あきらさんの映画レビュー・感想・評価

あきら

あきら

映画(55)
ドラマ(1)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.0

特撮がとにかく素晴らしい。この技術でさまざまなものを見せてほしい。脚本は悪い時代の日本映画特有の薄っぺらさとウェットさでうんざり。足して2で割ってこの点数。

パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

カーチェイスとアクションともに盛り込まれた作品。とにかく子役がかわいい、健気、もうこの子助かってください、と星に祈りたくなる。ラストは、あのまま終わった方が詩情があっていいかなとも思ったのだが、こうい>>続きを読む

大日本帝国(1982年製作の映画)

2.5

ウェットでお決まりの描写。ムード歌謡がお似合い。

新選組血風録 近藤勇(1963年製作の映画)

2.9

歌右衛門の顔芸、腹芸の一作。ああ、こういう作風もあったのだなあと遠い思い。キャストが豪華なので、今の大俳優がこんなとこに的な答え合わせ的にも面白い。

グスコーブドリの伝記(2012年製作の映画)

3.1

絵柄が幻想的で美しい。いつまでもその世界の中に浸っていたくなるほど。しかし、最後を曖昧にしてしまったのはいかがなものだろうか。それ以外はすばらしい。

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.7

蒼井優の演技が素晴らしかった。また、セット、小道具などの美術も演出も時代感をうまく表していてとてもよかった。

激動の昭和史 軍閥(1970年製作の映画)

3.0

2・26事件から原爆投下まで駆け抜ける戦中。軍部はもちろん、さらにはマスコミの責任、国民の熱狂などがないまぜになって、どんどんどつぼにハマっていく日本。

Z Bull ゼット・ブル(2018年製作の映画)

3.5

バカ映画っちゃバカ映画なんだろうけれど、そのバカさ加減がなかなか痛快。

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.3

もっとアクションシーンがあった方が嬉しかった。着ぐるみの喧嘩は鉄板に面白い。

226(1989年製作の映画)

2.5

皇道派の青年将校によるテロを描いた作品。テロ翌日、眞崎甚三郎(丹波哲郎)が勲一等旭日大綬章をわざわざ佩して登場、組閣の大命をあてにしていたことがちゃんと描かれていてよかった。事件が起きるや青年将校を弁>>続きを読む

引っ越し大名!(2019年製作の映画)

3.3

古文書などを丹念に読み解いた上で書かれた原作をエンタメに仕上げた作品。その塩梅がなかなかよくて楽しめるものではあるのだけれど、そしてわかりやすくするために強めのキャラ立ちにしているのも理解できるのでは>>続きを読む

将軍家光の乱心 激突(1989年製作の映画)

3.0

カルト的人気がありそうな作品。CG誕生前なので、全部実際にやっていて、「馬、大丈夫?!」と叫びそうになったり、怪我が心配になったり、物語の本筋とは別の次元でハラハラドキドキ。あと劇中歌が画面と合わない>>続きを読む

龍が如く 劇場版(2007年製作の映画)

2.0

「龍が如く」は7,8とプレイ。以前のことが知りたくて映画をみてみたのだけれど………。映画自体の出来はまあ、なんというか、論じることもないかな、と。

奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

3.0

期待して見たのだけれど、発想は面白かったし、コメディ要素も悪くなかったのだけれど、結構雑な作りであまり楽しめなかった。

ねらわれた学園(1981年製作の映画)

2.5

学生映画と戦隊モノが合体したような作風が逆に新鮮。

天国にいちばん近い島(1984年製作の映画)

1.5

ほんとに天国に連れてかれそうになった。小林稔侍と酒灼けした声の女性のキレっぷりが枠を外したスケール感。

麻雀放浪記(1984年製作の映画)

3.8

敗戦直後の雰囲気をとてもよく感じられる白黒の画面が秀逸。そしてその中で取り憑かれたようにギャンブルに走る男たち。ほとばしる業の熱量がたまらない!

コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

3.3

北のハンサム、長身、アクションきれきれのエリートと南のぶさいく、ちび、失敗ばかりのだめ刑事とのバディムーヴィー。正反対の二人がやがて……というよくある筋立てではあるけれど、その間の描写がちゃんと描きこ>>続きを読む

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

役者陣はどなたも好演だったと思う。でも2年前から無人のアパートでわざわざ2Fにあげる必要はあるのだろうか(しかも犯人は……)とか、細かなところが気になってしまった。黄色い服、腕時計、最後に回収されると>>続きを読む

チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

3.5

自分の高校時代と真逆の「みんなで力を合わせて困難を乗り越えて成功を勝ち取る」映画。若い頃なら「けっ」っていう感想だったかもしれないが、そろそろ見え始めた老境、若い子が頑張ってる姿に落涙してしまうのでし>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

映画が好きで映画に愛された少年がやがて神と出会う奇跡のストーリー。その中でのエピソード一つ一つがどれもかけがえない青春の物語。

セトウツミ(2016年製作の映画)

3.6

こうしたドラマは「間」が肝だったりする中、この映画の「間」はちょうどいい塩梅だったように思えました。原作が好きで観たのですが、期待を裏切らない時間の流れ、よかったです。

新しき世界(2013年製作の映画)

4.0

ファン・ジョンミンが愛らしくて愛らしくて。途中のエピソードもドキドキの連続。好きすぎる。

キャラクター(2021年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

危ないって思って走り出すのに、なぜそこにいる警官を連れてこないのか、すごく不思議。日本映画に時々見られる、いきなり「急に叫ぶ」「急に走る」、それで窮地に陥る。あれが苦手。人はそんなに馬鹿じゃない。はず>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.0

恐ろしいほどの臨場感。画面作りにものすごく工夫が凝らされている気がする。だからこその「もうやめてよお」とほんとに怖くなる。撤去予定の600m超のタワーによじ登ろうとする冒険大好き女子二人の物語。単純に>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

記事1つ書くかどうかでこれだけのドラマになるってすごい。日本の全マスコミにこの映画を見てほしい。そして恥を知って欲しい。

別れる決心(2022年製作の映画)

4.0

「TAR」といい、マーラーの交響曲第5番のアダージェット、最近人気なのか。ストーリーは転回を重ね、予想とは違う方向へ進んでいく。その中で映像の描写がすごく素敵で、映画っていいなって何度も思った。

女神の継承(2021年製作の映画)

3.7

お、これは「エクソシスト」的な話かと思いきや、なかなかの発展系ストーリー。しっかり楽しめました、いやな気分で。映画って、いい気分、いやな気分ともども、日常で味わえない心情に連れてってくれるところが素敵>>続きを読む

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

演劇的な(映画と演劇って演出が違う)、ちょっとオーバーな演出にのれなかったけれど、確かに2分だけのタイムループってアイデアは斬新。にしても、和旅館で働いてる人がフランス料理店経ずにいきなりフランス行く>>続きを読む

ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

4.0

シスターフッドものとしてもガンアガり、最高。それにつけてもミシェル・ヨーの座持ちの良さよ。何かで落ち込んだ時はまた見返したい映画。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.5

こういう映画に出会うのって、なんだか得した気分になる。ちゃんとしてて、楽しませてくれて、ニコニコしながら観終わる感じ。もちろん、観終わって最悪な気分になる映画も大好きなんだけれど。

真夜中のパリでヒャッハー!(2014年製作の映画)

3.5

ストーリーが進むにつれ、巻き込まれた主人公の焦りと裏腹に、だんだんエスカレートしていくパーティ、もう最後はカオスかよって感じに家全体が震えるほど。カールじいさんもマリカーも愛妻家も爆笑。邦題はいかがな>>続きを読む

カンダハル 突破せよ(2023年製作の映画)

3.0

「モガディシュ」とか「ローンサバイバー」とか、毛色は違うけれど「アルゴ」など、周り全部敵という状況でいかに生き延びるか、脱出するか、そうした絶対絶命スリルものの映画。イランイラク戦争でイラクを支持して>>続きを読む

黄龍の村(2021年製作の映画)

3.5

見始め、「これはダメだ、合わない、きつう」と思っていたところ、まさかの展開に。小気味よいアクション、青春を犠牲にしたという割にゆるい感じなど楽しめました。

>|