このレビューはネタバレを含みます
大人たちが手を尽くしても暴走を続けるベニー。その結末は『テルマ&ルイーズ』と『フロリダ・プロジェクト』の掛け合わせのような痛快さで覆った悲劇で幕を閉じる。(たぶん『テルマ&ルイーズ』はかなり意識されて>>続きを読む
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わかってはいても、あまりにも人権が軽んじられる世界を白黒で描かれると遠い昔の話のように感じてしまうが、ことあるごとに「いやこれ三年前に西側の国で起こったことじゃん」とびっくりし続ける。
一方でエピロー>>続きを読む
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眠さを覚える序盤を過ぎれば、濱口マジックにより淡々とした描写なのにぐいぐい引き込まれる。
しかしどう咀嚼すればいいのか一晩中悩みそうなラストシーンで呆然。
彼は手負の子鹿を抱えた親鹿になってしまったの>>続きを読む
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意外と純粋な恋愛劇がストーリーの根幹になっていて、静かな展開だけど飽きることなく見れた。
1割くらいはモデラーのお仕事映画要素があり、VRでのスカルプトを見てるのも純粋に楽しい。
クラブでナンパしてお>>続きを読む
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呪いは血や名前によるものでなく、半強制的に継承させられた「男らしさ」やそれに基づく成果へのプレッシャーであったことを端的に示し、連鎖する悲劇からかろうじての再起を示唆するラストシーンで100点。
ザッ>>続きを読む
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なんか全然楽しめなかった
IMAXの巨大スクリーンで神妙な面持ちの俳優たちのアップを暗いライティングで見せられ続け眠気が襲う。ちょいちょい寝落ちしてたのもあるとおもうけど、それにしても総集編のような話>>続きを読む
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演出の古臭さを感じる部分や演技の嘘臭さに若干違和感を覚えつつ、それも仕掛けの一部に。岡田将生は「ウソくさい」人を演じさせたら天下一品。
常に人を欺いて自分が上手になってると思い込んでる厨二サイコパスは>>続きを読む
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マブリーパンチは相変わらずなのだけど、しかしちょっと小慣れた感がでてしまってるような、あるいは単純に見飽きてしまったのか、、
ラストバトルの痛快さは健在。でもやはり一作目・二作目と繰り返されたことの予>>続きを読む