もしや、モニター越しに殺人ショーを愉しんでいる謎組織の人間達は、テレビの前でスプラッターを愉しむ俺達を比喩しているのでは?
なんて考えたのだけれど、そこに映画的意味を見出だせなかった。
それはそうだ>>続きを読む
タヌキマリオ&マリオ3のBGM!ノスタルジーと興奮で3cm腰が浮いたね。おじさん泣かせんなよ。
誰しもそんなシーンがあったではないかな。
ゲームかそのまま飛び出したキャラクターは、こんなにも愛らしい>>続きを読む
男女による共犯って、案外こんな感じにエスカレートしていくのかもな、って。
"神戸ヴィーガン"は本作屈指のパンチライン。
「男2人の復習と贖罪の物語。」
と題するのは間違いではないと思うのだが、悲惨な結末に反して清々しい気持ちが染み渡るのは何故だろう。
それは2人が心の深い所で望んでいた場所に辿り着く結末でもあったから>>続きを読む
仲間と酒飲んで、飛行機乗って、喧嘩して、浜辺でスポーツして、悩んだら女とロマンスして、飛行機乗って、大団円。
これは間違いなくトップガンや!
勿論、前作よりパワーアップした戦闘機の機上シーンは凄か>>続きを読む
果たしてこの両親は"毒"なのか?
1.子供に教える価値観のすり替え。
"すり替え"というと聞こえが悪いが、ある意味では"再定義"とも言える。
言葉、行動、物品の持つ価値を両親なりに再定義したに過ぎな>>続きを読む
マーシャルとブルックス。
笑い合う2人がこの作品のハイライトではないだろうか。
双方から自然と込み上げてくる無邪気な歓笑、そして嘲笑は長年連れ添った者達による幸せ空間を演出する。
しかし、2人が秘め>>続きを読む
優しさに溢れている。
見返りを求めない優しさである。
必要以上に言葉を発さず、そっと差し伸べ、そっと受け取る。
自分が恵まれているか否かを知る為には相対的な基準だけを秤にかけず、決定権はいつも自分の>>続きを読む
考えれば考える程後から面白くなる映画だった。
家族という小集団の虚構が暴かれ、崩壊してゆくドタバタ劇を見せながら、その実は末っ子トモコが家族の中で唯一深い繋がりを持っていなかった事を指摘する、とても>>続きを読む
3回声出して笑った。
ⅰ. 釈明を望む夫が必死に追い掛けてくるのに、取り合おうとしない妻アグネス。
夫のしつこさも凄いが、アグネスどんだけ話聞こうとしねーんだ!と。
ⅱ. 爺2人が木の周りでチェン>>続きを読む
改めて考えてみると、日本の幽霊、お化けの類はそれぞれ個別の容姿を持ち、つまりはアイデンティティを有しており、本作のGHOSTの様に記号化された表現が無い様に思うがどうだろう?
個別の容姿を失したGH>>続きを読む
物語の舞台はボスニア紛争停戦直後のボスニア・ヘルツェゴビナなのか。
明確にはされていない。
水源たる井戸に死体が投げ入れられ水が汚染された。
派遣された水周り専門のNGOチームは死体を引き揚げる為に>>続きを読む
いわゆる
頭空っぽで楽しめる系映画。
重い映画観る前のアイドリングとして観る系の映画。
弾みでウォッチリストに入れたものの、観ずにリストから外すのが忍びなくて観る系の映画。
よくよくみたら監督がチャー>>続きを読む
SF要素の無い当監督作品は初。
そもそも実話ベースという事すら鑑賞後に知る。歴史に疎いとはかくも哀しい。
今作に限らず当監督作の素晴らしいのは、場面転換の何気ないカットで不穏な空気感を表現出来るセン>>続きを読む
話を整理するのがなかなかにムツカシイな。
ヨハネの黙示録よろしく幻視体験を得た4人(四騎士)がおり、厄災をもたらす存在だと。さらに四騎士各人の命が尽きると厄災が起こると。
同性愛カップルと養子の家族>>続きを読む
やっぱりウィル・スミスって格好良いのだな、と再確認。
百発百中のスナイパーという中二病くすぐりまくりの設定と相まって痺れた。
逆に権力獲得、秘密保持の為なら手段を選ばない指揮官ウォラーが徹底的にクソ>>続きを読む
作品テーマの内に性的対象化に対するアンチが込められているのは明白か。
ともすれば胸糞悪くなりそうなテーマをサスペンスホラーの作風でカムフラージュしていたが、難しい部分も多かったようだ。
主人公が夜な>>続きを読む
んもぅー!2回観ちゃったよ!
