arさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.8

映画〜って感じのロマン詰まった作品なんだけど、なんと実話。池井戸シリーズかと思った。マットデイモン扮するシェルビーのフェラーリ社に向けた姑息な妨害行為が、小学生のそれでウケる。これからマリカーする時は>>続きを読む

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.0

ダニエルくんがとてもポジティブな気持ちでこの役を引き受けたという記事を読んだので、仕方ない観るか...と重い腰を上げて鑑賞。その記事を読んでいなかったら、全世界のファンは、お通夜です。とても不思議な脚>>続きを読む

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.4

私の親戚みたいだよ〜と言われ続けて早12年、ようやくこの夏に鑑賞。2009年はまだ3GでガラケーとiPhoneが混在してる世の中か。だけど未だにAIの暴走はSF。そんな世界とは対照的に、広大な田舎の土>>続きを読む

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.3

美しい雅治、麗しいゆり子。知性ある大人たちも、いざ恋愛となるとエラーばかりで居た堪れないですね。しっとりとしたスペインギターの音色が心地よい。原作の文庫化を待ちきれず、映画を見てしまったことだけが心残>>続きを読む

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.4

セリフがほんとに良い。97分で締める潔さも良い。一貫してバースデーパーティーを主張するザックの伏線も良い。ジイさん達も渋くて良い。要はこの作品めっちゃ良い。"Friends are family yo>>続きを読む

時をかける少女(2006年製作の映画)

4.5

息子ができたらチアキと名付けよう。
毎度エンドロールで再会する映像が流れる奇跡を祈ってしまう。ああ、夏。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

まだあどけないスティーブが、かっけえええ!って魅了されて初めてスケボーショップに入った時の緊張と高揚、少し背伸びしちゃって恥ずかしい、けどやっぱりワクワクが溢れて止まらない!の感じが初々しくてきゅうっ>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.8

主人公やヒロインに限らず、みんなそれぞれ気高く生きていたのが良かった。
そして手紙っていいな、改めて。冷静にLINE未読365件と、手紙未読365通って全然印象違うもん。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.2

シンジに限らずそれぞれにあるそれぞれの歴史を、ファンが望む喜ぶ形で綺麗に終わらせてくれた。誰ひとり立ち上がらないエンドロール。私も宇多田ヒカルの歌に乗せて、流れる大勢の関係者の名前を追いながら、何十年>>続きを読む

名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.8

もう!笑 年々現実離れが加速するする大惨事はお手のもの。オープニングから制作陣の気合いを感じるダイナミックな演出に、これだからコナンは映画館で見ないと始まらないね!と拍手したくなった。オリンピック、リ>>続きを読む

ピーター・パン(2003年製作の映画)

4.0

ジェレミーサンプターのピーターパンにメロメロになる最強の作品。大人びた視線でウェンディをネバーランドに誘うシーンが印象的。映像も音楽も豪華絢爛、本当に素敵で今見ても面白い。ディズニーのピーターパンより>>続きを読む

ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

5.0

嵐の前の静けさのような不穏な空気が漂う終わりへの序章作。自分の死でさえ目的を果たすための一手と捉えるダンブルドアも、なんの倫理観もなくただリリーを想う気持ちだけをものさしに生きるスネイプも、共感できな>>続きを読む

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

5.0

大人たちの言うことが必ずしも正しいわけではないことを悟って、自らが立ち上がらなければと頼もしく成長し始めたハリーたち。新世代の新時代を予感する大切な作品。シリーズで唯一ちょっとかわいいスネイプを見るこ>>続きを読む

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.0

ケイトや家族との時間を知ることがなければ、別に自称全てを手に入れた男として人生を謳歌できたのに、クリスマスに運命を翻弄されるジャックは少し可哀想だった。だけど天が二物を与えたくなるような人柄だったジャ>>続きを読む

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

5.0

マグルの世界と同様に魔法界にも若さ漲る青春いっぱいの時間がある事をシリーズ最も感じられる本作品。各校の登場シーンもかっこいい。セドリックよ永遠なれ。

セッション(2014年製作の映画)

4.3

何度見ても心拍数が上がってしまう本作品。友情でも師弟関係でもない、高次元で共鳴し合った2人の関係性はなかなか興味深いし、面白い。素敵な彼女も志のために自ら振って、後々ちょっとほろ苦いのはデイミアンチャ>>続きを読む

名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

3.8

警視庁、警察庁、検察庁の三角関係に目をつけ、テロを起こすとは、コナン製作委員会何者?仕事ばかりの安室さんに、とんでもないタイミングで「彼女いるの?」と聞くコナン最高。そしてその答えはさらに秀逸。共感性>>続きを読む

