arさんの映画レビュー・感想・評価

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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.7

てんこ盛りでとっ散らかりながら進む壮大な前振り笑 ほぼ貸切の大スクリーンで笑いながら鑑賞する劇場版コナン、何はともあれ予想の斜め上を行く仕上がりで今年も最高でした!コナンのテーマ曲があまり流れないのが>>続きを読む

ひとよ(2019年製作の映画)

3.8

全俳優の演技が圧巻で予想外に充足感を得た。程よい刺激のある脚本と絶妙な演出もよい。ポスターがなんかちがうからマークするか迷った。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

恐怖で平和を保つなんて虚しい史実。国が天才を潰してどうする。戦争が科学技術を発展させるなんてひと昔前の言葉だと願うばかり。それにしても待ち侘びたノーラン作品!歴史や関連人物、物理を予習して鑑賞。このど>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.9

暗躍する女たちの頭脳プレイ怖!強!スターウォーズのお手本作品だけあり壮大な内輪騒動ご健在。こうしてチャニ以外誰も理解できなくなっていく笑 大作すぎて心情描写は大味かなと感じつつもそれを超える映像音響で>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.0

赤ちゃんレディは魅惑的で最強。無知から発されるベラの言動には目も耳も塞ぎたくなったけど、成長とともに痛快になっていた。ただ人間30年目のぺーぺーには、ポップな解釈も高尚な理解にも至れずちょっとキツかっ>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.6

さすが売れっ子、安定のストーリー展開と差し込まれる遊びはもはやお家芸。ただそんなことより私はダイジンが心残りで仕方がなくて... だからちょっと皮肉めに売れっ子といいました涙

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.3

少数でリズミカルかつコンパクトに展開するドラマ版に慣れすぎて、映画の余白や余韻みたいなものが贅沢というより冗長に感じてしまったけど岸辺露伴シリーズだいすき〜

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.5

起承転結のある映画というより、美術館にあるようなテーマにフォーカスされた自然で美しい映像作品を観たていた感覚に近い。ホアキンフェニックスもウッディノーマンも素晴らしい役者さんだな〜

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

たまに行くババガンプシュリンプ誕生秘話まさかの初見。ババ!!!!!夢の中のような展開でたのしい脚本。激動のアメリカ史をただ実直に走り抜けたフォレストに笑って涙した。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.8

ピアノの音色で改心を...というシーンをぼんやり予想していた平和ぼけ現代人は、現実を突きつけられて言葉を失いました。ピアノの音色は全然覚えてない。

常田大希 混沌東京 -TOKYO CHAOTIC-(2021年製作の映画)

4.0

それしかできない不器用さと、それだけは極めてできる才能。混沌という言葉が似合う。常田大希、かっこいいね〜

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.0

平面映像が体に染み込んでくる感覚になるのは、まさしく空気を揺らして届く"音響"のおかげなんだろう。幾重にも重なる音それぞれに職人の技やアイディアが。
フォーリーやってみたい〜

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

原作の普遍的な教えが宮崎駿にしかできない表現でスクリーンに映し出されていくから、ひとつずつ想像して考察していくこの時間がとてもたのしい。それは駿作品と一緒に育った私たちだからこそ得られる醍醐味であり、>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

4.0

音楽愛に溢れた作品、アランメンケン万歳。アニメーション以上に陽気で賑やかなカルチャーを感じられて良かったし、セバスチャンがいい仕事するのよ...と昔は当然アリエル中心で見ていたはずなのに、セバスチャン>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

 \マンマ・ミーア!/
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.7

開始5秒で傑作の予感は確信に!450席余りの巨大シアターには観客たったの12名。いつもなら人に吸収されるはずの音が四方八方へ跳ね返り、地響き並みに迫力満点。立川監督×櫻井脚本コンビの大人なコナン、10>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

万に一つの成功例だとしても、挑む人間がいないと掴む土俵にすら上がれないのも事実。ペーペーの雇われ会社員の気持ちがしっかり一丁前になって、心の炎がぽっと熱くなりました。
さらっと笑いで流れたけどNBAの
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.1

ずっと心臓が締め付けられてた。努力を努力と苦労を苦労と感じない夢中の大。大のようにあれたらどれほどいいか。悟空やルフィのような圧倒的主人公の彼を取り巻く人間模様に涙が乾かなかった。
新橋の赤鼻サラリー
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My Best Friend's Wedding/My Best Friend's Sweating(原題)(2011年製作の映画)

3.0

こんなカオスを共感して創り合える親友がいるって最高だね、12年後にアカデミー賞取ってるよ!

