米メキシコ。

後半の犯人との面会シーン。犯人家族に神の報いがくだると言い放つ母に対して、お前もなと言い放つ犯人。原題「LA CIV
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ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ 4K 完全無修正版(1975年製作の映画)

3.8

曲は聴いたことあったけど、作品を観たのは初めて。

ゲイを主人公としたテーマで女性らしさとは何か、また有色人種にも触れた問題を60年代後半に映像作品として作っているゲンズブールにさすがとしか言えない。
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WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

3.3

バーバラローデンのことも全く知らず視聴。

ストーリー的な展開は「俺たちに明日はない」のオマージュ作品と感じる。

1970年の作品で(現代でもですが)女性の監督作品としては珍しいということもあるのか
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

スピルバーグの自伝的映画ともあって、今までの作品のような壮大なスケールで作られたものではないが、純粋な映画好きにはとても心に響く作品だと思います。

至るところにスピルバーグ作品の礎となる要素が含まれ
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CURE キュア(1997年製作の映画)

3.8

ザ黒沢清の世界観といったところでしょうか。

カメラワーク秀逸です。

役所広司、萩原聖人、うじきつよし、ちょっとしか出てませんがでんでん、洞口依子など演技良いです。

美しい星(2017年製作の映画)

3.8

こんな名作があんまり世に出ていないことに驚きを感じました。

というか原作が三島由紀夫と知らず、途中演劇的な世界観になんとなく納得。

原作を読んでみたくなりました。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

友人から面白かったと言われ内容をなんとなく聞いていたが、その説明ではなんのこっちゃと思って気にはなっていた作品。

観てみると確かに面白いし奥が深い。

人種、ジェンダー、言語etc色々な近代的な問題
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.0

原作を読んだ上での視聴。

本編ではなかなか表現出来ないところも含め、監督、編集者の話しを聞くと納得はいくけど、映像表現の難しさを感じる。

ただ、ドラマとしてのキャスティング等は納得。

キッドナップ・ブルース(1982年製作の映画)

3.6

こんな作品があったことも知らなかったし、かなりシュール。

後はとにかく色々レア。タモさんが主演でその他豪華キャスト。

写真家の浅井慎平さんの作品ってこともあり、いい感じの昭和の情緒感が漂うカット多
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ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

3.5

ツインピークスファミリーが大勢出てて、なんだかほっこりしてしまった。

ただこれでカンヌ獲ったんだと思ってしまったかな…

ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間(1992年製作の映画)

3.9

ドラマでは見えていなかった部分が大分回収されているし、映画ならではのグロさがあって面白い。

デビットボウイ、良い味出してます。

黒猫・白猫(1998年製作の映画)

4.5

アンダーグラウンドでもぶっ飛んでたけど、この作品もぶっ飛んでる。

人生は喜劇。

このコロナ禍で是非みんなに見てほしい映画かも。

Endless Waltz エンドレス・ワルツ(1995年製作の映画)

3.9

色々な意味で泣けてくる作品…

改めてこの作品を観ると若松監督のどストレートさが理解出来る様な気がします。

広田さんおっぱいおっきい。

ファンシイダンス(1989年製作の映画)

3.9

中学か高校生の時に見て以来久々に見たけどやっぱり面白い。

シコふんじゃったメンバーは元より、周防監督なりの仏教観も盛り込まれ、今見るとまた違った感じで見れた。

鈴木保奈美、やっぱりかわいい。彦摩呂
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台風クラブ(1985年製作の映画)

3.8

バブル真っ只中の80年代を象徴する作品。本当の貧しさが無くなっていく昨今、こういった青春群青劇もまた無くなっていくんでしょう。

相米さんのこの世代の描き方好きです。暗さの中に笑いがある。(飛び降りて
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ストップ・メイキング・センス(1984年製作の映画)

3.8

友人にアメリカンユートピアを勧められ、それを見る前に観賞。

元々トーキングヘッズのコアなファンではないけれど(アルバムのサイコキラー77、リメインインライト、トゥルーストーリーしか聴いたことない)、
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セガvs.任天堂 Console Wars(2020年製作の映画)

3.5

コークvsペプシを見ても分かるように80、90年代のビジネスモデルって共通してる。

作品の中でのセガの本社社長を見て、日本ではあのタイプの社長が未だ大半を占めている様に思われるし、その結果ここ20年
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.0

複雑な環境下に育った二人のスケボー仲間を長年撮り続け、友達だからこそ描ける苦悩や葛藤がこの作品には詰まっている。

だからこそここには真実がある。

監督ビン・リュー、あっぱれ。

止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

3.5

東京の制作会社で働いていた時の上の人達がまさしくこの映画に出ていた人達と同世代だったので、その当時の思いがぐっと込み上げてきたのだが、同時に今の自分の現状に不甲斐なさを感じてしまいました…

若松フリ
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ばるぼら(2019年製作の映画)

2.5

何もかもがチープで色々残念過ぎて何も言えないです…

二階堂ふみ脱ぎ損じゃないの…

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

こういった生き方に憧れる人もいるだろうなぁってすごく思いました。

自分も30歳過ぎて仕事辞めてバックパッカーで約3年海外を放浪しましたが、結果日本に帰って来て普通に生活している訳で…

誰もが予想し
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ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

4.0

前に観たと思ってたけど、ほとんど覚えていなかった…

改めて、出てる役者さん良いですね。橋口作品の常連含めて豪華だと思います。特にリリーさん的役じゃないでしょうか。

夫婦とは一体なんなのか…この当時
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.8

ゼロベースのオリジナルで低予算で面白い‼︎

ブラボー‼︎

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

あの当時の時代背景、登場人物ともにわかりやすいように描いている(編集している)のと共に、世間に対する三島由紀夫の見え方を今だからこそちゃんと描いているというか、ドキュメンタリーなのでうまく編集している>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

地元に住む難しさ…地方の人にしか分かりません…

その地方出身者からすると、色々な要素が入り混じっていて、またその複雑な要素(感情)が素直に感動しました。

ケーシーアフレック良い役者ですね。

ちょ
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インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.5

所々に散りばめられたブラックユーモアは、さすがスパイク・リーといったところ。

透明人間(2019年製作の映画)

3.5

まぁ、ありがちな展開なんだけど、映像技術の進歩で今までに無い面白さがあった。

しかし、結局なぜ彼女だったのだろう…

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.0

親父と一緒に鑑賞してたけど、親父は早々に退室(酔ってだけど)

昔イケメンで売った俳優の勇退的な映画ですかね。

以上。

殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.9

実際にあった連続強姦殺人事件を元にした作品で、この映画の上映から何年か経って犯人が捕まったという…

前半のコミカルな雰囲気から、後半のあのダークな感じの持って行き方、冒頭の田んぼのシーンから最後同ポ
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