今回もノイズに気を取られる鑑賞体験になったけれども、複数の鑑賞で腑に落ちる事もあった。
今作を1言でまとめると、「ドラマ版の後半15分と監督の映像的フェティシズムを交互に>>続きを読む
ひっくり返した金魚鉢を被って思いっきり人間然とした宇宙人と、脚を曲げない様に心配りをしながらテクテク歩いてくるロボットを観た時は「んっ!」と息が詰まりそうになったが、最後まで気の抜けない面白SFだった>>続きを読む
てっきりこの宇宙人は人的な外観を伴う存在だと思い込んでいたので、最後の旅立ちはどうなってしまうのか凄く惹き込まれてしまった。やられたなぁ。
医者が早い段階でただの精神病患者と異なる感覚を得て、プロー>>続きを読む
逆恨み系映画なのに奥行きが深い!
何が凄いって、映画1本まるまるっと
"俺を受け容れぬ者は全て悪"というジョーカーの価値観1点突破である事。
そして、制作側がその価値観に完全に加担している事。
作>>続きを読む
全体通して既視感という呪縛から逃れる事は出来なかったが、在り来りに真摯に向き合っている点は好感が持てた。
序盤で幸福な家族と純朴な友情をゆっくり描いていた事。
不穏な影が内部(家族)と外部(謎の接触>>続きを読む
のっけからMetronomyのチープでいながら、音のワクワク感で身体をスローに揺さぶるいつものやつにニヤニヤしながら観てゆくと、ニヤニヤがエンドロールまで止まらない良作だった。
おバカ1人でも厄介な>>続きを読む
涙が出た。
頭上から降り注ぐ水を歓喜して掬い揚げる群衆とシリーズを愛する人達の姿が重なった。
ファンにとってこのラストを迎えるまでに胸中に渦巻く複雑な思いは2時間ではなく、27年と2時間という途方も>>続きを読む
Part1と2でレッドゾーンまで上がり切ったテンションを奈落まで突き落とすこの出来。
なんでこうなった!
気になった事多々あれど、2つに絞ろう。
ひとつ。
みんなそこまで乗り物好きじゃないよね、感>>続きを読む
残酷な描写が子供の精神の醸成に与える影響が如何ほどのモノか知らねども、脳みそに深く刻まれる事は事実。
現に幼少期にこの映画を観た俺の海馬には"子供のブーメランで頭すぱぁーーん!"の記憶しか残っていなか>>続きを読む
突如始まるマッドマックスマラソン。
一作目に当たる今作観たら辞められない止まらない。
暴力とスピードの坩堝に引き摺り込まれちまっただろうが!
しかし何ですかこの疾走感。
アスファルトの細かい隆起が車>>続きを読む
今回も自分で箱に入って丁寧に包装紙まで巻いて配送してもらう粘着おじさんw
想像するだけでかわいいのだ。
訓練用の鉄砲を実弾にすり替えたり、意図を理解していない子供を騙そうとして逆に翻弄されたり、労苦>>続きを読む
おじさんだってがんばってるんだよォ。
人形だから時々バチコーーン!!って吹っ飛ばされたりするのにそれでも諦めない粘着おじさんw
人殺されてるのに笑っちゃったり、ちょっと殺人鬼応援しちゃったり、日常では>>続きを読む
"AI暴走パニックもの"を現行のネットワーク家電のシステムでやり、ついでにチャイルドプレイの包装紙でパッケージした作品。
予想外に違和感なく観れた。
というのも、かつてのチャイルドプレイとは全く別物と>>続きを読む
昔のアメコミの雰囲気をしっかり残しているのはティム・バートンの仕事が作品に合っていたからだろう。
背景もセットセットしているのだけど、コミックっぽくて嫌な感じが全然しないのだ。昔の映画はこういうの多>>続きを読む