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.3

カオスで無意味で愛おしい。マルチバースは様々な特技を身につける所、本当につよい戦い方を教えてくれる師の存在はまさに灯台下暗し。
これ企画どうなってるんだろうと確認したら、スイスアーミーマンで愛するダニ
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LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語(2011年製作の映画)

4.0

空想の世界が大好き。ただ現実を慈しむ心は持ち続けたい。飲みすぎて無になった日も、達成感に溢れた特別な日も、地獄みたいな日も、死ぬまでの人生を彩る平等で大切な時間。

RRR(2022年製作の映画)

5.0

これは言葉を失う笑 全身に轟く凄まじい音響と圧倒的な画力、それをも凌駕するふたりの漢。涙は出るわ心拍上がるわ、もう錯乱と放心で度肝を抜かれ、すっかり言葉を失った。大優勝!!
IMAX、ドルビー推奨。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

4.3

こども向けファンタジーの域を超えて、この世の理を描き抜いたクレしんの名作。思い馳せて泣くしかない。

ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

5.0

気が狂うほどこの世界を夢見ていた小学生は、いい歳になった今でも心の中にホグワーツがありますよ。そんな同窓会に出られてもう感無量。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.5

苦手だったIMAX3D鑑賞がむしろ功を奏し、ナヴィの世界に目も心もすっかり奪われ感涙。映像、音響、空間技術の進化がストーリーの大味感を超えてきた。
ちなみに前後両サイド中国人で何ごとかと尋ねたら、本国
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セブン(1995年製作の映画)

4.0

誰よりもこの世界に絶望していた彼が、誰よりもこの結末を見たがっているように見えた。ああ、と落胆すら感じられなくなった表情はもう生きていても仕方なさそうにも。考察すればするほど絶望の沼に落ちていく傑作。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.9

既視感だらけの人間模様や情景に、内心どんな展開になるのかビクビクしながら観ていたけど、どんな出会いも粗末にせず、自分の人生に実直で、何より友情不滅で笑、予想よりもずいぶん心穏やかに見終わることができて>>続きを読む

Fear & Shame(原題)(2017年製作の映画)

3.6

"this batman trailer is crazy"っていうYouTubeコメント読むまでがセット笑

キング(2019年製作の映画)

3.6

大喜利『こんなロバートパティンソンはイヤだ』の期待を超えた怪演っぷりに、面白すぎて登場シーン2度見した笑 放蕩息子ハルの成長ではなく、王という孤高の立場に順応していってしまう様が何とも哀しい物語。
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最後の恋のはじめ方(2005年製作の映画)

3.9

何この職業、斬新!ウィルスミスハマり役。仕組まれてても思いやり、ヘマしても愛嬌!ハッピー!

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.6

ショーンやチャッキーのような恩師や友達の顔が脳裏に浮かんで心が満たされ背筋が伸びた。マットデイモンとベンアフレックは幼少期から近所に住む親友で、お互いに俳優を志すも鳴かず飛ばずだった頃に書き上げたのが>>続きを読む

コーチ・カーター(2005年製作の映画)

4.3

勝利を約束されながら、勝利よりも得難い大切なものを手に入れる若者たちのお話。清々しいほど輝く青年たちの姿に照らされて、逆に私たち大人は胸を張れるだろうか?135分かけて丁寧に語りかけてくれる名作。

HUSTLE ハッスル(2022年製作の映画)

4.0

まるでパス回しのようなテンポで会話やシーンが展開されて、音楽や映像はNBAらしいカッケェ〜感じそのもの。その上役者は現役選手なんて、もうファンにはたまらないだろう良作。機内のパンがあざとすぎて、にわか>>続きを読む

アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.4

全部盛りした結果、壮大かつハートフルなストーリーがサクサク展開されてしまい、どれも心に刺さり切らないまま予想通りのエンディングで幕下り... 映像も俳優も素晴らしいだけに勿体ないし悔しくなって、ちょっ>>続きを読む

ロマンティックじゃない?(2019年製作の映画)

3.6

ラブコメ2作連続で観た最後の〆にぴったりの選択でした!(Netflixのアルゴリズム万歳)

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