The Stunt Double(原題)(2020年製作の映画)

3.5

"Vertical Cinema(縦型映画)"ビルから落下するような上下の動きが活かされているシーンは酔ってしまいそうなほど臨場感があって面白い。スタントマンをテーマにしたデイミアンチャゼルの勝利!>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.6

格段に上がった映像美と比例するようにエヴァの世界も14年経っていた衝撃。シンジと同じくらい私たちも困惑して疲弊したQ。ミサトの汚い家が恋しい。カヲル〜

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.8

アスカのおかげで陰湿なエヴァワールドに活気が出た。ダンケシェン、アスカ!
戦闘中に合唱曲が流れるのはシンプルに怖い。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.7

今まで何となく聞いて歌っていた「残酷な天使のテーゼ」の歌詞も、今は母親の歌だと理解できて切なく響くようになった。海が真っ赤なのは本当にびっくり。シンジに幸あれ!と思うものの、ゲンドウに褒められたいって>>続きを読む

星の王子ニューヨークへ行く2(2021年製作の映画)

3.5

映像よりも舞台化をおすすめしたいくらいパフォーマンスが素晴らしい本作品。ストーリーは基本的に先が見えるし、33年間前と相変わらず下ネタ、ご法度、問答無用のジョークの嵐なんだけど、ディズニー映画を見た後>>続きを読む

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.2

張り込みのために買い取ったチキン屋が繁盛するなんてもう笑笑笑 盗聴シーンですっかりこのファミリーを好きになって、最後まで振り注がれるギャグの応酬に終始笑いっぱなし。なにより俳優陣の演技が最高だった!최>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.7

坂元さんの紡ぐ物語や台詞は飾り気がないようであって、とてもすきだ。良くも悪くも心臓がきゅっとなるシーンに懐かしさを感じて、ちょっと俯瞰して見てる自分がエモかった。

名探偵コナン 緋色の不在証明(2021年製作の映画)

3.5

高校生まで毎週録画していたコナンも、ここ10年ほど(そんなに経ったのか笑)は映画専門になってしまい、YouTubeの"黒の組織ピックアップ集"しか追えていなかった私にとっては、赤井ファミリーのエピソー>>続きを読む

走れ、絶望に追いつかれない速さで(2015年製作の映画)

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もう終わりだと絶望しても、それは自分だけで、この世は相変わらず進むな〜と虚無のギャップを感じたことがある。そこから抜け出せなくなる人もいれば、私達のようにまた進み出せている人もいる。ろくなこと成し遂げ>>続きを読む

ネバーランド(2004年製作の映画)

3.9

実在する家族との温かな交流と摂理の別れから着想を得て綴られたことを知って、改めて現実の世界が好きになった。子供の頃のフィルターを通してみたこの世界はどんなだっただろう?少し懐かしくも羨ましくもなった。>>続きを読む

星の王子ニューヨークへ行く(1988年製作の映画)

3.9

なんかとんでもない映画を観てしまった!!!笑笑バブリーな装飾に振り切った前時代ギャグがたまらん(なのにハートフル)。王子の歩く全ての道に花びらが撒かれるのいい。そんなドッキリ仕掛けたい。

スペース・スウィーパーズ(2020年製作の映画)

3.7

韓国SFここまで来たのか、ハリウッド映画に匹敵する映像技術は拍手もの。安心して見れるストーリーも悪くないし、挟まれる小ボケにくすっとできる所も良い。宇宙のハズレ者にしてはソンジュンギが可愛すぎる笑いや>>続きを読む

5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

3.5

みんないいひとで、テンポよく不安なく観れる。自分の仕事をここまで好きだと言って敬意を払い自信を持ってる同僚がいたら間違いなく応援する。この仕事っていい仕事なんだってこっちまで自信がつくから。元医者が移>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.9

もう高校生wwwの連続で、みんな愛おしい。ファッションも装飾も演出も見ていて楽しかった。ただパラサイトに似た衝撃にびびる。

美女と野獣(2017年製作の映画)

3.9

あ〜これはベルも惚れるよなと違和感なく受け入れてるくらい野獣の愛嬌が伝わってくるの凄い。言わずもがなエマワトソンは最高〜

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.0

目的を持って邁進する時間も、ただ木漏れ日にほころぶ時間も等しく人生を彩る瞬間で、等しく大切だと言うことをふんわりと語りかけてくれる。目的のない人生に生きる意味なし!とか極端な考え方で自分を苦しめてるひ>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.5

最高!21歳で足洗って仕事して、私よりよっぽど社会貢献してるやないかい!純朴な少年レオさまの瞳に瞬殺される。メリークリスマス!