arさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティ(2004年製作の映画)

3.5

キラキラの粉を被って願いを唱えるとタイムスリップする!みたいな脚本、今の私に書けるだろうか... ドアを開けたら若き日のマークラファロ◎

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.5

沢山のノイズに溢れた中で、変わらない選択をしたふたりは最強、プリキュア!知識は財産、麻雀は嗜み。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.3

SFコメディなんてウソ!狂ったフィクションのようでほぼ実話。モブキャラのようになすすべもなく、こんなSFコメディみたいな世界で生きてることが怖くなって、笑いながらも身につまされる作品だった。面白かった>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

内省的なルビーの心を開放する唯一の歌は、聾者の家族には聴こえない。聴こえないのに届く歌ってなんだろう?その過程に溢れ出した涙が最後まで乾かなかった良い作品。お兄ちゃんの彼女兼親友がシンプルですき。

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.7

HAはもはやアート笑 フランシスに親近感感じるひとは観ていて恥ずかしいか、懐かしい気持ちになるはず。今の自分はちょっぴり懐かしかった。ニューヨークをダッシュするフランシスが愛おしい!

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.5

たまにある、近すぎて客観的に感想をまとめられない、いい映画。それはだいたいグレタガーウィグ作品なんだけど、彼女とこの監督はリアル夫婦。私たちにも似たような経験があって、これからも起こりそうで、10年後>>続きを読む

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

3.7

タイトルそのもの。才能に心が追いつかない天才にとって、微かな希望は破滅を選択するための呼び水でしかない。そうやって常にブルーになるための選択をするし、ブルーであることを確認するために幸せを感じてみると>>続きを読む

名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.6

期待通りの共感性羞恥シーン、セリフ、ありがとうございます!来年も劇場で観ます!けど、もっとコナンのBGMかけてほしかった。今回のMVPは博士一択。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

4.3

"もう監督最高!笑" 過去3作と同じ気持ちで見てはダメだけど、セルフパロディには愛しかないし、終始徹底した現代への警鐘と皮肉には笑い涙を流して拍手した。あの2人をもう一度という願いから、あのフランス人>>続きを読む

マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

3.8

"戦争に勝った"じゃなくて、"戦争が終わった"と叫ぶシーンが印象的だった。トリニティーに出会ったネオの選択、素晴らしかった!観てよかった!

マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.6

今作で一気に見える世界が広がって、一気に壮大さが増した。前作から4年が経過していて映像美は格段に上がっていたけど、ストーリーは来たる最終章への序章感つよめで1の衝撃が忘れられない。預言者との会話がすき>>続きを読む

マトリックス(1999年製作の映画)

4.3

超衝撃!世界観、凄い。キアヌリーブスが体を反って銃弾避けるか、片手で静止するかのシーンしか知らず、生体バッテリーには面食らった...まさかこんな物語だったとは。ネオが救世主である理由は運命じゃなく、己>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.7

キリンといい、ダンブルドアといい、親子の愛を感じざるを得ない心洗われる回。なによりアイツの実直さ、優勝〜!魔法使いが優秀で呪文を唱えず魔法を使える設定なのがハリポタファンとしてはちょっと寂しい。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

ロバート・パティンソンのブルース・ウェインが哀愁と悲壮感たっぷりで良い。一瞬"え?"ってなった着地も2年目の新米感があってすきです。そんな新米くんの登場曲が大御所ダースベイダーのテーマのように聴こえて>>続きを読む

劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

4.3

日本のサラリーマンお父さんは全部吉田鋼太郎に演じて貰えば良いのでは?ってくらい愛おしい!この歳になってゲームの世界に興味が湧いてきた。映像も綺麗。出てくる人みんないい人、いい映画。
マイディーさんのご
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.6

社会派ドラマ多めで個人的には好印象だった今作。なにより世界の使用人にありがとう〜

紅の豚(1992年製作の映画)

3.6

初鑑賞。戦争や恐慌の時代に反して明るい登場人物達、豚の姿をしたポルコ。だからって野暮なことは聞くなよ?というスタンス、浪漫でした。

On Your Mark(1995年製作の映画)

4.3

宮崎駿書き下ろしチャゲアスのMV。程よく残る重さと微かな希望、そして膨大な考察。やっぱり駿は巨匠だ。持論や大義あるクリエイターならではというか、僕に頼むということはこういう事だよ?と当時財力に溢れた音>>続きを読む

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.8

もうMAPPAは原作に命吹き込む天才集団!戦闘シーンが特に最高。覚醒した乙骨の叫びを聞いたら、やっぱり緒方さん以外考えられない。あまりの主人公感に、虎杖から主役の座を奪ってしまうのではと心配になったよ>>続きを読む

ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.8

ナンテコッタ...役者陣の演技にシビれた。一通り見てから、もう一度要点を見ると、わりと伏線張り巡らされてることがわかって面白い。そしてとにかく弱ってるレオ様が尊い。

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.7

ノマドを支えようとする家族や隣人がいることに安心した。それでもノマドを選んでるんだから、社会の不条理だとかそういうことを言う気にはならない。アメリカの広大な土地と空を背景に、慎ましく気高く生きるノマド>>続きを読む

ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.6

小刻みに伏線回収してくれて、小さな満足感が重なった結果、見せ方の勝利!内容の割にはすっかり気持ちよく完走〜レオンの監督だと知ったのは今でした。なるほど、オシャレバイオレンス!笑

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.6

フレンチディスパッチの前学習で初めてのウェスアンダーソン!レトロモダンな世界観でまとめた中にちょこちょこブラックユーモア差し込んでくる遊び心がいい感じ。エンドロールのちっちゃなおじさんもいい感じ。

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.9

生きづらいだけじゃダメだったのかな、辛い。みんな美しく羽ばたいていったことが救い。つよぽんの演技を拝むだけでも超価値ある作品。フィクションだからこその展開なのか、どうなのか...百聞は一見にしかずな名>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.1

ナチスや戦争は二度と繰り返しちゃいけないくらいバカバカしい人間の歴史なんだと思うと、この作品くらいシニカルにコミカルに、皮肉たっぷりのキャラクターとセリフで描いてくれた方がなんか本質を捉えてる気がして>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

自分の人生を歩み始めてる!と実感して、生き生きとしていくモブキャラガイに心掴まれた!(普通の銀行マンがゲームの世界で活躍する話かと思ったら、なんと!)ああ、全ては想像力!大切にしていたウォルトディズニ>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.9

スターウォーズ、ハリーポッター、ロードオブザリングなき今、こういうSF超大作を映画館で観たかった!!それだけで嬉しくて満足。ブォォォォォンという重低音が歴代SF史上過去最多(個人調べ)で、今もずっとブ>>続きを読む

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.5

思春期の多感な感情のすべてに、ちゃんとハマってくる多様な音楽。ビジュアルも多彩。感性の保養になる作品。

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.0

物理的に空気を揺らして届く音と、心の声のように思考した言葉が聞こえるというのは、同じ聞こえるでもずいぶん違う。とはいえ、一方を聞いてしまうと、もう一方は聞こえづらくなることに、確かにそういえばそうだな>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

3.9

"論理的に大丈夫"をきちんと積み重ねて、賢く前向きにユーモア交えて窮地を乗り越えていく主人公、尊敬する。宇宙映画=ほぼ死or超未来戦争というイメージが覆された、おもしろい〜!

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.4

犯人ご対面の瞬間、ほっこりしてしまうキャスティング笑十人十色の小話が小気味良く差し込まれて、馴染みある俳優さん達を5分足らずの尺で沢山観れるので、それだけでたのしい!

クルエラ(2021年製作の映画)

3.9

陰湿な空気に包まれた70年代ロンドンを舞台に、ラグジュアリーファッション界と対比するように鳴り響くパンク・ロックが印象的。そこへエマストーン扮するクルエラ登場なんてカッコいいに決まってる!あの憎み切れ>>続きを読む

ハリー・ポッターと魔法の歴史(2017年製作の映画)

3.5

学問からも読み解けるなんて、なんて物語なんだハリーポッター!もう、生涯楽しませてもらいます。JKローリングが最も辛い時期に、それまでのあらゆる経験を詰めるだけ詰めた作品だと言っていたけど、この広い世界>>続きを読む

一人っ子の国(2019年製作の映画)

3.8

特に農村部に残る男尊女卑の思想や労働集約型の産業構造がこの政策の闇を増幅させていた事実を知ると、生まれてきた命以外の登場人物にはなんとも同情し難いものがあった。安直な政策への批判というより、当事者の視>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.8

地球で心機一転、勝ち組を目指す地球外生命体界の負け組ヴェノム。なにその設定、愛おしすぎる。エミネムピッタリ!